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Armadillo-X2、Armadillo-IoT A6E、Armadillo-IoT G4にUSBドングルを接続してWLAN通信機能を付加することが出来ます。
Armadillo-X2には無線通信のためのモジュールが搭載されておらず、無線通信を行う場合はUSBドングルを使用する必要がございます。
Armadillo-IoT G4やArmadillo-IoT A6EはWLAN通信モジュールを搭載したモデルがございますが、非搭載のモデルを使用しつつ、オプションとしてWLAN通信を持たせたい場合はUSBドングルを使用するのが手軽です。
上記のような用途を想定し、Armadillo Base OS製品でWLAN USBドングルの動作確認を行いました。
今回動作を確認したUSBドングルと、そのデバイスドライバは以下の通りです。

• 10Gtek WD-4605AC：Linux Driver for USB WiFi Adapters that are based on the RTL8812BU and RTL8822BU Chipsets
• ELECOM WDC-150SU2MBK ： Realtek RTL8188EU Wireless Lan Driver for Linux
• TP-LINK Archer T9UH ： rtl8814au

下記の記事を参考に、ソースコードからカーネルモジュールをビルドし、depmodで読み込ませたところ、いずれのUSBドングルもWLANデバイスとして認識されました。
Armadillo Base OS：カーネルモジュールを読み込む
いずれのUSBドングルも、STAとしてAPに接続すること、およびAPとして動作することを確認出来ています。
具体的な手順は下記を参考にしてください。
9.14. 無線 LAN でネットワークを構成する
USBドングルを使用した場合、デバイス名がwlanN（ほとんどの場合はwlan0）となりますので、その点だけ読み替えて実施をお願いいたします。