mikan
2022年11月20日 11時24分
imx-optee-os の core/arch/arm/plat-imx/conf.mk におけるCFG_TZDRAM_SIZE の値を変更することで、OP-TEEのメモリ割りあてのサイズを変更してビルドし直し、update_imx-boot.swuファイルを作成しました。作成したswuファイルにより、armadilloのソフトフェアアップデートしたところ、以下のエラーが出てアップデートが停止してしまいました。
... NOTICE: BL31: Built : 12:16:12, Nov 11 2022 E/TC:0 0 Panic at core/arch/arm/mm/core_mmu.c:299 <carve_out_phys_mem> E/TC:0 0 TEE load address @ 0x56000000 E/TC:0 0 Call stack: E/TC:0 0 0x0000000056008cb0
このエラーのあと、電源を入れ直しても同様のエラー文が表示されるだけで、新しいupdate_imx-boot.swuファイルを入れた USBを挿しても反応しません。
この状況からarmadilloを利用できる状態にする方法はありますでしょうか? それとも、再度購入する必要がありますでしょうか?
よろしくお願いいたします。
コメント
at_dominique.m…
mikanさん、
お世話になっています、
アットマークテクノのマルティネです。
> すいません、SDカードでのブートを試してみたところ、正常に動作しました。失礼しました。
すでに解決できましたが、アップデートを詳細を少しだけ説明させていただきます。
- USB メモリなどの swu のアップデートは linux から実行しますので、linux が起動していない状態ではおっしゃる通りに実行されません。
- アップデートが失敗した際に自動ロールバック(前のバージョンに戻る)の仕組みがありますが、その仕組みは u-boot にありますので、残念ながらブートローダーを実行できなかった場合には実施されません。linux の故障の場合のみに使えます。
Armadillo をこの状態で固まったら、SD インストーラーで初期化させるか、SDカードの u-boot から「mmc partconf」コマンドで手動ロールバックも行えます。
例えば、mmcblk2boot0 を利用させるために「mmc partconf 2 0 1 0」、mmcblk2boot1 を利用させる場合は「mmc partconf 2 0 2 0」を実行してください。
また、OPTEE を直接に SD カードから利用できますので、SD カードに imx-boot イメージを書き込んで試した方が使いやすいかもしれません。imx-boot は SDカードの 32 KByte offset に書き込みます。
よろしくお願いします。
mikan
2022年11月20日 16時19分
> imx-optee-os の core/arch/arm/plat-imx/conf.mk におけるCFG_TZDRAM_SIZE の値を変更することで、OP-TEEのメモリ割りあてのサイズを変更してビルドし直し、update_imx-boot.swuファイルを作成しました。作成したswuファイルにより、armadilloのソフトフェアアップデートしたところ、以下のエラーが出てアップデートが停止してしまいました。
>
>
>
> このエラーのあと、電源を入れ直しても同様のエラー文が表示されるだけで、新しいupdate_imx-boot.swuファイルを入れた USBを挿しても反応しません。
> この状況からarmadilloを利用できる状態にする方法はありますでしょうか? それとも、再度購入する必要がありますでしょうか?
> よろしくお願いいたします。
>
> すいません、SDカードでのブートを試してみたところ、正常に動作しました。失礼しました。