2023年6月29日13時43分
Armadillo-IoT ゲートウェイ A6E の新規リリースを行いました。
このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。
ドキュメント
Armadillo-IoT ゲートウェイ A6E 製品マニュアル (v1.6.0)
- 「7.1.7. 無線 LAN アクセスポイント (AP) として設定する」追加
- 「10. Web UI によるセットアップ」追加
- 「11.3.5. 設定ファイルの編集」に、chache と DO 出力の説明追加
- 「11.7.2. Linux カーネルをビルドする」の、Linux カーネルファイル名を変更
- 「11.12. Device Tree をカスタマイズする」の、画像をCOM8 I2C4 固定のため差し替え
- 「13.3.4. LTE (Cat.M1)」に、LinMux ドライバ説明追加
- 「13.3.11. LED」の、LED 名称を修正
- 「13.3.13. I2C」に、I2C4 を追加
- 「15.23.4. 拡張基板の設計」「15.23.4.2. 水平方向に拡張した場合の接続例」追加
- 「表 15.16. CON8 信号配列」の、CON8 pin 12,13 を I2C4 に固定
- 誤記修正
Armadillo Base OS (3.17.4-at.7)
Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。
SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルのSWU「イメージのインストール」 を参考にしてください。
ABOS Web 1.0.0
- 新規リリース
ABOS Web は、Web ブラウザから Armadillo の動作設定を行う機能で、ABOS を搭載する全ての Armadillo に対応しています。 ABOS Web は、バージョン v3.17.4-at.7 以降の ABOS に組み込まれていますので、 お手元の Armadillo の ABOS のバージョンがそれより古い場合には更新してください。
ABOS がすでに設定されている場合には ABOS Web がデフォルトで起動されません。起動させたい場合はインストールディスクをご利用ください。
Linux カーネル (linux-at-5.10.185-r0)
- カーネルパッケージの名前は linux-at-a6e から linux-at-a6 に変更されて、Armadillo 600 シリーズの共有カーネルとする。パッケージリポジトリの provides で「linux-at-a6e」としてまだインストール可能です。
- linux-stable/linux-5.10.y merge 180-> 185
- armadillo-iotg-a6e_defconfig: USB Video Class ドライバをデフォルト有効(モジュール)に変更
Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。
u-boot (2020.04-at16)
- ロールバックコマンドを Armadillo IoT G4 のコマンドに更新しました。具体的に、rollback先が存在しない場合に rollback しないように修正されて、boot.scr のブートスクリプトが存在する場合に処理するようになりました。
- ハードウェア watchdog を u-boot で有効にするように修正。今までは Linux カーネルが有効にしていましたが、カーネルのロード中に不具合が発生した場合はリセットできない状態でした。正常の場合に影響ありません。
abos-base (1.20-r3)
- abos-ctrl rollback を実行する際に B面の状態を確認してからロールバックを行います。 インストールが失敗した後などに間違って切り替えなくなります。
- abos-ctrl make-installer:
- SD カードに書き込まれている u-boot を保存する修正。以前の make-installer では eMMC 側の u-boot で起動していました。
- インストールディスクの a6e-gw-container を installer_swus/ ディレクトリに移動して、make-installer でそのディレクトリを削除するように修正。以前の make-installer は標準イメージの書き込み時点で a6e-gw-container をアップデートしようとして、インストール時にもまたインストールさせようとしていました。この修正でインストールされなくなります。
- user-partition をご利用の場合に再び mkfs を実行するように修正
- ファイル出力の場合に GPT のバックアップヘッダを壊さないように修正
- abos-ctrl restore-kernel 新規コマンドの追加。カスタムなカーネルをインストールした後に、リポジトリで提供されているカーネルに戻るヘルパーです。
ATDE
debian package
mkswu 4.13
- mkswu --init 時に ABOS Web のパスワードを設定させます。パスワードを設定しない場合は ABOS Web が起動しません。mkswu --init がすでに実行された場合は追加質問だけされます。
- swdesc_exec で転送するファイル名の拡張子部分を保存するようにしました。apk add 等のコマンドに必要です。今後の swupdate の更新ではファイル名は完全に保存されます。
- ロールバックやブートイメージ書き込み後のインストール失敗の場合は、次のアップデートでブートローダーをコピーするように修正しました。
- rootfs 暗号化の場合の swdesc_boot_linux や細かい暗号化の対応を修正しました。これまでに失敗したことがない場合は影響ありません。
at-dtweb 2.9.0
- Armadillo-640/610(linux-5.10-at) のサポートを追加
- spi cs0-3のクロックが逆順に割り当てられる問題を修正(Armadillo-640/610)
- USB_OTG*_VBUS と USB_OTG2_ID の定義を修正(Armadillo-610)
- CON8 の 12,13 ピンを I2C4 用に予約(Armadillo-IoT A6E)
イメージファイル
- Armadillo Base OS SWUイメージ baseos-6e-3.17.4-at.7.swu
- インストールディスクイメージ baseos-6e-installer-3.17.4-at.7.zip