採用事例 : ワイヤレス構造ヘルスモニタリングシステム「HM-5013」

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ビル等に本システムを導入する事により、地震前後のビルの状況をWebブラウザでどこからでも確認する事ができます。各階に設置された高性能振動計測ユニットは、無線でゲートウェイに接続される為、既設のビルでも専用線の工事を行うこと無く導入が可能です。地震発生時には、メールでの通知、最大層間変形角の診断、外部機器の制御等により、従来の地震計に近い使い方にも対応しています。

Armadillo-IoTゲートウェイ G3の役割

Armadillo-IoTはゲートウェイ(GW-5013-S)として、複数の計測ユニット(HM-5013-S)のデータを収集し、そのデータをクラウド(Galnet Cloud)へ送信しています。合わせて、搭載された絶縁IOボードによる外部機器の緊急停止制御も行っています。

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(c) IMV株式会社

Armadilloの採用ポイント

まずはセンサネットワークに採用した無線に対応したゲートウェイであること、そしてその中で内部処理のカスタマイズ要素が高い事が採用のポイントでした。Armadillo-IoTは、その両方に対応していた上に、拡張ボードにより外部機器の緊急停止機能を実装出来る事も今回のシステムには最適だったと考えています。


他の機種ですでにArmadilloシリーズを採用しており、このシステムの企画を進める中で早い段階から採用候補に挙がっていました。今回採用した無線が、非常に多機能で作り込みには苦労しましたが、独自のプログラムを組むことが出来るArmadilloシリーズは微調整を行う上でも助かる事が多かったです。


ワイヤレス構造ヘルスモニタリングシステム「HM-5013」の詳細情報(IMV株式会社)