Armadilloフォーラム

Armadillo-420で動作確認されているIEEE802.11ac対応USB無線LANアダプタ

mituishi_okamura

2015年2月13日 9時04分

Armadillo-420で動作確認されているIEEE802.11ac対応USB無線LANアダプタはありますか?
Armadillo-810/840で動作確認されているIEEE802.11ac対応のUSB無線LANアダプタであれば、
Armadillo-420でも同様に使用できると考えてよいのでしょうか?
御教示方、宜しくお願い致します。

コメント

at_takashi.sasayama

2015年2月17日 17時56分

笹山です。

> Armadillo-420で動作確認されているIEEE802.11ac対応USB無線LANアダプタはありますか?

Planex社 GW-900D、GW-450S、GW-450D は Armadillo-400シリーズでも動作確認ができました。
NPTcpによるスループットの計測結果は以下となりました。

GW-900D : 約20Mbps
GW-450S : 約20Mbps
GW-450D : 約38Mbps
無線LANアクセスポイント : NETGEAR R6300

以下、それぞれのデバイスの動作確認方法です。

■GW-900Dの動作確認方法

動作確認の大まかな流れは、下記Howtoと同じです。

Howto : Armadillo-810/840で IEEE802.11ac USB無線LANアダプタ GW-900D を動作させる
http://armadillo.atmark-techno.com/howto/a800-ieee80211ac-gw-900d

Howtoとの違いは以下の2点です。

1.Armadillo-400シリーズでは、Howtoの「Linuxカーネルの変更」にある
Linux 802.11 configuration API を有効にする作業は不要です。

2.「パッチの適用とビルド」では、パッチは添付の物を使用し、
ドライバのビルドは以下のコマンドで行ってください。

atmark@atde3$ patch -p0 < armadillo4x0-rtl8812AU_linux_v4.2.5_10640.20140303.patch
atmark@atde3$ make KSRC=/home/atmark/atmark-dist/linux-2.6.x

※make KSRC= の後には、Linuxカーネルソースへのパスを指定します。
パスはお使いの環境に合わせて適宜置き換えてください。

■GW-450Sの動作確認方法

動作確認の大まかな流れは、下記Howtoの内容と同じです。

Howto : Armadillo-810/840で IEEE802.11ac USB無線LANアダプタ GW-450Sを動作させる
http://armadillo.atmark-techno.com/howto/a800-ieee80211ac-gw-450s

Howtoとの違いは以下の2点です。

1.Armadillo-400シリーズでは、Howtoの「Linuxカーネルの変更」にある
Linux 802.11 configuration API を有効にする作業は不要です。

2.「パッチの適用とビルド」では、パッチは添付の物を使用し、
ドライバのビルドは以下のコマンドで行ってください。

atmark@atde3$ patch -p0 < armadillo-4x0-rtl8811AU_linux_v4.2.4_9533.20131209.patch
atmark@atde3$ make KSRC=/home/atmark/atmark-dist/linux-2.6.x

※make KSRC= の後には、Linuxカーネルソースへのパスを指定します。
パスはお使いの環境に合わせて適宜置き換えてください。

■GW-450Dの動作確認方法

動作確認の大まかな流れは、下記Howtoの内容と同じです。

Howto : Armadillo-810/840で IEEE802.11ac USB無線LANアダプタ GW-450Dを動作させる
http://armadillo.atmark-techno.com/howto/a800-ieee80211ac-gw-450d

Howtoとの違いは以下の2点です。

1.「パッチの適用とビルド」では、パッチは添付の物を使用し、
ドライバのビルドは以下のコマンドで行ってください。

atmark@atde3$ patch -p0 < armadillo-4x0-mt7610u_wifi_sta_v3002_dpo_20130916.patch
atmark@atde3$ make KSRC=/home/atmark/atmark-dist/linux-2.6.x

※make KSRC= の後には、Linuxカーネルソースへのパスを指定します。
パスはお使いの環境に合わせて適宜置き換えてください。

2.「Armadilloの設定」は不要です。

ファイル ファイルの説明
armadillo4x0-rtl8812AU_linux_v4.2.5_10640.20140303.patch GW-900D Linuxドライバv4.2.5 Armadillo-4x0用パッチ
armadillo-4x0-rtl8811AU_linux_v4.2.4_9533.20131209.patch GW-450S Linuxドライバv4.2.4 Armadillo-4x0用パッチ
armadillo-4x0-mt7610u_wifi_sta_v3002_dpo_20130916.patch GW-450D Linuxドライバv3002 Armadillo-4x0用パッチ