Armadilloフォーラム

G3 量産用 基板AGX3101-U01Zの絶縁対策

takeaki

2022年7月11日 17時00分

お世話になっております。
Armadillo-IoTゲートウェイ G3 量産用 基板AGX3101-U01Zの基板固定用のネジ穴4か所について教えてください。
このネジ穴ですが、外見から基板のGNDと思われるパターンと密着している様に見えます。
回路図が無いのでこちらでは分からないのですが、実際の基板設計はどうなっているでしょうか?
もし、ネジ穴がGNDと接続されていた場合。ここに金属スペーサーを立てるとGNDと筐体フレームはショートします。
何故、GNDと筐体フレームをショートさせる仕様にしたのでしょうか?
設計コンセプトを含めて教えてください。
よろしくお願いします。

コメント

at_hironori.miura

2022年7月12日 10時48分

三浦です。

FGとSGを分離するか、統一するかという点については、
双方で良し悪しがあると認識しておりますが、
当社では、大きく以下2点を考慮し、本製品ではFGとSGを統一する設計を採用しております。
・使用されるお客様によっては必ずしもFGを必要としない,接地しない/できない
・FGとSGを共通にすることによるEMC特性の向上

ありがとうございます。
Armadillo-IoT ゲートウェイ G3 製品マニュアルP.26の[2.5. 電波障害について]の項目に「この装置は、クラスB 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的…」とありました。
弊社が収める環境は、工場(機械設備)や屋外が主なので運用環境が異なります。
GNDとFGを共通にした場合、FGからのサージノイズで基板が壊れた事も過去に経験しています。
結局の所、環境仕様の応じて利用する事に変わりはないですね。

もし宜しければ、この「本製品ではFGとSGを統一する設計を採用」の旨を製品マニュアルに記載して頂けると、構造検討もFG周りについて検討し易くなります。
よろしくお願いします。

at_hironori.miura

2022年7月12日 13時23分

三浦です。

電波障害の項目に記載している文章は、
VCCI規格に準ずる文言であり、
VCCI規格において、クラスB機器(主に住宅環境内での使用を目的とする機器)は、
クラスA機器(クラスB以外の工場内や商業施設内などを含む環境での使用を目的とする機器)より
基準が厳しいため(クラスBはクラスAを含むため)、本製品が、工場等での運用を目的としていない訳ではありません。

ただし、おっしゃる通りFGに関してはSGと分離するような設計ではないため、
申し訳ありませんが、必要かつ可能であれば別途対策を実施いただくことになります。

製品マニュアルへの記載に関しては検討いたします。

林(takeaki)です。

ありがとうございます。
勘違い的な発言をしてしまい、申し訳ありません。
VCCIでの話ですね。

FGとSGは分離していない件は了解しました。
引き続きG3を使わせていただきます。

よろしくお願いします。