Armadilloフォーラム

リカバリーにてMD5 errorで失敗してしまう

shiba

2022年7月20日 9時49分

お世話になります。

現在SDカードを用いたイメージの書き換えをおこなっておりますが、
「MD5 error」が出てしまい書き込みに失敗していまいます。

書き込み時のログを本フォーラムに添付いたします。

イメージの書き換えはSDカードで行っており、2019/10/01からSDカードを用いて使用しており、
今までと同様の手順にて書き込みを行っております。
Debian GNU/Linux 10(buster)対応前のものであり、そちらが原因でしょうか?
過去に同様のエラーがなく、断言できないですが・・・

対象のarmadilloのロッドは040395~040444で
書き込み可能であった直近のロッドは034086~034135になります。

ファイル ファイルの説明
アルマジロ書き込みエラーについて.txt S/N: 40395でのログ画面
コメント

古関です。

> Image Name: Linux-3.14.79-at21
・・・省略・・・
> mmc2: unrecognised EXT_CSD revision 8
> mmc2: error -22 whilst initialising MMC card

カーネルが古いことで、セカンドソースのeMMCを認識することができず、
インストールに失敗していると考えています。

詳細は以下の変更通知をご確認ください。
https://armadillo.atmark-techno.com/system/files/change_notification/20…

通知文章に書かれているように、
以下いずれかにアップデートをする対策をお願いいたします。
・Linux-3.14.79-at23以降を利用する
・Linux-3.14.79-at21に対策パッチを当てる
・Linux-4.9を利用する

インストールディスクイメージ作成ツールを使って、
任意のバージョンのソフトウェアを書き込むインストールディスクを作成することで、対応が可能です。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-g3l/armadillo-iotg-g3l_p…
https://download.atmark-techno.com/armadillo-iot-g3l/make_install_disk_…

よろしくお願いいたします。

古関様

早急な回答有り難うございます。

また資料有り難うございます。
頂いた資料にて、「Linux-4.9をご利用の場合、ソフトウェアの変更は不要です」とありますが、
セカンドソース追加部品への移行に伴い、ユーザーエリアや各パーティションの容量が変化しておりますが、
ソフトウェア制作に伴い例えば、セカンドソース追加の方をベースに作成した場合、そのベースを現行部品版にインストールするのは問題ないでしょうか?
(容量的に問題ないか気になりました)

また、頂いた対策の確認ですが、
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
1)
開発環境上のLinuxがLinux-3.14をご利用の場合、バージョンLinux-3.14-x1-at23以降にアップデート(もしくはlinux4.9を使用する)
https://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-iot-g3l/resources/software
上記よりダウンロードをし、新しい環境で再作成
もしくは
2)
開発環境はそのままで、現状作成済みのソースコードに対応パッチを当てビルドし直し
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
上記1か2を行い、再度インストールディスクイメージの作成を行い、SDカード等でArmadilloをリカバリーをかければ宜しいでしょうか?

よろしくお願いいたします。

古関です。

> 頂いた資料にて、「Linux-4.9をご利用の場合、ソフトウェアの変更は不要です」とありますが、
> セカンドソース追加部品への移行に伴い、ユーザーエリアや各パーティションの容量が変化しておりますが、
> ソフトウェア制作に伴い例えば、セカンドソース追加の方をベースに作成した場合、
> そのベースを現行部品版にインストールするのは問題ないでしょうか?
はい。
インストールディスクはeMMCの容量に応じで、フォーマットするようになっているため、
eMMCの認識ができるLinux-Kernelをご利用いただければ、
どちらのeMMC搭載品でも問題なく初期化が可能です。

eMMCの容量が変更になるため、例えばお客様のアプリケーションから
直接eMMCの論理ブロックアドレスにアクセスするようなプログラムを作っていたり、
ddコマンドでeMMCのブロックデバイスの中身を丸ごと抜き出して、
ddコマンドで別の個体に書き込むような運用をしていた場合、問題になる可能性があります。
(このような使い方はしていないと考えていますが。。)

> 上記1か2を行い、再度インストールディスクイメージの作成を行い、
> SDカード等でArmadilloをリカバリーをかければ宜しいでしょうか?
はい。この手順で認識あっております。

よろしくお願いいたします。