Atmark Distは、アットマークテクノ独自のソースコードベースの開発ディストリビューションです。Atmark Distを使うと、ユーザーランドのルートファイルシステムとカーネルのイメージファイルを簡単に作成することができます。
Atmark Distには、様々なアプリケーションプログラムとライブラリのソースコードが含まれています。一方で、Linuxカーネルは対象となる製品毎に適切なソースコードが異なるために、Atmark Distには含まれていません。製品毎に適切なカーネルソースコードを追加して使用します。
Atmark Distでは、対象となる製品毎にどのような機能を含めるかの設定をおこなうことができます。製品のことを「プロダクト」、設定のことを「コンフィギュレーション」と呼びます。Atmark Distには、Armadilloの開発セット用のプロダクトが含まれています。この開発セット用のプロダクトを元にして、ユーザー独自のプロダクトを追加することもできます。
Atmark Distにユーザー独自のプロダクトを追加し、ルートファイルシステムとカーネルのイメージファイルを作成し、イメージファイルをターゲットとなるArmadillo のフラッシュメモリに書き込む方法については、各製品のドキュメントをご確認ください。
Atmark Dist
Atmark Dist | v20191226 | 220.65 MB | md5 |
Atmark Dist 対応製品
Atmark Distは以下のArmadilloをサポートしています。
- Armadillo-IoTゲートウェイ G1/G2
- Armadillo-Box WS1
- Armadillo-810/840/840m
- Armadillo-410/420/440/460
- Armadillo-500/500 FX
- Armadillo-300
- Armadillo-210/220/230/240
- Armadillo-9
- Armadillo-J