製品アップデート

Armadillo 製品アップデートのお知らせ (2025年09月/Armadillo-IoT G4/X2対象 2回目)

2025年9月24日18時10分

Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 および Armadillo-X2 のアップデートを行いました。

このリリースはダウンロードページからダウンロード可能です。

ドキュメント

Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 製品マニュアル (v2.25.0)

  • 「3.6.13. GPIO を制御する」 において、 sysfs GPIO クラスの使 用が非推奨になったのに伴って当該の記載を削除
  • 「6.9.11.2. コンテナ以外のアクセスを制限」 に command_args に渡すコマンド引数の説明を追加
  • 「6.9.6.9. Rest API : WWAN の設定」 に 「LTE モジュールの再起動」 を追加
  • 「6.9.4. SWU インストール」 に ABOS を最新バージョンに更新する機能の説明を追加
  • 変更通知「Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 部品変更に伴う基板改版について」 に関わる変更。
    詳細は 変更通知 を参照してください。
  • 軽微な修正

Armadillo-X2 製品マニュアル (v2.25.0)

  • 「3.6.8. GPIO を制御する」 において、 sysfs GPIO クラスの使用が非推奨になったのに伴って当該の記載を削除
  • 「6.9.11.2. コンテナ以外のアクセスを制限」 に command_args に渡すコマンド引数の説明を追加
  • 「6.9.6.9. Rest API : WWAN の設定」 に 「LTE モジュールの再起動」 を追加
  • 「6.9.4. SWU インストール」 に ABOS を最新バージョンに更新する機能の説明を追加
  • 軽微な修正

Armadillo-X2/Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 セキュアブートガイド (v1.2.0)

  • 「4.1.1. インストールディスクイメージ作成用の SWU イメージ を生成する」 及び、 「4.2.1. 量産用インストールディスクイメージの作成」 内に、 SD ブート時に起動する Linux カーネルイメージに組み込む dtbo ファイルを設定するオプションについての説明を追記

JC-STAR★1開発ガイド (v1.1.0)

  • 「17.2. Armadillo 内の指定したデータを削除する方法」 に、ユーザーデータ削除機能実行時に任意の処理を実行させる機能についての説明を追加

Armadillo Base OS (3.22.1-at.5)

Armadillo Base OS は SWU イメージとして提供されます。
SWUイメージをインストールする方法については、製品マニュアルの「SWUイメージのインストール(G4)」または「SWUイメージのインストール(X2)」 を参考にしてください。

対応した脆弱性

対応した脆弱性に関する情報です。アップデートの緊急性を評価する際の参考にしてください。

  • linux: linux v5.10.242からv5.10.243までに対応した各脆弱性 (mm, BT, ppp)
  • abos-web でカスタム Rest API を root ユーザーでご利用の場合: 今までのアップデートの際に /etc/atmark/abos_web/customize_rest ディレクトリの所有者が abos-web-user にリセットされていましたが、doas のルールにスクリプトを追加していた場合は abos-web-user が自由にスクリプトを編集できるようになって、任意実行できるようになっていました。今回のアップデートで root ユーザーの所有物に戻りますので、変更不可能になります。カスタムな Rest API を root ユーザーで追加してなかった場合には影響ありません。

Linux カーネル (linux-at-5.10.243-r0)

  • Linux v5.10.243 アップストリームアップデート
  • x2_defconfig: netconsole 有効化、不要な imx rpmsg 例のテストドライバーの無効化

Linux カーネル v5.10-atのソースコードは、github上でも公開しています。

u-boot (2020.04-at28)

  • Armadillo-600 世代用の linker スクリプトの修正。Armadillo-IoT ゲートウェイ G4 および Armadillo-X2 には影響ありません。
  • secureboot の場合の upgrade_available 変数の改善(ロールバック無効化になっていたはずの設定でデフォルト値が利用されて無効化されてなかった問題の修正)。セキュアブートを利用しない場合には影響ありません。

ABOS Web (1.10.2)

  • 「SWUインストール」ページに「最新バージョンに更新」機能を追加
  • 「WWAN の設定」の Rest API である “/api/wwan” に接続は行わず設定のみを行うための “no_connect” パラメータを追加
  • 「WWAN の設定」のRest API に LTE モジュールの再起動を行うための “/api/wwan/force_restart” を追加
  • /etc/atmark/abos_web ディレクトリの所有者を root にしても実行できるように対応 (abos-web を root ユーザーで実行し、HTTPS の TLS 鍵を読み込んでから権限を落とすように変更等)

armadillo-twin-agent (1.9-r0)

  • Twin サービスへの接続状況を示す文字列(”starting”, “try_connecting”, “connected”, “sleeping”, “resuming”)を /var/run/armadillo-twin-agent.status に記録する動作を追加

Flutter GUIデモコンテナ (1.4.12)

  • 最新のABOSDE Project をビルドしたものに更新

ATDE

debian package

  • mkswu (7.8)
    • swupdate_preserve_files の abos-web/device-info 用の更新
    • 他の細かい変更

ABOSDE Project

  • Signage App Project 1.4.12
    • flutter_picker_plus パッケージのバージョンを 1.5.2 に固定
  • Factory Signage App Project 1.4.12
    • flutter_picker_plus パッケージのバージョンを 1.5.2 に固定