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Armadillo-840で天地逆転させて表示する

at_takuya.sasaki
2016年4月3日 20時53分

過去にフォーラムでも話題になっていますが、LCDに表示するGUIを天地逆転して表示したい場合がたまにあります。[*1]
今回は、Armadillo-840でQtを使った天地逆転の方法を紹介します。

[*1] たとえばこちら Armadillo-440 接続のLCDへ天地逆の表示をするためには?

QMLを使ってあげると、簡単に天地を逆転することが可能です。 たとえば、以下のコードでは、a.pngという画像を 横 800 x 縦 480 の領域に表示することができます

import QtQuick 2.0
 
Rectangle {
    id: root
    width: 800; height: 480
 
    Image {
          source: "a.png"
    }
}

これを天地逆転させるためには、以下のように transformから始まる1行を追加するだけです。 なお、x,yで示す座標は、回転させる画面の中心点を示してあげる必要があります。

import QtQuick 2.0
 
Rectangle {
    id: root
    width: 800; height: 480
    transform: Rotation { origin.x: 400; origin.y:240; angle: 180}
 
    Image {
          source: "a.png"
    }
}

以上