2025年4月23日18時15分
Armadillo-IoT ゲートウェイ A6E のアップデートを行いました。
このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。
ドキュメント
Armadillo-IoT ゲートウェイ A6E 製品マニュアル (v2.21.0)
- 「6.12.11. ABOS Web のセキュリティ対策」 を追加
- 「2.1.3. Armadillo Base OS とは」 に OP-TEE に関する注釈を追加
- VirtualBox の名称やライセンス情報などを更新
- 「4.4.9.1. JTAG と SD ブートを無効化する」 に JTAG と SD ブート無効化に対する注意喚起を追加
- 「周辺装置との接続」の節を削除し、必要な内容を適切な位置に移動
- 「5.6. Armadillo Twin を利用してソフトウェアの脆弱性チェックを行う」 を追加
- 「3.7.12. CAN デバイスを使用する」 を追加
- 「3.7.5.4. 使用方法」 内の文章を修正
- ソフトウェアのバージョンの付け方に関する注意喚起を追記
- 誤記などの軽微な修正
- html 版のマニュアルにあるロゴをクリックするとマニュアルのトップに戻るように変更
- html 版のマニュアルの検索機能を削除
Armadillo-IoT ゲートウェイ A6E +Di8+Ai4 製品マニュアル (v2.21.0)
- 「6.12.11. ABOS Web のセキュリティ対策」 を追加
- 「2.1.3. Armadillo Base OS とは」 に OP-TEE に関する注釈を追加
- VirtualBox の名称やライセンス情報などを更新
- 「4.4.9.1. JTAG と SD ブートを無効化する」 に JTAG と SD ブート無効化に対する注意喚起を追加
- 「周辺装置との接続」の節を削除し、必要な内容を適切な位置に移動
- 「5.6. Armadillo Twin を利用してソフトウェアの脆弱性チェックを行う」 を追加
- ソフトウェアのバージョンの付け方に関する注意喚起を追記
- 「Wi-SUN デバイスを使用する」と「EnOcean デバイスを使用する」の節を削除
- 「3.7.5.4. 使用方法」 内の文章を修正
- 誤記などの軽微な修正
- html 版のマニュアルにあるロゴをクリックするとマニュアルのトップに戻るように変更
- html 版のマニュアルの検索機能を削除
Armadillo Base OS (3.21.3-at.7)
Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。
SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルの 「SWU イメージのインストール」 を参考にしてください。
対応した脆弱性
対応した脆弱性に関する情報です。アップデートの緊急性を評価する際の参考にしてください。
- linux: linux v5.10.235からv5.10.236までに対応した各脆弱性 (net, bluetooth, ext4, bpf…)
- xz (CVE-2025-31115, マルチスレッドデコーダーの脆弱性)、または libarchive (CVE-2025-25724, CVE-2025-1632, CVE-2024-57970): 2024年11月にリリースされた mkswu >= 7.0 と swupdate >= 2024.05.3_git20241031を利用の場合は展開前にアップデート内容を確認しますので、アップデート仕様に関して問題ありません。 その前のバージョンや他の xz の展開の場合は偽物のアーカイブを展開させるとマルチスレッド処理がある場合にクラッシュや任意実行のおそれがありますが、条件はかなり難しいと思われます。
- 上記以外の修正 (musl CVE-2025-26519 等): Armadillo Base OS としては影響ありません。
Linux カーネル (linux-at-5.10.236-r1)
- linux-stable/linux-5.10.y merge 235 -> 236
- imx-sdma/serial-imx のドライバ更新。もしdmesg出力に「imx-sdma 20ec000.dma-controller: All bds consumed, restart now.」が表示されていた場合、sdma処理が高負荷状態であり、UART受信に関する問題の可能性があります。今回の更新においても処理が多いと問題が発生する可能性が依然として残っていますが、その発生頻度は低くなりました。dmesg出力に上記のメッセージがない場合には影響ありません。
Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。
abos-base (2.16-r2)
-
abos-ctrl make-installer
: 別の製品のインストーラーがすでにSDカードに書き込まれている場合に間違ってそのまま使う選択肢を無効化しました。 -
indicator_signals
サービス: PWR_IND / STDWN_IND の led を設定した場合に自動的に使うように変更。Armadillo Base OS の設定を変更せずに DTB overlay だけで利用できるようになりました。 -
/etc/sysctl.d/10-atmark.conf
:fs.protected_fifos
とfs.protected_regular
の sysctl 有効化。通常の使い方には影響ありません。
3月リリースに 2.16-r0 をアナウンスしていましたがイメージに含まれてなかったのでこちらの内容も更新されます:
-
podman_start –foreground
オプションの追加。VSCode で[App run on Armadillo] を実行してすぐに出力される文字列を拾えなかった不具合の対応です。 -
podman_start
で/etc/atmark/containers/<container>.conf.d/*.conf
の子コンフィグファイルも参照するように対応しました。弊社が提供しているコンテナの更新の際に container.conf のファイルが上書きされますが、子コンフィグに手元の設定を保存すると利用され続けます。 -
abos-ctrl podman-storage
でサブボリュームを削除できなかった不具合の修正
ABOS Web (1.7.4)
- 無線ネットワークのリスト取得の REST API のレスポンスに ACTIVE の値を追加
power-alertd (1.1)
- Cat.M1 モデルで使用できない問題を修正
- Cat.1 bis モデル対応
- A9E対応
- IIOデバイスを指定できるオプションを追加
ゲートウェイコンテナ (2.8.2)
- AIN/VIN 対象外ボードで取得しようとした場合に動作を停止する不具合を修正
アップデート機能については製品マニュアルの アップデート機能について を参考にしてください。
ATDE
debian package
- mkswu (7.6):
- アップデートの際に利用する DTBO ファイルが消えた場合にエラーを追加。すでになかった場合はワーニングを追加しました。
- /etc/conf.d/syslog をデフォルトの swupdate_preserve_files に追加しました。
ABOSDE (1.9.1)
- Monitor 機能に以下の機能を追加
- IPv6 サポート
- 文字列検索機能
- スキャンされた複数の Armadillo の内、指定した Armadillo を上位に表示させる機能
ABOSDE Project
-
[Generate Installer On USB Swu] で生成される SWU イメージのインストールが /etc/sw-versions に記載のバージョンに関係なく実行されるように修正
-
C App Project 1.1.7
- A9E 対応
- “packages.txt” ファイルにコメントを追加
-
Atmark Container Project 1.1.7
- A9E 対応
-
Shell App Project 1.3.5
- A9E 対応
-
Python App Project 1.3.6
- A9E 対応
-
GW App Project 1.5.1
- A9E 対応