hanakin
2015年6月30日 15時37分
お世話になります。
柴田です。
現在、Armadillo-440のﾎﾞｰﾄﾞでLCDの動作確認をしているのですが、
タッチした時に×マークが表示されており、これを非表示にしたいと
思っており、知恵をお借りできれば幸いです。
カーソルは削除できたのですが、×マークがどうしても消せません。
どこをいじれば良いのか、ご教授いただきたいです。
開発環境：ATDE4 Qtにてアプリを開発中
コメント
hanakin
at_takashi.sasayama
hanakin
再現するかわかりませんが、手順を下記に記述します。
基本的には、Howto : Armadillo-440でQt! 第2回を参考にしています。
①Windows7（32bit)上でVMWareからATDE4を起動
②Qt! 第2回の「Appendix1. AtmarkDistとの統合」を参考にして
atmark-dist-qt-20121105.tar.gzとlinux-2.6.26-at16.tar.gzをダウンロードして展開。
③CANを使用したいので、atmark-dist #make menuconfigでCANドライバーとcan-utilsを設定。
http://armadillo.atmark-techno.com/files/downloads/armadillo-guide/docu… を参考
make してlinux.tar.gzとromfs.img.gzが出来たのを確認。
④SDブートをしたいので、下記を参考にmicroSDをフォーマットしてlinux.tar.gzとromfs.img.gzを構築し、
SDブート設定にして起動できることを確認。
http://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-400_series_soft…
⑤Qt Creatorにてアプリケーションを作成し、Armadilloにlftpで転送して、実行権をつけて実行。
行った手順として、上記となります。
以上、よろしくお願いいたします。
at_takashi.sasayama
笹山です。
再現手順のご連絡有難うございました。
もう一点教えていただけないでしょうか？
samegame でも同じく×マークが表示されているか確認していただけないでしょうか？
atmark-dist-qt-20121105.tar.gz をお使いですので、
samegame はデフォルトでユーザーランドイメージに含まれています。
以下のコマンドを実行すると確認ができると思います。
[armadillo ~]# export QWS_MOUSE_PROTO=tslib:/dev/input/event1 [armadillo ~]# samegame -qws
可能でしたらデフォルトのものと、先に記載したカーソルを非表示にするバージョン
両方を確認していただけると有難いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
■参考情報
Howto : Armadillo-440でQt! 第1回
http://armadillo.atmark-techno.com/howto/armadillo-440-qt-1
hanakin
at_yashi
at_takashi.sasayama
笹山です。
×マークが表示される現象ですが x-window-system が動作していると
再現することがわかりました。
お使いの環境では Xfbdev が動作していると思われますので、これを kill すれば、
×マークが表示されなくなることを確認できると思います。
[root@armadillo440-0 (ttymxc1) ~]# ps |grep Xfbdev 1331 root 2404 S /usr/bin/Xfbdev -s 0 -mouse tslib,,device=/dev/input/ [root@armadillo440-0 (ttymxc1) ~]# kill 1331
本現象が発生するケースですが、ATDE4 と atmark-dist-qt-20121105.tar.gz 環境においては、
デフォルトで x-window-system は無効となっており、
仮に有効にしてもビルドエラーになる為、通常ではユーザーランドイメージに
x-window-system が含まれることはありません。
推測の域は出ませんが、x-window-system 有効の Armadillo-440 ユーザーランドが
既にSDに書き込まれていて、これを上書きする形で Qt 対応のユーザーランドを
展開すると本現象が発生する可能性があります。
ユーザーランドの展開前に、SDカードがフォーマットされているかを確認してみてください。
■参考情報
8.2.2. ファイルシステムの作成
http://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-400_series_soft…
hanakin
Xfbdev を無効にして動作したところ、×マークは表示されなくなりました。
問題解決です。
ありがとうございました。
> 本現象が発生するケースですが、ATDE4 と atmark-dist-qt-20121105.tar.gz 環境においては、
> デフォルトで x-window-system は無効となっており、
> 仮に有効にしてもビルドエラーになる為、通常ではユーザーランドイメージに
> x-window-system が含まれることはありません。
>
> 推測の域は出ませんが、x-window-system 有効の Armadillo-440 ユーザーランドが
> 既にSDに書き込まれていて、これを上書きする形で Qt 対応のユーザーランドを
> 展開すると本現象が発生する可能性があります。
>
> ユーザーランドの展開前に、SDカードがフォーマットされているかを確認してみてください。
上記、ＡＴＤＥ３のイメージを以前、テストとして使用したこともあります。
その後、リンクにあるパーティション作成から手順通りに行っており、
上書きをしたつもりはないのですが。
フォーマット後、実際にＳＤ内のフォルダやファイルは消えていました。
この件に関しては別件の話なので、何かわかればご連絡ください。
at_takashi.sasayama
2015年7月2日 13時07分
笹山です。
> カーソルは削除できたのですが、×マークがどうしても消せません。
Qtアプリの場合は setCursorVisible 関数でカーソルを非表示にできますが、
この設定を行うと×マークが表示されるのでしょうか？
サンプルアプリの samegame でカーソルを非表示にしてみましたが、
×マークは表示されませんでした。
atmark-dist-qt-20121105/vendors/AtmarkTechno/Armadillo-440.Qt/samegame/src/main.cpp
#include <QDeclarativeView> #include <QDeclarativeEngine> #include <QDeclarativeItem> #include <QApplication> #include <QDesktopWidget> #include <QWSServer> /* この行を追加します */ int main(int argc, char *argv[]) { QApplication app(argc, argv); QDeclarativeView view; view.setSource(QUrl("qrc:/qml/samegame.qml")); QWSServer::setCursorVisible(false); /* この行を追加します */ QDesktopWidget *screen = app.desktop(); QDeclarativeItem *rootObj = qobject_cast<QDeclarativeItem *> (view.rootObject()); rootObj->setProperty("width", screen->screenGeometry(-1).width()); rootObj->setProperty("height", screen->screenGeometry(-1).height()); view.showFullScreen(); return app.exec(); }仮にQtアプリではなく、x-window-system 環境で表示される ×マークを消す方法は、
以下が参考になると思います。
[Armadillo:08679] 液晶表示の×マークについて
http://lists.atmark-techno.com/pipermail/armadillo/2013-March/008682.ht…
■参考情報
Howto : Armadillo-440でQt! 第2回
http://armadillo.atmark-techno.com/howto/armadillo-440-qt-2
Qt Documentation: QWSServer Class
http://doc.qt.io/qt-4.8/qwsserver.html#setCursorVisible