at_ito
2015年8月3日 8時09分
Armadillo-IoTを使用する際に、簡単にWebアプリケーションを作成したい場合があると思います。HTTPサーバーとCGIを利用してWebアプリケーションを作成することもできますが、事前知識が必要であまりお手軽ではありません。
ここではArmadillo-IoTに標準で入っているRubyのWebアプリケーションフレームワークであるSinatraを使用して、簡単にWebアプリケーションを作成し、動かしてみます。
Webアプリケーションの作成
以下のコマンドを実行して、sinatra.rbをviエディタで開いてください。
[armadillo ~]# cd /etc/config [armadillo ~]# vi sinatra.rb
sinatra.rbを以下のように入力して保存して終了してください。
require 'sinatra' get '/' do "Hello World!" end
Webアプリケーションの実行
以下のコマンドを実行して、sinatra.rbを実行してください。
[armadillo ~]# ruby sinatra.rb -o 0.0.0.0 &
動作確認
PCのブラウザから、Webアプリケーションを動かしてみます。
お使いのArmadillo-IoTのIPアドレスを以下のコマンドで確認してください。
[armadillo ~]# ifconfig
※: IPアドレスはネットワーク環境によって異なります。ここでは、以降IPアドレスは192.168.139.100と設定されているものとして記載します。実際に入力する際には、環境によって読み替えてください。
ブラウザのURL入力欄に「http://192.168.139.100:4567」と入力して、ブラウザのページに「Hello World!」と表示されることを確認してください。