at_kazutaka.bito
2016年6月11日 14時19分
現行のデフォルト設定では、lsコマンドの出力結果に、ファイルの種類に応じた色がついていません。 ディレクトリや実行ファイルが色で見分けられるよう、設定を変更してみました。
1.".bashrc"を編集
lsコマンドの色の設定は、.bashrcファイルで設定できるようになっているようです。 ユーザーごとの設定は、ホームディレクトリの.bashrcを編集します。 (下記は、rootユーザの場合)
root@armadillo-iotg:~# vi .bashrc
で、.bashrcを開いて、
# You may uncomment the following lines if you want `ls' to be colorized: # export LS_OPTIONS='--color=auto' # eval "`dircolors`" # alias ls='ls $LS_OPTIONS' # alias ll='ls $LS_OPTIONS -l' # alias l='ls $LS_OPTIONS -lA'
の箇所を
# You may uncomment the following lines if you want `ls' to be colorized: export LS_OPTIONS='--color=auto' # eval "`dircolors`" export LS_COLORS=':' alias ls='ls $LS_OPTIONS' # alias ll='ls $LS_OPTIONS -l' # alias l='ls $LS_OPTIONS -lA'
のように編集して、上書き保存して終了します。
備考)
本来、dircolorsで、LS_COLORSを設定するのだと思うのですが、当方の確認では、
export LS_COLORS=''
のように、空になってしまいました。
そこで、ここでは簡易的に
export LS_COLORS=':'
と設定しています。
(LS_COLORS=':'の':'の箇所は、ファイルの種類と色を指定すると任意に設定できると思いますが、ここでは割愛します。)
2.".bashrc"を有効化
下記コマンドを実行して、.bashrcの設定を有効にします。
root@armadillo-iotg:~# source ~/.bashrc
以降、lsコマンドの出力結果にファイルの種類に応じて色がつきます。