at_yuma.arakawa
2017年6月28日 17時06分
x1-debian-builderでルートファイルシステムアーカイブを作成すると、一般ユーザーとして"atmark"ユーザーが作成されます。この記事では、ルートファイルシステムアーカイブ作成時のユーザーの追加/変更方法を紹介します。
x1-debian-builderは複数のシェルスクリプトでできています。 "atmark"ユーザーの作成を行っているのは以下のシェルスクリプトです。
- <製品名>_resources/resources/fixup
- Armadillo-IoT G3(aiotg3)の場合、aiotg3_resources/resources/fixup
そして、以下の箇所でユーザー作成を行っています。
#user/password/hostname useradd atmark echo "atmark:atmark" | chpasswd usermod -s /bin/bash -Gcdrom,floppy,audio,dip,video,plugdev atmark mkhomedir_helper atmark
そのため、"atmark"ユーザーを作成したくない場合は、上記の記述を削除すれば良いです。
また、"hoge"ユーザー(パスワード:"foo")を追加したい場合は、以下の記述を追加すれば良いです。
#user/password/hostname useradd hoge echo "hoge:foo" | chpasswd usermod -s /bin/bash -Gcdrom,floppy,audio,dip,video,plugdev hoge mkhomedir_helper hoge