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ATDE5でeclipse(C/C++)を使ってみる(インストール)

at_takuya.sasaki
2015年6月1日 7時09分

Armadillo-800シリーズの開発環境であるATDE5にeclipseをインストールして、C/C++のプログラムをビルドしてみたいと思います。 今回はeclipseのインストールまでを試してみました。

1. eclipseのインストール

eclipseは以下のサイトからダウンロード可能です。
http://www.eclipse.org/downloads/

OSにはLinux、アーキテクチャは環境に合わせてください。今回はJavaではなく、C/C++のビルドを試しみたいので、パッケージには [Eclipse IDE for C/C++ Developers]を選択しました。

atmark@atde5:~$ wget http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/eclipse//technology/epp/downloads/release/luna/SR2/eclipse-cpp-luna-SR2-linux-gtk.tar.gz

2. 展開します。

展開先は今回は /opt にしてみました。展開後は、パーミッションの変更やシンボリックリンクの作成を行います。

atmark@atde5:~$ sudo tar zxvf eclipse-cpp-luna-SR2-linux-gtk.tar.gz  -C /opt/
atmark@atde5:~$ cd /opt
atmark@atde5:/opt$ sudo chown -R root:root eclipse/
atmark@atde5:/opt$ sudo chmod -R a+x eclipse/
atmark@atde5:/opt$ sudo ln -s /opt/eclipse/eclipse /usr/local/bin/eclipse

3. 起動してみます。

atmark@atde5:/opt$ eclipse

work spaceを聞かれるので、デフォルトの /home/atmark/workspaceのままとします

4. 日本語化プラグインをダウンロードします。

日本語化プラグインは以下からダウンロードが可能です。
http://mergedoc.osdn.jp/index.html#/pleiades.html

atmark@atde5:/opt$ cd
atmark@atde5:~$ wget http://svn.sourceforge.jp/svnroot/mergedoc/trunk/Pleiades/build/pleiades.zip

5. 日本語化プラグインを展開します。

atmark@atde5:~$ sudo apt-get install unzip
atmark@atde5:~$ sudo cp pleiades.zip /opt/eclipse/
atmark@atde5:/opt/eclipse$ sudo unzip pleiades.zip

6. 設定ファイルを編集します。

atmark@atde5:/opt/eclipse$ sudo vi eclipse.ini
 
末尾に以下の行を追加して保存します。
 
-javaagent:/opt/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
-Xverify:none

7. GNOMEのメニューに追加する。

GNOMEのメニューから起動できるように編集してみます。

1) GNOMEのメニューの「アプリケーション」をマウスで右クリック
2) サブメニューの「メニューの編集」をクリック
3) 今回は「プログラミング」メニューに追加するので、ウインドウの左側にある「プログラミング」を選択
4) 「新しいアイテム」ボタンを押下
5) 「コマンド」の入力に、/opt//eclipse/eclipse を入力。
6) 名前とコメントにEclipse 4.4 などわかりやすいものを入力して閉じる

8. 起動

GNOMEのメニューの[プログラム]-[EClipse 4.4]を選択すると日本語化されたEclipseが起動するはずです。

以上