2025年7月30日17時15分
Armadillo-IoT ゲートウェイ A9E および Armadillo-900 のアップデートを行いました。
このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。
ドキュメント
Armadillo-IoT ゲートウェイ A9E 製品マニュアル (v1.4.0)
- 「3.1.4.1. 初期化インストールディスクの作成」 で紹介する手順を Windows での手順に限定。従来の ATDE 及び Linux での作成方法は 「6.32. ATDE・Linux でインストールディスクを作成する」 を参照してください。
- 「3.1.7. シリアルコンソールを使用する」 で紹介するツールを Tera Term に変更。従来の minicom を用いたシリアルコンソールの操作方法については 「6.33. シリアル通信ソフトウェア (minicom)」 を参照してください。
- 「6.12.11.2. コンテナ以外のアクセスを制限」 を追加
- 「3.17.3.7. 実行ファイルのビルド」 を追加
- 「3.16.3.2. ディレクトリ構成」 に resources_python と python_launch に関する説明を追記
- 「3.8.4. ABOS Web のパスワード変更」 に パスワードリセットに関する説明を追記
- 「3.10. ABOS Web をカスタマイズする」 に 製品型番のカスタマイズに関する説明を追記
- 「6.31.6. ABOS Web でログを確認する」 を追加
- 「6.35.7. コンテナの最小化」 を追加
- 「3.6.13. PWM を使用する」 に TPM3 および TPM7 に関する記述を追記
- 誤記修正
- その他軽微な修正
Armadillo-900 開発セット 製品マニュアル (v1.3.0)
- 「3.2.1. 初期化インストールディスクの作成」 で紹介する手順を Windows での手順に限定。従来の ATDE 及び Linux での作成方法は 「10.22. ATDE・Linux でインストールディスクを作成する」を参照してください。
- 「3.3. シリアルコンソールを使用する」 で紹介するツールを Tera Term に変更。従来の minicom を用いたシリアルコンソールの操作方法については 「10.23. シリアル通信ソフトウェア (minicom)」 を参照してください。
- 「10.9.11.2. コンテナ以外のアクセスを制限」 を追加
- 「7.11.3.7. 実行ファイルのビルド」 を追加
- 「7.10.3.2. ディレクトリ構成」 に resources_python と python_launch に関する説明を追記
- 「5.1.4. ABOS Web のパスワード変更」 に パスワードリセットに関する説明を追記
- 「7.5. ABOS Web をカスタマイズする」 に 製品型番のカスタマイズに関する説明を追記
- 「10.21.6. ABOS Web でログを確認する」 を追加
- 「10.24.7. コンテナの最小化」 を追加
- 「5.5.29. PWM を使用する」 に TPM3 および TPM7 に関する記述を追記
- 誤記修正
- その他軽微な修正
Armadillo-900 ハードウェア設計ガイド (v1.1.0)
- 「10.2. 保管方法」 内の推奨プリベーク条件を修正
- 「10.4. 梱包」 に梱包ラベルについての記述を追記
Armadillo-IoT ゲートウェイ A9E Node-RED™ 開発ガイド (v1.2.0)
- 「3.9. Node-RED コンテナでプロジェクト機能を利用する」 を追加
- その他軽微な修正
※1 Node-REDは、OpenJS Foundationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
Armadillo Base OS (3.22.1-at.1)
Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。
SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルの 「SWU イメージのインストール」 を参考にしてください。
対応した脆弱性
対応した脆弱性に関する情報です。アップデートの緊急性を評価する際の参考にしてください。
- linux: linux v5.10.238からv5.10.240までに対応した各脆弱性 (net, squashfs, usb, ext4…)
- avahi 更新との WAN 設定無効化(CVE-2024-52616、CVE-2024-52615)
Alpine 3.22 対応
ベースになっている Alpine のバージョンを更新しました。
以下のパッケージで影響の可能性があります
- libgpiod: libgpiod1 の適合性対応は alpine 3.21 にしかなかったので、使い方を更新しなかった場合は利用できなくなります。詳細は libgpiod 2 で仕様変更された gpioget, gpioset コマンドへの対応 をご確認ください。
- networkmanager 1.50 -> 1.52
- openrc 0.55 -> 0.62 (稀に起動がハングしていた不具合の修正)
- openssl 9.9_p2 -> 10.0_p1
- podman 5.3.2 -> 5.5.2
Linux カーネル (linux-at-5.10.240-r0)
- linux v5.10.240 のマージ
- Armadillo IoT G4 及び Armadillo IoT A9E に利用しているwlan モジュールのドライバー更新。これにて openthread と wlan を同時に利用できるようになりました
- LPUART1 等に利用する imx-rpmsg tty ドライバを uart ベースに移行。setserial コマンドを利用できるようになった点以外に影響ありません
- 各ペリフェラルのクロックの分周を最大に設定できないバグを修正
- TPM4・TPM7用のPWMドライバーを追加
Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。
imx-boot 2023.04-at6
- TPM2・TPM3もPWMとして使用可能になりました
- PWMに関連する複数のバグを修正
- TPM0・TPM1のクロック周波数を変更
- PWMのモードをEdge-Aligned PWM (EPWM)に変更
abos-base (2.19-r0)
- reset-default の一部の失敗の場合の改善
- swupdate-url: schedule に時間だけを書く場合のエラーの回避(「17:00」だけでは過去の時刻になるおそれがありますので、その場合は +24時間で計算します)
ABOS Web (1.10.0)
- 「設定管理」にパスワードのリセットを追加
- 「設定管理」ログの表示とダウンロード機能を追加
- 「設定管理」のカスタマイズ機能に「製品型番」設定を追加
- “/etc/conf.d/abos-web” に “ABOSWEB_ALLOW_EMPTY_LOGIN” を追加
armadillo-twin-agent (1.7-r0)
- atmark-power-utils サービスと連携して、aiot-sleep および aiot-alarm-poweroff でスリープする時に Armadillo Twin サービスに通知する動作を追加
- SE050 のアクセス排他制御動作が起動時に二重実行されて待ち時間が長くなっていた問題を修正
atmark-wwan-utils (1.10.5)
- Armadillo 起動時に稀に LTE モデムを認識しないことがある問題を修正
ゲートウェイコンテナ (2.9.0)
- alpine 3.22 対応
- すべての DI ポートに対して設定できていなかった問題の修正
アップデート機能については製品マニュアルの アップデート機能について を参考にしてください。
ATDE
debian package
- at-dtweb (2.20.2)
- LPSPI1・LPSPI3を追加
- PWM3・PWM7 を追加
- 配色を変更
ABOSDE (1.9.3)
- Monitor から Armadillo の電源オフまたは再起動ができるように対応
- Python/Shell/C プロジェクトで使用するコンテナイメージの debian / alpine の切り替えに対応
ABOSDE Project
- C App Project 1.1.10
- build.sh ファイルを追加
- ABOSDE からの debian / alpine の切り替えに対応
- Python App Project 1.3.8
- ABOSDE からの debian / alpine の切り替えに対応
- Shell App Project 1.3.7
- ABOSDE からの debian / alpine の切り替えに対応