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node-eye: Webサーバーを使用して指定したファイルをArmadilloにダウンロードする方法

at_ito
2017年10月1日 17時03分

node-eyeを使用している際に、一部ファイルだけの更新をしたい場合などがあると思います。その際には、node-eyeの任意コマンドを使用して、外部のWebサーバーからファイルをArmadilloにダウンロードすることが可能です。

ここでは、node-eyeから指定したファイルを、Armadilloにダウンロードする方法を紹介します。

1. モジュールの作成

node-eye: リモートから任意のコマンドを追加するを参考に、例として/etc/armsd/user_modules/7_downloadというファイル名で、以下のモジュールを作成してください。

#!/bin/sh

wget -O- -q -i ${3} > /root/download_file
if [ $? -eq 0 ]; then
        echo "download completed." > ${4}
else
        echo "download failed." > ${4}
fi

上記のファイルは、SACMの任意コマンドで指定されたURLからファイルをダウンロードし、/root/download_fileとして保存するスクリプトになります。

2. ファイルのダウンロード

SACMのWebインターフェースの「オペレーション」から任意コマンドを実行できます。

Web画面で、以下のように設定し、任意コマンドを実行してください。

  1. 実行オペレーションの選択で「任意コマンド」を選択
  2. 該当のモジュール(例. モジュール7)を選択
  3. 「パラメータ」に、ダウンロードしたいファイルのURLを指定
  4. 実行スケジュールを選択
  5. 「任意コマンド 実行」ボタンを選択
  6. タスク実行結果に「download completed.」と表示されることを確認
    (「download failed.」と表示される場合はダウンロードに失敗している状態)