OverlayFSを利用してシステム運用時のディスク使用の増加量を確認できます。 この記事ではそのやり方を紹介します。
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Linuxカーネルにはコントロールグループ(cgroup)という機能があります。この機能では、プロセスのグループに対してCPU時間やメモリといったリソースを割り当てることができます。 この記事ではArmadillo-X1・Armadillo-IoT G3/G3Lを対象に、大きくメモリを使用するプロセスに対しメモリ使用量を制限する方法を紹介します。
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落雷などの自然災害やブレーカーが落ちるなど、停電は予期せず発生します。また、工場など大きな電力を消費する機器が近くで動作している環境下では、瞬間的に電圧が低下または停止する「瞬低」がまれに発生します。瞬低は停電に比べ人が認知しにくいため、生涯の原因特定のネックになりがちな厄介な問題でもあります。 ここでは、ビルなどの非常口に設置してある非常灯にも使われている、ポピュラーで信頼性の高いバックアップ回路の例をご紹介します。
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U-Boot上の各種パラメータはU-Bootのシェル上で設定を変更できます。しかし、出荷時設定等を考えると、デフォルトの値を変更できると便利です。 ここでは、U-Bootのソースコード上のどこでデフォルト値を設定しているかを紹介し、試しに変更してみます。
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センサー値をゲートウェイが受信し、クラウドサーバーへ送信する様なIoTのシステムとしては、センサーとゲートウェイの他にサーバーも必要です。 ただし、デモ等を行う場所によってはインターネットへ接続できないこともあり、センサー・ゲートウェイ・サーバーがすべてローカルで完結していると便利です。 ここでは、センサーとしてArmadillo-IoT G3のCPUの温度センサーを使用し、サーバーとしてArmadillo-IoT G3Lを使用するデモの作り方を紹介します。
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TeraTerm等でArmadilloのコンソールを開き、コマンド入力していると、 カーネルのデバイスドライバ等のログが表示され、邪魔なことがあります。 本記事ではコンソールのログレベルを変更することで、コンソール上へのログ出力を抑制する方法を紹介します。
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Armadillo上でファイル操作するためだけにシリアルケーブルを接続し、TeraTerm等を起動するのは面倒なことがあります。 この記事では、Armadillo側へはSSHサーバを使用し、PC側へはWinSCPを使用することで、Windows上のファイル操作と同様にArmadillo上のファイルを操作する方法を紹介します。
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アドバリー製USBLANアドオン(ATB-AGAD-USBLAN)は、標準のカーネルのままでは動作させることができません。 カーネルにパッチを適用することで動作を確認できましたので、参考までに紹介します。
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Linuxカーネルをコンパイル時の設定(カーネルコンフィギュレーション)は、Linuxカーネルソースコードが持つmeuconfigという機能を使うことで変更できます。 menuconfigは、メニューから項目を選択し変更できるのですが、Linuxカーネルのカーネルコンフィギュレーションは項目が多く、変更したい項目がどこにあるのか探すことが困難な場合があります。menuconfigは検索機能を備えており、そのような場合にはキーワードからカーネルコンフィギュレーションを検索すると便利です。
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ユーザーランドのソフトウェアを固定する場合、 「ユーザーランドイメージを作成する」、「インストールするdebパッケージをあらかじめダウンロードしておく」等が考えられますが、 apt-getコマンドでバージョンを指定してパッケージをインストールすることもできます。
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LinuxカーネルにはOOM(Out Of Memory) Killerという仕組みがあり、 メモリ(RAM)が枯渇しシステムが動作不能となる恐れがある場合、 メモリリソースを多く使用しているプロセスを強制的に停止させ、メモリを確保します。 運用上重要なプロセスである場合や負荷試験時など、 OOM Killerの対象として欲しくないプロセスがある場合には、 設定を行うことで、OOM Killerの対象から外すことができます。
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x1-debian-builderで自動作成されるrootユーザー、atmarkユーザーのパスワードの変更方法を紹介します。
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Armadillo-IoT G3/G3L、あるいはArmadillo-X1では、x1-debian-builderというツールを使用してルートファイルシステムアーカイブを作成します。 この記事では、その主たる処理を行うbuild.shの動きについて、簡単に概要を説明いたします。
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インターネット経由でスマートフォンへPush通知を行うためのサービスとして"Pushbullet"というサービスがあります。 この記事では、Armadillo-IoT G3/G3Lで使用してみた際の手順をまとめます。
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ルートファイルシステムアーカイブは.tar.gzのアーカイブなので、展開すればchownコマンドで所有者を変更できます。ただし、chownでの変更時に注意が必要な点があるため、この記事で説明します。
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x1-debian-builderでルートファイルシステムアーカイブを作成すると、一般ユーザーとして"atmark"ユーザーが作成されます。この記事では、ルートファイルシステムアーカイブ作成時のユーザーの追加/変更方法を紹介します。
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apt-getコマンドでdebファイルのダウンロードが可能です。
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Armadillo-X1/IoT(G3/G3L)では、ユーザーランドとしてDebian GNU/Linux 8(jessie)のルートファイルシステムアーカイブのみを公開しています。このアーカイブの作成やカスタマイズには、x1-debian-builderというツールを公開しています。 ただし、x1-debian-builderは完了までに少なくとも30分程かかります。本記事では、ちょっとした変更などで、アーカイブを直接変更する手順を紹介します。
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x1-debian-builderを使用してルートファイルシステムアーカイブを作成する際、apt-getでインストールするパッケージは、
x1-debian-builder-[VERSION]/[製品名]_resources/resources/packages
にパッケージ名を追加します。 パッケージに設定ファイルが含まれる場合、この設定ファイルがルートファイルシステムアーカイブに組み込まれることになります。
しかし、ルートファイルシステムアーカイブには任意に変更した設定ファイルを含めたい場合があります。 そこで本記事では、lighttpdを例に、変更した設定ファイルを含むルートファイルシステムアーカイブの作成方法を紹介します。 -
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overlayfsの有効化方法は製品マニュアルに記載があります[*1]が、無効化方法は記載されていません。
[*1] 22.2. ルートファイルシステムへの書き込みと電源断からの保護機能
有効化では、U-Bootの環境変数にoverlayfsを設定しているだけです。そこで、本記事ではU-Bootの環境変数の内容を確認し、削除する方法を紹介します。 -
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hcitoolでHCI(Host Controller Interface)のコマンドをBluetoothモジュールへ発行することにより、Bluetoothモジュールの設定を変更できます。本記事では例として、アドバタイズパケットの送信周期を変更してみます。
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Armadillo-IoT G3/Armadillo-IoT G3L/Armadillo-X1ではi.MX7DというデュアルコアのCPUを搭載しています。通常、あるプロセスがどのCPUコアで実行されるかは、Linuxカーネルの判断次第なのですが、プロセスごとにアフィニティ(親和性)の設定を行うことで、どのコアで実行して欲しいかをLinuxカーネルへ指定することができます。 tasksetというコマンドでアフィニティの設定が行えます。本記事では、実行例と共に使用方法を紹介します。
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インストールディスクの実態は、SDのブートディスクです。Armadilloの内臓ストレージ(eMMC及びQSPIフラシュメモリ)へ書き込むイメージファイルと、インストールスクリプトを含んでおり、SDブート時にインストールスクリプトが実行されるよう設定されています。
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Armadillo-G3/G3L/X1の内蔵ストレージの初期化を行うインストールディスクを作成する際、各製品マニュアルではATDE上で"dd"というコマンドでSDへのインストールディスクイメージの書き込みを行っています。 本記事では、"Win32 Disk Imager"というツールを使用して、Windows上でインストールディスクイメージの書き込みを行ってみます。
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Armadillo-G3/G3L/X1では、インストールディスク(SD/マイクロSD)を使用することで、内蔵ストレージ(eMMC及びQSPIフラッシュメモリ)内のイメージを一括で書き換えることができます。
本ブログでは、主に出荷時を想定し、インストールディスクイメージ(インストールディスクの元となるイメージファイル)を用いたインストールディスクの作成から、インストールディスクを用いたArmadilloへのイメージ書き込みまでの手順を紹介します。