製品の主な特長
Arm9プロセッサ搭載のベーシックなシングルボード型
Arm9プロセッサ(NXP(旧 Freescale) i.MX257, CPUクロック400MHz)搭載の組み込みプラットフォームです。75×50mmの小型サイズのCPUボードで、シリアル、LAN、USB 2.0、microSD スロット、GPIO といった組み込みシステムに求められる機能を搭載した組み込みやすいデザインが特長です。
Armadillo-420は、シンプルな機能のシングルボード型通信機器などに最適です。量産ボードも1台から購入で少量生産にも対応可能。専用ケース(樹脂製/金属製)も用意しており、Linuxマイクロサーバーなどの用途にもおすすめです。
省電力設計の量産ボード:動作温度範囲-20℃~+70℃をカバー
Armadillo-400シリーズは、 量産にそのままお使いいただくことを想定し、通常動作時の省電力が1.2W程度という省電力設計で、スリープモードも搭載しています。また、動作温度範囲は-20℃~+70℃をカバーし、氷点下の環境で使用される組み込み機器にも搭載できる安心設計です。
Armadillo-420のアプリケーション開発
LinuxOSプリインストール
OSとしてLinuxを採用し、デバイスドライバや開発環境をWebサイトで無償公開しています(リード部品未実装の量産ボードは、ブートローダーのみプリインストールされています)。オープンソースソフトウェアを含む多くのLinuxソフトウェア資産を活用して、ユーザーオリジナルのアプリケーションを自由に開発することができます。
開発環境
クロス開発には、無償のArmadillo専用開発環境「ATDE」をご利用いただけます。ATDEを使うことで、開発用PCの用意やツールのインストールなど開発環境を整える手間を軽減することができます。
製品モデル
Armadillo-420は、ラインアップを上位モデルの「Armadillo-440」に集約いたしました。
既存製品のリピート生産向けに、量産向けのモデルのみ、在庫限りで販売を継続しております。詳細のラインアップは以下からご確認ください。
周辺サービス
開発・製造支援
Armadilloインテグレーションパートナー
Armadilloをプラットフォームとした機器の設計開発、量産製造などを支援するサービスです。 パートナー各社所属で各分野に精通したプロフェッショナルが、ご相談に応じます。