Armadilloフォーラム

Armadillo-840でfluentdの使用について

sh_kondoh

2015年4月2日 10時34分

近藤です。
いつもお世話になっております。

 Armadillo-840において、fluentdを使用しようと考えております。

 Armadillo-840のmenuconfigにはfluentdの項目がございませんが、
atmark-dist-20150318のuserディレクトリにfluentdのディレクトリがあります。

 fluentdを、Armadillo-840で使用する方法はございませんでしょうか。

コメント

at_takashi.sasayama

2015年4月16日 16時54分

笹山です。

返信が遅くなってしまい申し訳ございません。

> fluentdを、Armadillo-840で使用する方法はございませんでしょうか。

Armadillo-IoT にてデフォルトで含まれている fluentd は
Armadillo-840 でも使用することができます。

fluentd を使用するには、
以下のユーザーランドコンフィギュレーションを行ってみてください。

atmark-dist v1.39.0 Configuration
---------------------------------
Userland Configuration
    Miscellaneous Applications  --->
         [*] ruby              # チェックを入れます。入れると以下の項目が表示されます。
         (2.1.2)   Version     # 2.1.2 を選択します
         [*] fluentd           # チェックを入れます
         [*] fluent-plugin-td  # チェックを入れます
         [ ] sinatra           
         [ ] rack              
         [ ] rack-protection   
         [ ] tilt              
         [*] http_parser.rb    # チェックを入れます
         [*] ruby-cool.io      # チェックを入れます
         [*] ruby-httpclient   # チェックを入れます
         [ ] ruby-macaddr      
         [ ] ruby-mqtt         
         [ ] ruby-serialport   
         [*] ruby-sigdump      # チェックを入れます
         [ ] ruby-systemu      
         [*] ruby-string-scrub # チェックを入れます
         [*] ruby-thread_safe  # チェックを入れます
         [*] ruby-tzinfo       # チェックを入れます
         [*] ruby-tzinfo-data  # チェックを入れます
         [ ] rest-client       
         [ ] mime-types        
         [*] msgpack-ruby      # チェックを入れます
         [ ] netrc             
         [ ] pusher-client     
         [*] td-client-ruby    # チェックを入れます
         [ ] websocket         
         [*] yajl-ruby         # チェックを入れます
---------------------------------

※下記ブログの内容を動作確認する為に必要となるものを有効化しています。

Armadillo-IoTでfluentdを利用してTreasureDataにデータを溜める
https://users.atmark-techno.com/blog/46/1219

注意点としまして ruby をユーザーランドイメージに含めますと、
ユーザーランドイメージが大きくなった影響で、メモリが足りなくなり
起動時などにバックトレースが表示されることがあります。

対処方法としましては、AVコーデックミドルウェアを使用しないのであれば、
以下の Howto を参考に無効化するか、
ユーザーランドコンフィグで使用しないものを無効化してみてください。

Howto : AVコーデックミドルウェアを無効にしてメモリを全てLinuxに割り当てる
http://armadillo.atmark-techno.com/disable_acm_use_whole_ram

sh_kondoh

2015年4月17日 13時11分

笹山さん

 近藤です。

 ご返信ありがとうございました。

> (2.1.2) Version # 2.1.2 を選択します

 ここが理解できず、(2.0.0-p451)でmakeをかけて、rakeコマンドがないと言われて、
ATDE5の環境から作り直していたので、返信が遅れてしまいました。

 Versionの行でリターンを押してVersion選択ができ、無事カーネルのビルドができることを
確認致しました。

 ご指導ありがとうございました。

 今後動作確認を行い疑問点が出ましたら、別スレッドを立ち上げて質問させて頂くことになると
思いますが、よろしくお願い致します。