製品アップデート

Armadillo 製品アップデートのお知らせ (2025年6月/Armadillo-600シリーズ対象)

2025年6月25日18時30分

Armadillo-600シリーズのアップデートを行いました。

このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。

ドキュメント (Armadillo Base OS 向け)

Armadillo-640 製品マニュアル Armadillo Base OS 対応 (v4.23.0)

  • 「6.27. セキュリティ」 を追加
  • 「6.9.6.14. Rest API : 電源制御」 に sleep と inhibit_sleep に関する説明を追記
  • 「3.11. ABOS Web から Armadillo の電源を操作する」 の節を記載
  • 「3.5. Device Tree をカスタマイズする」 の節に GPIO の機能が自動的に割り当てられるのを防ぐ方法を記載
  • 「3.6.4. USB デバイスを使用する」 の節に Type-A コネクタの電源を制御する方法を記載
  • その他軽微な修正

Armadillo-610 製品マニュアル Armadillo Base OS 対応 (v4.23.0)

  • 「6.27. セキュリティ」 を追加
  • 「6.9.6.14. Rest API : 電源制御」 に sleep と inhibit_sleep に関する説明を追記
  • 「3.11. ABOS Web から Armadillo の電源を操作する」 の節を記載
  • 「3.5. Device Tree をカスタマイズする」 の節に GPIO の機能が自動的に割り当てられるのを防ぐ方法を記載
  • その他軽微な修正

Armadillo Base OS (3.21.3-at.14)

Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。
SWU イメージをインストールする方法については、製品マニュアルの 「SWU イメージのインストール(A640)」 または 「SWU イメージのインストール(A610)」 を参考にしてください。

対応した脆弱性

対応した脆弱性に関する情報です。アップデートの緊急性を評価する際の参考にしてください。

  • linux: linux v5.10.237からv5.10.238までに対応した各脆弱性 (net, can, algif_hash…)
  • SWU のための外部ストレージの自動マウントを ext4, btrfs, vfat と exfat に制限しました。特に、セキュリティ修正が足りない ntfs ドライバを自動的に利用しないように変更しました(CVE-2018-12929, CVE-2018-12930, CVE-2018-12931等)

Linux カーネル (linux-at-5.10.238-r0)

  • linux v5.10.238 のマージ
  • userspace-consumer ドライバーのバックポートによって、USB の電源をユーザースペースから制御できるように変更

Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。

abos-base (2.18-r0)

  • /etc/inittab から tty[1-6] の GUI 端末からの getty コマンドを起動しないように変更 セキュリティの面では不要なインタフェースを削除するべきなのと、コンテナ起動後に getty が実行されていたためコンテナで tty1等の利用が難しくなっていたので、必要な場合は再有効化してください。
  • 上記の代わりに podman-atmark サービスで「Starting configured podman containers」のメッセージを表示するようにしました。不要な場合は /etc/conf.d/podman-atmark に「disable_tty1_message=1」を設定してください。
  • 外部ストレージの自動マウントのファイルシステム制限の追加
  • podman_start:
    • add_armadillo_env を利用する場合に AT_SE_PARAM の変数の追加 se050 を利用する際につかってください。
    • healthcheck の rollback 設定で実行する場合に –allow-downgrade でロールバックを実行するように修正

ABOS Web (1.9.0)

  • 「電源制御」の機能を追加
  • Armadillo 本体をスリープさせるための REST API を追加

Node-RED™コンテナ(1.3.0)

  • プロジェクト機能を利用可能にする対応

セットアップ方法や開発方法についての詳細は Armadillo-610 Node-RED™ 開発ガイド もしくは、 Armadillo-640 Node-RED™ 開発ガイドをご確認ください。

※1 Node-REDは、OpenJS Foundationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

ATDE9

debian package

  • mkswu (7.6.2):
    • usb-filter のサンプル desc ファイルの追加
    • swdesc_command で複数のコマンドを設定した場合に || オペレーターでもちゃんと引数でグループするように対応
  • at-dtweb (2.20.1)
  • 未使用のピンを明示的に示せるように Unset グループを追加

ABOSDE Project

  • C App Project 1.1.9
    • コンテナイメージを作成する際に不要なパッケージをインストールしないように対応
    • alpine 用のコンテナイメージを生成する Dockerfile などを追加
    • app.conf にセキュアエレメントのデバイスファイルを追加する例を記載
    • packages.txt のデフォルトの記載において bash をインストールしないように修正
    • [Generate development swu] または [Generate release swu] 実行時に、ビルド用のコンテナイメージを毎回削除してビルドし直すように修正
    • mkswu が SBOM の生成に対応していないバージョンの場合は [Generate development swu] または [Generate release swu] 実行時に mkswu のアップデートを促す文言を表示してエラーするように対応
    • サンプルプログラムの Makefile では毎回 clean を実行するように修正
  • Python App Project 1.3.7
    • コンテナイメージを作成する際に不要なパッケージをインストールしないように対応
    • alpine 用のコンテナイメージを生成する Dockerfile などを追加
    • app.conf にセキュアエレメントのデバイスファイルを追加する例を記載
    • mkswu が SBOM の生成に対応していないバージョンの場合は [Generate development swu] または [Generate release swu] 実行時に mkswu のアップデートを促す文言を表示してエラーするように対応
  • Shell App Project 1.3.6
    • コンテナイメージを作成する際に不要なパッケージをインストールしないように対応
    • alpine 用のコンテナイメージを生成する Dockerfile などを追加
    • app.conf にセキュアエレメントのデバイスファイルを追加する例を記載
    • mkswu が SBOM の生成に対応していないバージョンの場合は [Generate development swu] または [Generate release swu] 実行時に mkswu のアップデートを促す文言を表示してエラーするように対応
  • GW App Project 1.5.2
    • コンテナイメージを作成する際に不要なパッケージをインストールしないように対応

Debian GNU/Linux 10 (buster) 用

Armadillo-640 製品マニュアル Debian GNU/Linux 10 (buster) 対応 (v2.6.2)

  • 「20.3. Device Tree をカスタマイズする」 の節に GPIO の機能が自動的に割り当てられるのを防ぐ方法を記載
  • その他軽微な修正

Armadillo-610 製品マニュアル Debian GNU/Linux 10 (buster) 対応 (v2.5.2)

  • 「20.3. Device Tree をカスタマイズする」 の節に GPIO の機能が自動的に割り当てられるのを防ぐ方法を記載
  • その他軽微な修正

Debian GNU/Linux 9 (stretch) 用

Armadillo-640 製品マニュアル Debian GNU/Linux 9 (stretch) 対応 (v1.21.2)

  • 「20.3. Device Tree をカスタマイズする」 の節に GPIO の機能が自動的に割り当てられるのを防ぐ方法を記載
  • その他軽微な修正

Armadillo-610 製品マニュアル Debian GNU/Linux 9 (stretch) 対応 (v1.6.2)

  • 「20.3. Device Tree をカスタマイズする」 の節に GPIO の機能が自動的に割り当てられるのを防ぐ方法を記載
  • その他軽微な修正