製品の主な特長
NPU搭載・エッジAI処理にも対応する高性能IoTゲートウェイ
Armadillo-IoTゲートウェイ G4は、エッジAI処理や機械学習にも最適な高性能IoTゲートウェイです。Gigabit Ethernetを2ポート搭載し、HDMI出力やUSB3.0インターフェースによる画像の入出力に対応。LTE通信モジュール搭載モデルも用意されています。NPUにより、高効率な演算を省電力で実現することができるため、顔認識や人物検知、製造・建築業におけるAIソリューションなど、様々な現場で採用いただけます。
NXP製i.MX 8M Plus搭載
Arm Cortex-A53(1.6GHz)4コアのSoC「i.MX 8M Plus」(NXPセミコンダクターズ製)を採用しています。フルHDサイズ(1080p)のH.264エンコード/デコードの機能も用意されており、動画を記録しながらのAI処理も可能です。

動作温度範囲-20~+70℃[※]の産業設計
高負荷のかかるAI処理でも、動作温度範囲内であれば処理能力が低下しない稼働を見込めます。これまで設置が難しかった環境でも採用いただけるファンレス・小型設計で、産業用PCよりも安価に導入することができます。
[※] LANモデル開発セット(AGX4500-C00D0)の動作温度範囲です。
Armadillo Base OS搭載
「Armadillo Base OS」を搭載しています。ユーザー自身がゲートウェイの機能を自由に設計・開発して書き込むことで、多様な製品を作ることができます。
セキュアエレメント搭載
NXPセミコンダクターズ製のセキュアエレメント「SE050」を標準搭載しています。これを使用することで、ハードウェアRoot of Trustによる高いセキュリティを実現できます。
Howto: EdgeLock SE050 ミドルウェア (Plug&Trust MW) のビルドと X.509 証明書の取得
Howto: Armadillo-IoT G4 に搭載される EdgeLock SE050 を有効にする
Howto: EdgeLock SE050 を使用して AWS IoT Core へ接続する
Howto: EdgeLock SE050 を使用して Azure IoT Hub へ接続する

TensorFlow Liteのサンプル学習モデルを用いたエッジAIデモ
アプリケーション開発

Armadillo Base OS 対応
Armadillo-IoTゲートウェイ G4は、専用ディストリビューション「Armadillo Base OS」に対応しています。ユーザー自身がゲートウェイの機能を自由に設計・開発して書き込むことで、さまざまな製品を作ることができます。
製品モデル
LTEモデル・LANモデルをラインアップ
Armadillo-IoTゲートウェイ G4は、LTE通信モジュールを搭載する「LTEモデル」と、非搭載の「LANモデル」から選択することができます。
LANモデルの量産時はボード単体の購入も可能
専用のアルミ筐体を採用しているため、ユーザーが新規にハードウェア設計をすることなくそのまま最終製品として量産製造できます。LANモデルでMIPIやLVDSなどの拡張I/Fを使い独自に設計した場合は、ボード単体のモデルを選択し量産製造することも可能です。

技術情報
製品マニュアルのほかに、お客様の開発を支援する目的で技術情報を公開しています。アットマークテクノのFAE・エンジニアが執筆するブログをはじめ、HowtoやFAQがあります。これらのドキュメントを読んでも解決しなかった問題はフォーラムで質問することもできます。
エッジAI事例



IoT ALGYAN(あるじゃん)主催「Armadillo-IoT G4 発売記念!Edge AI作品開発コンテスト」の応募作品を掲載しています。作品は全てArmadillo-IoTゲートウェイ G4の特長であるエッジAI処理・NPUを活用した内容で、アーカイブ動画では各発表者によるデモの実演やシステム構成の解説をご覧いただけます。
周辺サービス
開発・製造支援
Armadilloインテグレーションパートナー
Armadilloをプラットフォームとした機器の設計開発、量産製造などを支援するサービスです。 パートナー各社所属で各分野に精通したプロフェッショナルが、ご相談に応じます。
製品に関するご質問・量産についてのご相談はWebフォームからお問い合わせください。