製品アップデート

Armadillo 製品アップデートのお知らせ (2024年2月/Armadillo-IoT A6E対象 2回目)

2024年2月28日10時24分

Armadillo-IoT ゲートウェイ A6E の新規リリースを行いました。

このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。

注意事項: 対象: Armadillo-IoT ゲートウェイ A6E Cat.1 モデル

今回のアップデート Armadillo Base OS (3.19.1-at.1) にて、
LTE モジュールを電源オフする際のウェイト時間を追加しております。
本バージョンより電源オフ時間と LTE モジュールの電源オフにかかる時間が 10 秒増加します。
LTE の再接続処理で LTE モジュールの再起動を伴う動作と、Armadillo の電源オフ時間に影響があります。

LTE モジュールが電源オフとみなす電圧まで降下するの時間が足りていなかったため、ウェイトを追加しております。

ドキュメント

Armadillo-IoT ゲートウェイ A6E 製品マニュアル (v2.6.0)

  • Armadillo Twin に関する情報を追加
  • LTE モジュール ELS31-J/EMS31-J の製造元をタレス DIS から Telit に変更
  • 「3.2.3.5. SWU イメージのインストール」 に、ABOS Web を用いて SWU イメージをインストールする方法を追加
  • 「表 3.10. 入出力インターフェース(CON6)の入出力仕様」 の内容修正
  • 「3.11. ABOSDE によるアプリケーションの開発」 の追加
  • 「3.12. ゲートウェイコンテナアプリケーションの開発」 の構成変更
  • 「5.3. ABOSDE で開発したアプリケーションをアップデートする」 の追加
  • 「6.11.5.1. Rest API へのアクセス権の管理」 に、Rest API トークン一覧に表示されているトークンをコピーする TIP を追加
  • 「6.12. ABOSDE から ABOS Web の機能を使用する」 の追加
  • 誤記修正

Armadillo-IoT ゲートウェイ A6E +Di8+Ai4 製品マニュアル (v2.6.0)

  • Armadillo Twin に関する情報を追加
  • LTE モジュール ELS31-J/EMS31-J の製造元をタレス DIS から Telit に変更
  • 「3.2.3.5. SWU イメージのインストール」 に、ABOS Web を用いて SWU イメージをインストールする方法を追加
  • 「表 3.9. 入出力インターフェース 1(CON6)の入出力仕様」 の内容 修正
  • 「3.12. ABOSDE によるアプリケーションの開発」 の追加
  • 「3.13. ゲートウェイコンテナアプリケーションの開発」 の構成変更
  • 「5.3. ABOSDE で開発したアプリケーションをアップデートする」 の追加
  • 「6.11.5.1. Rest API へのアクセス権の管理」 に、Rest API トークン一覧に表示されているトークンをコピーする TIP を追加
  • 「6.12. ABOSDE から ABOS Web の機能を使用する」 の追加
  • 誤記修正

Armadillo Base OS (3.19.1-at.1)

Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。
SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルのSWU「イメージのインストール」 を参考にしてください。

今回のバージョン (3.19.1-at.1) から Armadillo Twin に対応しました。
Armadillo Twin のご利用をご検討中の方は Armadillo Twin を参照ください。

Alpine 3.19

Armadillo Base OS で使用している Alpine のベースを Alpine 3.19 に更新しました。

いくつかのコアのプログラムが更新されました:

  • openrc 0.48 -> 0.52
  • openssh 9.3 -> 9.6
  • podman 4.5.1 -> 4.8.3
  • networkmanager 1.42 -> 1.44
  • iptables コマンドは iptables-legacy の実装から iptables-nft に切り替わりました

上記の更新に互換性がありますが、カスタムな iptables ルールなどを使用している場合は手元のデバイスで動作確認をしてから遠隔更新を行ってください。
問題の疑いがある場合は フォーラム よりお問い合わせください。

ABOS Web (1.2.3)

  • 「設定管理」ページのRest API トークン一覧にトークンをコピーするボタンを追加

armadillo-twin-agent 1.0-r0

  • 新規追加

armadillo-twin-agent は バージョン 3.19.1-at.1 以降の ABOS に組み込まれており、Armadillo 起動時に armadillo-twin-agent も自動起動します。 但し、3.19.1-at.1 以前の ABOS からソフトウェア更新によって最新バージョンの ABOS に更新した場合は、自動起動しません。

Linux カーネル (linux-at-5.10.210-r0)

  • linux-stable/linux-5.10.y merge 209 -> 210
  • armadillo-iotg-a6e-els31.dts: 規定の電圧まで落ちていなかったため、poweroff 時のウェイトを 10 秒から 20 秒に延長。
  • armadillo-iotg-a6e_defconfig: iptables-nft の更新に合わせた built-in のモジュールの調整
    • 以前のバージョンでは古い iptables のコードがカーネルに組み込まれていたため「Warning: iptables-legacy tables present, use iptables-legacy to see them」の警告が出力されました。モジュールと組み込まれているコードの入れ替えだけなので、動作自体には影響ありません。

Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。

abos-base (2.3.1-r0)

  • abos-ctrl podman-rw等:
    • コンテナが実行中の場合に停止させるかどうかの確認を追加

上記以外の変更

  • /etc/localtime のタイムゾーンファイルを変更できるように対応
    • Armadillo Base OS 3.19 以降では /usr/share/zoneinfo に Tokyo 以外のタイムゾーンもインストールされるようになり、/etc/localtime のリンクを更新できるようになりました。

ATDE

debian package

  • mkswu 5.4.1
    • armadillo-twin-agent のサービス有効化および任意コマンド有効化の例を追加
    • タイムゾーンを変更できるように対応

VSCode Extension

  • Armadillo Base OS Development Environment 1.7.0
    • ABOS Web 経由で Armadillo のコンテナ情報取得や SWU インストールを行う機能を追加

VSCode Project

  • C App Project 1.0.1
    • packages.txt の末尾に改行がない場合最後のパッケージがインストールされない問題を修正
    • VSCode でファイル保存時に自動的にファイル終端に改行を追加するオプションを有効化
  • Python App Project 1.2.2
    • packages.txt の末尾に改行がない場合最後のパッケージがインストールされない問題を修正
    • VSCode でファイル保存時に自動的にファイル終端に改行を追加するオプションを有効化
  • Shell App Project 1.2.2
    • packages.txt の末尾に改行がない場合最後のパッケージがインストールされない問題を修正
    • VSCode でファイル保存時に自動的にファイル終端に改行を追加するオプションを有効化
  • GW App Project 1.3.2
    • VSCode でファイル保存時に自動的にファイル終端に改行を追加するオプションを有効化

ゲートウェイコンテナ (2.5.0)

  • Alpine 3.19 にアップグレード

アップデート機能については製品マニュアルの アップデート機能について を参考にしてください。

hawkBit アップデートサーバーの docker-compose コンテナ

hawkbit サーバーのコンテナを更新する場合に mysql:// の url を対応できなくなったので、 バージョン 5.4 では mariadb:// に変更しました。
コンテナを更新する場合はスクリプトをダウンロードしなおして、setup_container.sh を再実行することでコンフィグファイルが更新されます。