secual-ikawa
2022年9月1日 21時06分
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-g4/armadillo-base-os-dev…
上記を参考に「initial_setup.swu」を作成し、初回アップデートを行いました。
この際、「アットマークテクノが作成したイメージをインストール可能にしますか? (Y/n)」は、「Y(はい)」としました。
次に以下のコマンドにて、最新イメージへのアップデートを行うとエラーが発生します。
swupdate -v -d '-u https://download.atmark-techno.com/armadillo-iot-g4/image/baseos-x2-3.16.2-at.3.swu'
出力されるログを添付しますので、対処方法を教えていただけますか?
ファイル | ファイルの説明 |
---|---|
swupdateのエラー時ログ.txt | swupadate error log |
at_dominique.m…
2022年9月2日 8時42分
secual-ikawaさん
お世話になっています。
アップデートを使っていただいてありがとうございます!
>
> 出力されるログを添付しますので、対処方法を教えていただけますか?
出力によるエラーはこの行です:
[ERROR] : SWUPDATE failed [0] ERROR : /!\ Nothing to do -- failing on purpose to save bandwidth
大変分かりにくいですが、swupdate でアップデートの内容がバージョンで管理されていても、アップデートの不要な部分を捨てるだけでもダウンロードします。
そのため、アップデートがすでにインストールされている場合にはあえて失敗を起こして残りのイメージをダウンロードしないように節約しています(英語のメッセージの内容はこの意味です)
# この動作(不要な部分をダウンロードする)はアップストリームで一応直す計画がありますが、予定はなさそうです。修正されたら、このエラーが不要になっていてただ何もしないように変更します。
具体的に、ログからのバージョンの確認もできます。この部分は現在インストールされているバージョンです:(/etc/sw-versions ファイルから取得されたバージョンです):
[TRACE] : SWUPDATE running : [read_sw_version_file] : Installed base_os: Version 3.16.2-at.3
[TRACE] : SWUPDATE running : [read_sw_version_file] : Installed boot: Version 2020.04-at9
この部分は swu に搭載されているバージョンです:
[TRACE] : SWUPDATE running : [compare_versions] : Parsed: '3.16.2-at.3' <-> '3.16.2-at.3'
[TRACE] : SWUPDATE running : [is_image_higher] : base_os(3.16.2-at.3) has a higher or same version installed, skipping...
[TRACE] : SWUPDATE running : [compare_versions] : Parsed: '2020.4.0-at9' <-> '2020.4.0-at9'
[TRACE] : SWUPDATE running : [is_image_installed] : boot(2020.04-at9) already installed, skipping...
なので、得に対応が必要なさそうですね。
自動アップデートも有効していたか(initial_setupで有効した場合)、以前失敗したように見えて実は成功していた?の可能性もあります。古い baseos からのアップデートの場合は「再起動しますよ!」というメッセージも赤く(error)表示していましたが、そこも swupdate の改善で緑(info)で表示することは可能になりました。今後のアップデートから表示されなくなります。
「アットマークテクノが作成したイメージをインストール可能にしますか? (Y/n)」の質問に関しては、n(いいえ)を答えた場合には別の「イメージを証明できません」と言うエラーがでますので、そこもちゃんと動いています。
よろしくお願いします。