2024年6月26日14時00分
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 および Armadillo-X2 のアップデートを行いました。
このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。
ドキュメント
Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 製品マニュアル (v2.11.0)
- 「3.2.3.4. ロールバック(リカバリー)」 の説明内容を追加
- 「3.2.3.4. ロールバック(リカバリー)」 に --allow-downgrade オプションの説明追加
- 「3.8.6. WWAN 設定」 に IPv6 に関する説明を追加
- 「3.9. ABOS Web をカスタマイズする」 に対応バージョンを追記
- 「3.10. Network Time Protocol (NTP, ネットワーク・タイム・プロトコル) の設定」 の説明を改善
- 「3.13.10. アプリケーションをデバッグする」 を追加
- 「4.4.2. Armadillo Base OS の更新」 に abos-ctrl update コマンドでアップデートする手順を追記
- 「6.2.4. コンテナ起動設定ファイルを作成する」 の podman_start コマンドの幾つかのオプションに関する説明を追加
- 「6.2.5.1. ABOSDE からインストールする」 に 「インストール用のプロジェクトを作成する」手順を追加
- 「6.21. ロールバック状態を確認する」 の説明内容を追加
- 「表 6.25. rollback-status 追加情報の出力と意味」 に --allowdowngrade オプションの説明追加
- 「表 6.26. u-boot の主要な環境変数」 の upgrade_available 変数の説明を追加
- 「図 6.195. 3G/LTE 再接続サービスの状態を確認する」 で使用するコマンドを変更
- 「図 6.199. 3G/LTE 再接続サービスを有効にする」 の persist_file コマンドのオプションが不要なので削除
- 「6.28.5. /var/log/ 配下のログに関して」 追加
- ABOSDE の説明画像を最新に更新
- 誤記修正
Armadillo-X2 製品マニュアル (v2.11.0)
- 「3.2.3.4. ロールバック(リカバリー)」 の説明内容を追加
- 「3.2.3.4. ロールバック(リカバリー)」 に --allow-downgrade オプションの説明追加
- 「3.9. ABOS Web をカスタマイズする」 に対応バージョンを追記
- 「3.10. Network Time Protocol (NTP, ネットワーク・タイム・プロトコル) の設定」 の説明を改善
- 「3.13.10. アプリケーションをデバッグする」 を追加
- 「4.4.2. Armadillo Base OS の更新」 に abos-ctrl update コマンドでアップデートする手順を追記
- 「6.2.4. コンテナ起動設定ファイルを作成する」 の podman_start コマンドの幾つかのオプションに関する説明を追加
- 「6.2.5.1. ABOSDE からインストールする」 に 「インストール用のプロジェクトを作成する」手順を追加
- 「6.19. ロールバック状態を確認する」 の説明内容を追加
- 「表 6.22. rollback-status 追加情報の出力と意味」 に --allowdowngrade オプションの説明追加
- 「表 6.23. u-boot の主要な環境変数」 の upgrade_available 変数の説明を追加
- 「6.26.5. /var/log/ 配下のログに関して」 追加
- ABOSDE の説明画像を最新に更新
- 誤記修正
Armadillo Base OS 開発ガイド (v1.4.3)
- 「11.3. Device Tree を変更しハードウェアを拡張する」 のデバイスツリーカスタマイズ方法の説明を製品マニュアルへのリンクに変更
- 誤記修正
Armadillo Base OS (3.19.2-at.5)
Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。
SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルのSWU「イメージのインストール(G4)」またはSWU「イメージのインストール(X2)」 を参考にしてください。
バージョン 3.19.1-at.1 からデバイス運用管理クラウドサービス
Armadillo Twin に対応しました。
対応された脆弱性
対応された脆弱性に関する情報です。アップデートの緊急性を評価する際の参考にしてください。
- wpa_supplicant “phase-2 bypass” CVE-2023-52160 PEAP の接続の場合に偽のアクセスポイントに接続する恐れがあります。サーバーの証明書を確認せずに PEAP のご利用の場合に更新してください。
- yajl CVE-2023-33460 不正な yaml を処理する際のメモリリークです。コンテナイメージを証明する場合に影響はありません。
- linux (5.10.218 -> 5.10.220)
- unix socket のデータ改ざん (ローカルユーザーで問題になる恐れ): CVE-2024-38596
- netfilter に関する脆弱性 (ローカルユーザーで問題になる恐れ): CVE-2024-36286, CVE-2024-27019
ABOS Web 1.3.3
- 「WWAN設定」でユーザ名が不要な場合でも接続できるように対応
- 「WWAN設定」の設定項目に「IPv6 設定」を追加し、「自動」と「使用しない」を選択できるように対応
- WWAN接続時、connection-recover を無効にしている場合でも勝手に有効になってしまう不具合を修正
Linux カーネル (linux-at-5.10.220-r1)
- linux-stable/linux-5.10.y merge 218 -> 220。
- 起動時の「invalid resource」メッセージを表示しないように修正
- M7 コアを使用する場合にコアを停止できなかった問題の修正 (5.10.201-r0 以降の不具合)
- HDMI の通信コードに幾つかの周波数を追加 (幾つかの非標準のディスプレイで画面が表示されない不具合の修正)
Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。
u-boot (2020.04-at24)
- abos-base で説明しているロールバック処理改善のための upgrade_available=2 (rollback-clone 後) の対応
- 環境変数だけですので、Armadillo Base OS に含まれている /boot/uboot_env.d/00_defaults と同じ内容です。
- 起動の際に表示されていたいくつかのエラーの原因を修正
- 以下のメッセージが表示されないように修正しました
- 「Warning: … using MAC address from ROM」
- 「mdio_bus… MDIO device at address x is missing」
- 「FXL6408 probe returned DID: 0xfa」(Armadillo X2 のみ)
- 以下のメッセージが表示されないように修正しました
serial#
の環境変数の値の修正
mkswu (6.2.1-r0)
- 署名用のパスワードを間違えた場合、3 回までリトライする処理を追加
- swupdate_preserve_files:カーネルをコピーする場合にモジュールも自動的にコピーする対応
abos-base (2.6-r0)
- ロールバック変更: 古いバージョンに自動的に戻らないように改善
- アップデート直後に起動できなかった場合は今までどおりにロールバックします。
- abos-ctrl rollback-clone で更新された OS を複製する場合も今までどおりにロールバック可能となります。
- それ以外は手動でロールバックできますが、自動的にロールバックしないようになります。
- podman_start: ヘルスチェック機能の修正
- ヘルスチェック機能で podman の –healthcheck* 機能に頼っていましたが、タイムアウトが実施されない等の問題で podman の機能を使わないように変更しました。
- 上記の影響で、set_healthcheck –timeout オプションの処理が変更になったので、ご利用の際は設定を確認してください。
- コンテナ起動後の成功や失敗の際に任意コマンドを実行できるように変更しました。
atmark-wwan-utils (1.8.0ーr0)
- connection-recover: 稼働状態を確認するためのログを追加
- /var/log/connection-recover.log に connection-recover サービスの動作ログが追加されます。直近の動作状況を確認できるようになりました。
Flutter GUIデモコンテナ (1.3.7)
- flutter-elinux 3.22.2 でビルドしたものに更新
ATDE
ATDE9 (20240618)
- /etc/apt/sources.list.d/atmark-techno.list の deb-src に non-free を追加
debian package
- mkswu (6.2.1)
- Armadillo Base OS と同様のアップデート
- at-dtweb (2.9.3)
- 設定保存時に生成される swu ファイルのバージョンが上がらない問題を修正
- flutter-elinux (3.22.2)
- 変更点に関しては Flutter release notes をご確認ください。
- flutter-elinux-plugins (1.0.4-1+atmark2)
- path_provider_elinux と shared_preferences_elinux パッケージを同時に pub get できない問題を修正
上記のバージョンの flutter-elinux を使用する場合は VSCode Project も最新のものを使用してください。
VSCode Extension
- Armadillo Base OS Development Environment 1.8.3
- Atmark Container Project の作成に対応
VSCode Project
- Atmark Container Project 1.0.0
- Armadillo Setup Project の名称を変更
- これまでの Armadillo Setup Project から名称変更しました。
- GUI Project 1.3.7
- VSCode のデバッガからアタッチできるように対応
- Signage Project 1.3.7
- VSCode のデバッガからアタッチできるように対応
- Factory Signage Project 1.3.7
- VSCode のデバッガからアタッチできるように対応
- Flutter App Project 1.3.7
- VSCode のデバッガからアタッチできるように対応