製品アップデート

Armadillo 製品アップデートのお知らせ (2024年04月/Armadillo-600シリーズ対象 2回目)

2024年4月23日17時00分

Armadillo-600シリーズのソフトウェア、ドキュメントをアップデートしました。

このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。

ドキュメント (Armadillo Base OS 向け)

Armadillo-640 製品マニュアル Armadillo Base OS 対応 (v4.9.0)

  • 「hawkBit サーバーから複数の Armadillo をアップデートする」の章を削除し 「3.2.3.1. SWUpdate とは」 に hawkBit の利用に関する注意を追加
  • 「3.2.5.1. 初期化インストールディスクの作成」 にシリアルコンソールに関する説明を追加
  • 「4.4.4. 開発したシステムをインストールディスクにする」 にインストール実行時に再生成するファイルに関する説明を追加
  • 「6.8.6.10. Rest API : ABOS Web 制御」 を追加
  • 誤記および分かりにくい表記の修正

Armadillo-640 Node-RED™ 開発ガイド (v1.4.0)

  • 「4.6. AWS へデバイス情報を送信するフローを作成する」 を追加

※1 Node-REDは、OpenJS Foundationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

Armadillo-610 製品マニュアル Armadillo Base OS 対応 (v4.8.1)

  • 「hawkBit サーバーから複数の Armadillo をアップデートする」の章を削除し 「3.2.3.1. SWUpdate とは」 に hawkBit の利用に関する注意を追加
  • 「4.4.4. 開発したシステムをインストールディスクにする」 にインストール実行時に再生成するファイルに関する説明を追加
  • 「6.8.6.10. Rest API : ABOS Web 制御」 を追加
  • 誤記および分かりにくい表記の修正

Armadillo-610 Node-RED™ 開発ガイド (v1.4.0)

  • 「4.6. AWS へデバイス情報を送信するフローを作成する」 を追加

※1 Node-REDは、OpenJS Foundationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

Armadillo Base OS (3.19.1-at.3)

Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。
SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルのSWU「イメージのインストール(A640)」またはSWU「イメージのインストール(A610)」 を参考にしてください。

バージョン 3.19.1-at.1 から Armadillo Twin に対応しました。
ご利用をご検討中の方は Armadillo Twin を参照ください。

hawkBit は 2024年3月22日 に行われたバージョン 0.5.0 へのアップデートで WebUI を廃止しました。 これに伴い、今後 OTA によるアップデートを行いたい場合は、 Armadillo Twin の利用を推奨します。
なお、hawkBit 0.4.1 の配布は継続していますので、こちらを利用する場合は Armadillo-640 開発用ツールまたは Armadillo-610 開発用ツールから 「Hawkbit docker-composeコンテナ」 をダウンロードして展開してください。
hawkBit に関する詳細な情報は hawkBit 公式サイトを参照してください。

インストーラー

  • Armadillo 640 の OP-A600-AWLMOD-20 と OP-A600-BTTHMOD-21 オプションモジュールがインストール時に搭載されている場合に自動的に「armadillo-640-con9-thread-lwb5plus.dtbo」を有効するように変更

ABOS Web 1.3.1

  • ABOS Web を再起動するための REST API を追加

armadillo-twin-agent 1.2-r0

  • 最新のSWUpdateに対応
  • その他軽微な修正

armadillo-twin-agent は バージョン 3.19.1-at.1 以降の ABOS に組み込まれており、Armadillo 起動時に armadillo-twin-agent も自動起動します。 但し、3.19.1-at.1 以前の ABOS からソフトウェア更新によって最新バージョンの ABOS に更新した場合は、自動起動しません。

Linux カーネル (linux-at-5.10.215-r0)

  • linux-stable/linux-5.10.y merge 213 -> 215。
  • Armadillo 640 の OP-A600-AWLMOD-20 と OP-A600-BTTHMOD-21 オプションモジュールを使う場合(armadillo-640-con9-thread-lwb5plus.dtboあり)にまれに wlan が立ち上がらない問題の修正

Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。

mkswu (6.0-r0)

  • セキュリティに関する修正:以下の全ての条件でローカル権限昇格 (LPE) の可能性があります:
    • Armadillo Base OS に root 以外のユーザーを追加した場合、またはコンテナから Armadillo Base OS の /tmp ディレクトリへ書込み可能になっている
    • インストール可能な swu が存在する (証明書とバージョンのチェックが成功する)
    • 上記 swu のインストールが失敗する
  • 2023 年 4 月からワーニングを出力している swdesc_option を使わずに version 等の変数を設定している場合エラーとする変更
    • 今まで上記条件でワーニングが出力されていたものは swu 生成が失敗するようになります
  • 1月のアップデートに説明した更新時の旧 eMMC のデータ化けの大作を改善しました:裏で書込みがあった場合に問題の可能性がまだ残っていたため、アップデート中に危険性のある数秒に fsfreeze を行って一時的に書込みを遅らせるように修正。対象外の eMMC には影響ありません。
  • /tmp/.swupdate_lock ディレクトリのロックを swupdate 内のロックへ変更
    • 新しい swupdate でインストールを実行する場合は、 2024 年 7 月に実施する mkswu のアップデート以降生成されなくなります。必要な場合は /var/lock/swupdate.lock を flock してください。通常はロックする必要がありませんので、心当たりがない場合は無視してください。
  • ロールバック後、再インストールできない「SW_ALLOW_ROLLBACK」チェックの修正。
  • swupdate_preserve_files の POST 処理を「base_os」更新直後に実行するように変更
    • 「base_os」と「extra_os」の両方が記載されているアップデートの場合は、extra_os の部分が POST ファイルのコピーより優先されるようになりました。
  • CONTAINER_CLEAR を使用する場合のいくつかの修正
    • USB でインストールする場合に 30分 待たないように修正
    • podman-storage --disk モードで失敗しないように修正
  • mkswu を 「--config-dir」で使用する場合に証明書が initial_setup に搭載されてなかった問題の修正
  • 実行される swupdate が新しい場合に swupdate を kill しないように変更
    • アップデートの成功判断は swupdate コマンドの成功で決定します
  • 「swdesc_option version」 を設定して、何かのコマンドで使用されなかった場合にワーニングを表示するように変更

abos-base (2.4.1-r0)

  • abos-ctrl make-installer: 処理中にエラーがあった場合に生成ファイルが残る問題の対処
  • abos-ctrl make-installer: 処理前に btrfsck 実行を追加
  • abos-ctrl make-installer: 3.19.1-at.1 以前だと正常に動作しないためバージョンチェックを追加
  • abos-ctrl make-installer: 使用するコンソールを自動的に選択するように変更
  • make-installer: rootfs remount,ro が失敗することがある問題を修正
  • mkbootscr、renameat2、schedule_ts をバイナリサイズ削減のため 1 つのバイナリにまとめてた
  • persist_file: -r オプション使用時のシンボリックリンクファイルの扱いを正しく保存されるように修正
  • podman_start: add_volume/device のエラーメッセージに修正
  • 処理の改善

ATDE

mkswu (6.0)

  • Armadillo Base OS と同様のアップデート

VSCode Extension

  • Armadillo Base OS Development Environment 1.8.1
    • ABOS Web 経由で Armadillo のコンテナ情報取得や SWU インストールを行う際に、証明書の期限が切れていても再生成して処理を継続するように修正