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v4l-utilsでどのデバイスファイルが、どのカメラに対応しているか調べる

at_ito
2015年1月4日 11時18分

Armadillo-810 製品マニュアルでは、/sys/class/video4linux/videoN/name(Nは数字が入ります)でどのデバイスファイルがどのカメラに対応するかを確認する方法が記載されています。この方法の場合、複数のカメラが接続されているとコマンドを複数回打つ必要があり面倒です。そのため、2014年11月の製品アップデートで追加されたv4l-utilsを使って、どのデバイスファイルが、どのカメラに対応しているか調べる方法を紹介します。

例として、Armadillo-810 カメラモデル開発セット(標準イメージ)の場合で説明します。 起動時には、以下のように/dev/video0と/dev/video1が作成されています。

[root@armadillo810-0 (ttySC2) ~]# ls -1 /dev/video*
/dev/video0
/dev/video1

v4l-utilsに含まれるv4l2-ctlコマンドを、以下のように実行することで、どのデバイスファイルが、どのカメラに対応しているか調べることができます。

[root@armadillo810-0 (ttySC2) ~]# v4l2-ctl --list-devices
sh_mobile_ceu sh_mobile_ceu.0: SuperH Mobile CEU driver attached to camera 0
sh_mobile_ceu sh_mobile_ceu.0: SuperH Mobile CEU driver detached from camera 0
SuperH_Mobile_CEU ():
        /dev/video1
 
renesas_usbhs_udc (gadget):
        /dev/video0

上記のように、v4l-utilsを使えばカメラ関係の操作や状態を見ることが簡単にできます。2014年11月のアップデート以降のAtmark Distに含まれていますので、ぜひお試しください。