SpeeDBee Hive（スピードビーハイブ）は内部にデータベースを保持したエッジコンピューティングのできるIoTミドルウェアです。各種センサ（温湿度、照度、振動等）や機器（PLC、カメラ、RFID等）からデータを収集し可視化するだけではなく、収集したデータの前処理、一定周期および期間でのデータの集約・保存、リアルタイム分析（基本統計・移動分析・FFT等）、データ判定による機器制御やアラート通知、クラウド・AI・ナレッジシステムへの連携、OPCUA機能などを搭載しています。産業用ネットワークである EtherNet／IP、EtherCATに対応した機器からのデータ収集にも一部対応を開始しました。
SpeeDBee Hive（スピードビーハイブ）とは
SpeeDBee Hive 利用シーン
見える化＆遠隔監視
PLC、CNC、センサー、カメラ、RFIDなどのデータを簡単操作のGUIで取り込み、各種データを時間軸で紐付けます。収集したデータをグラフ機能や動画ビューワなどで見える化することで、製造現場を事務所や本社から遠隔監視するだけでなく、障害が発生しても迅速な原因究明が可能になります。
利用シーン例
- 生産計画・生産量・稼働状況のダッシュボード化
- 停止・センサー値等のダッシュボード化
- センサーやカメラを装備した製造ラインの異常監視
- グラフ機能によるお手軽なダッシュボード自動作成（イントラ環境）
リアルタイム分析
収集したすべてのデータに対して、データの前処理（フィルタリング・データ変換）、異なる周期の集約とリアルタイム分析（基本統計・移動平均・FFT）、制御が簡単に設定できます。本格的なエッジコンピューティング環境を装備した安心・安全なシステムを構築できます。
利用シーン例
- 瞬時値でのデータ判定による不要な動作防止
- 照度の平均値算出による照明点灯
- 電気伝導度の平均値算出による給水バルブ制御）
- 振動データの周波数分析（FFT）による異常振動の早期検知
制御
条件式（閾値など）によるデータ判定で 制御対象のコマンド（メール送信・警告灯点灯など）を登録したり、PLCへデバイス制御向けの書込みを行ったり、クラウドサービスや社内サーバへのデータ送信を実施します。
利用シーン例
- 電磁バルブ（給水制御・エア制御など）の自動開閉
- 機械設備への自動給油制御（給油量/間隔）
- AIツールと連動（分析結果を取り込み）したデバイス・機器制御
お問合せ
詳細および最新製品「SpeeDBee Synapse（スピードビーシナプス）」のArmadillo対応状況については、株式会社ソルティスター窓口までお問合せください。