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Armadillo-200シリーズから、外部装置へ電源を供給する方法

注意: ここで紹介する方法は、基板の改造を必要とします。改造が原因で故障した場合、保証適用外となりますのでご了承ください。詳しくは、製品保証規定をご確認ください。

対象基板 リビジョン
Armadillo-220 Rev.B, Rev.C
Armadillo-230 Rev.B
Armadillo-240 Rev.B, Rev.C
   
定格
電源電圧 5V
最大許容出力電流 3A

Armadillo-200シリーズから外部装置へ電源を供給するには、基板にあるIC13の7番ピン(GND)と8番ピン(+5V)を使用します。最大許容出力電流は、3Aです。基板パターンの改造と、5Vを取り出すためのピンヘッダについて説明します。


1. 基板パターンの改造

基板のB面にある該当位置をショートします。製品および基板のリビジョンにより、ショートさせる位置が異なります(図1参照)。図1(b)において、0Ω抵抗を実装する際は 2.0 x 1.2 mmのものをご用意ください。

他のパターンとショートしないよう注意して作業してください。

Armadillo-2x0_DC5V-1 Armadillo-2x0_DC5V-2
(a): Armadillo-220 Rev.B
Armadillo-240 Rev.B
(b): Armadillo-220 Rev.C
Armadillo-230 Rev.B
Armadillo-240 Rev.C
図1: ショート位置

2. DC5Vヘッダピンの取付

DC5Vヘッダピンを取り付けます。ヘッダピンは、IC13の7番ピン(GND)と8番ピン(+5V)に取り付けます(図2参照)。取り付けるヘッダピンの仕様は、表1を参照してください。

なお、ヘッダピン取り付けずに、ご利用いただいても結構です。

表1: DC5Vヘッダピン仕様
メーカーJST(日本圧着端子製造)
型番RE-H022TD-1130
数量1
仕様2.54mm x 2 x 1
Armadillo-2x0_DC5V-3

図2: DC5Vヘッダピン実装位置