製品アップデート

Armadillo 製品アップデートのお知らせ (2024年02月/Armadillo-600シリーズ対象 2回目)

2024年2月27日18時15分

Armadillo-600シリーズのソフトウェア、ドキュメントをアップデートしました。

このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。

Armadillo Base OS 用

ドキュメント

Armadillo-640 製品マニュアル Armadillo Base OS 対応 (v4.6.0)
  • Armadillo Twin に関する情報を追加
  • 「3.2.3.5. SWU イメージのインストール」 に ABOS Web を使用したインストールを追加
  • 「3.11. ABOSDE によるアプリケーションの開発」 を追加
  • 「3.12. CUI アプリケーションの開発」 に 「3.12.4. コンテナのディストリビューション」 を追加
  • 「3.13. C 言語によるアプリケーションの開発」 に 「3.13.4. コンテナのディストリビューション」 を追加
  • 「5.3. ABOSDE で開発したアプリケーションをアップデートする」 を追加
  • 「6.9. ABOSDE から ABOS Web の機能を使用する」 を追加
Armadillo-610 製品マニュアル Armadillo Base OS 対応 (v4.6.0)
  • Armadillo Twin に関する情報を追加
  • 「3.2.3.5. SWU イメージのインストール」 に ABOS Web を使用したインストールを追加
  • 「3.11. ABOSDE によるアプリケーションの開発」 を追加
  • 「3.12. CUI アプリケーションの開発」 に 「3.12.4. コンテナのディストリビューション」 を追加
  • 「3.13. C 言語によるアプリケーションの開発」 に 「3.13.4. コンテナのディストリビューション」 を追加
  • 「5.3. ABOSDE で開発したアプリケーションをアップデートする」 を追加
  • 「6.9. ABOSDE から ABOS Web の機能を使用する」 を追加

Armadillo Base OS (3.19.1-at.1)

Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。
SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルのSWU「イメージのインストール(A640)」またはSWU「イメージのインストール(A610)」 を参考にしてください。

今回のバージョン (3.19.1-at.1) から Armadillo Twin に対応しました。
ご利用をご検討中の方は Armadillo Twin を参照ください。

alpine 3.19

Armadillo Base OS で使用している alpine のベースを alpine 3.19 に更新しました。

いくつかのコアのプログラムが更新されました:

  • openrc 0.48 -> 0.52
  • openssh 9.3 -> 9.6
  • podman 4.5.1 -> 4.8.3
  • networkmanager 1.42 -> 1.44
  • iptables コマンドは iptables-legacy の実装から iptables-nft に切り替わりました

上記の更新に互換性がありますが、カスタムな iptables ルールなどを使用している場合は手元のデバイスで動作確認をしてから遠隔更新を行ってください。 問題の疑いがある場合に フォーラム にてご連絡ください。

ABOS Web 1.2.3

  • 「設定管理」ページのRest API トークン一覧にトークンをコピーするボタンを追加

armadillo-twin-agent 1.0-r0

  • 新規追加

armadillo-twin-agent は バージョン 3.19.1-at.1 以降の ABOS に組み込まれており、Armadillo 起動時に armadillo-twin-agent も自動起動します。 但し、3.19.1-at.1 以前の ABOS からソフトウェア更新によって最新バージョンの ABOS に更新した場合は、自動起動しません。

Linux カーネル (linux-at-5.10.210-r0)

  • linux-stable/linux-5.10.y merge 209 -> 210。
  • armadillo-iotg-a6e_defconfig: iptables-nft の更新に合わせた built-in のモジュールの調整
    • 以前のバージョンでは古い iptables のコードがカーネルに組み込まれていたため「Warning: iptables-legacy tables present, use iptables-legacy to see them」の警告が出力されました。モジュールと組み込まれているコードの入れ替えだけなので、動作自体には影響ありません。

Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。

abos-base (2.3.1-r0)

  • abos-ctrl podman-rw等:
    • コンテナが実行中の場合に停止させるかどうかの確認を追加

上記以外の変更

  • /etc/localtime のタイムゾーンファイルを変更できるように対応しました。 Armadillo Base OS 3.19 以降では /usr/share/zoneinfo に Tokyo 以外のタイムゾーンもインストールされるようになり、/etc/localtime のリンクを更新できるようになりました。

ATDE

debian package

  • mkswu 5.4.1
    • armadillo-twin-agent のサービス有効化および任意コマンド有効化の例を追加
    • タイムゾーンを変更できるように対応

VSCode Extension

  • Armadillo Base OS Development Environment 1.7.0
    • ABOS Web 経由で Armadillo のコンテナ情報取得や SWU インストールを行う機能を追加

VSCode Project

  • C App Project 1.0.1
    • packages.txt の末尾に改行がない場合最後のパッケージがインストールされない問題を修正
    • VSCode でファイル保存時に自動的にファイル終端に改行を追加するオプションを有効化
  • Python App Project 1.2.2
    • packages.txt の末尾に改行がない場合最後のパッケージがインストールされない問題を修正
    • VSCode でファイル保存時に自動的にファイル終端に改行を追加するオプションを有効化
  • Shell App Project 1.2.2
    • packages.txt の末尾に改行がない場合最後のパッケージがインストールされない問題を修正
    • VSCode でファイル保存時に自動的にファイル終端に改行を追加するオプションを有効化

hawkBit アップデートサーバーの docker-compose コンテナ

hawkbit サーバーのコンテナを更新する場合に mysql:// の url を対応できなくなったので、 バージョン 5.4 では mariadb:// に変更しました。
コンテナを更新する場合はスクリプトをダウンロードしなおして、setup_container.sh を再実行することでコンフィグファイルが更新されます。