Armadilloフォーラム

Armadillo IoT G3L モデムリセット後の電波強度について

anysense

2023年4月10日 15時00分

お世話になっております。高木です。
Armadillo-G3Lを利用させて頂いており、
当端末の電波強度についてお尋ねさせて頂きます。

Armadillo-G3L端末に付属している、
モデムリセットのコマンド(wwan-force-restart)を実行しモデムリセットによる再接続が行われる際
再接続失敗もしくは成功時に電波強度に影響を与えることはありますでしょうか。(電波強度が一時的に高くなる等)
以前、端末上で通信障害が発生した際、通信障害中に平時の電波強度を10程度上回る値が複数件確認できたため
モデムリセットによる影響があるのかを確認したい所存です。(平時: 61~64、 通信障害時 : 0 or 51~80)
また一時的に電波強度が高い数値となるが、通信はできないということは、一般的にありうるのでしょうか。

◆ 環境
Armadillo-G3L
OS : Debian10
network-manager : 1.14.6-2+deb10u1
modemmanager : 1.10.0-1atmark3
els31-utils : 1.2.0
atmark-x1-base : 3.2.0-1

以上よろしくお願いいたします。

コメント

at_mitsuhiro.yoshida

2023年4月10日 16時45分

吉田です。

記載いただいた電波強度はどのような手順で取得されていますでしょうか。
mmcli -m 0 の "Status" → "signal quality" を参照されていますでしょうか。

> モデムリセットのコマンド(wwan-force-restart)を実行しモデムリセットによる再接続が行われる際
> 再接続失敗もしくは成功時に電波強度に影響を与えることはありますでしょうか。(電波強度が一時的に高くなる等)

電波強度に関しては、その様なことはございません。
電波品質に関しては、網に接続するまでの間はあまり信用できる値にならない可能性はあります。

> また一時的に電波強度が高い数値となるが、通信はできないということは、一般的にありうるのでしょうか。

周辺の環境により電波品質が変動することは考えられますが、
基本的に電波品質が高い状態が接続しやすい状態となります。

標準パッケージにて提供しております再接続サービスは、
LTE 接続後に ping にて導通確認を実施しておりますので、
wwan-force-restart が発生する要因として、
ping の導通確認先との間で問題が発生している可能性もあります。

ご回答ありがとうございます。

電波強度についてはご認識の通り、mmcli -m 0の実行結果のsignal_qualityの値を参照しています。

> 電波品質に関しては、網に接続するまでの間はあまり信用できる値にならない可能性はあります。
ありがとうございます。こちらは大変参考になりました。

以上よろしくお願いいたします。