yasuda0108 2023年4月27日 14時05分 マニュアル「12.16. パワーマネジメント」記載の、パワーマネジメント状態から起床させる際、 「14.1.9.1. ONOFFピンからの電源制御」の方法は使用可能でしょうか? コメントを投稿するにはログインまたは登録をしてください コメント at_dominique.m… 2023年4月27日 14時46分 yasuda0108さん お世話になっています、 マルティネです。 > マニュアル「12.16. パワーマネジメント」記載の、パワーマネジメント状態から起床させる際、 > 「14.1.9.1. ONOFFピンからの電源制御」の方法は使用可能でしょうか? ONOFFピンをスリープからのレジュームに使えますが、dts の変更が必要です。 具体的に、「snvs_pwrkey」が arch/arm64/boot/dts/freescale/imx8mp.dtsi で無効の状態として設定されていますので、それを有効にするだけで使えるようになります。 例えば、カーネルツリーの arch/arm64/boot/dts/freescale/armadillo_iotg_g4-customize.dts ファイルの &{/} {};を以下の内容に編集します: // enable snvs power key &snvs_pwrkey { status = "okay"; }; 編集した後に「make dtbs」で「arch/arm64/boot/dts/freescale/armadillo_iotg_g4-customize.dtbo」を作成して、 そのファイルを Armadillo の /boot ディレクトリにコピーします。 次は /boot/overlays.txt に 「armadillo_iotg_g4-customize.dtbo」を追加します。 overlays.txt の内容は、 overlayがまだ無い場合に「fdt_overlays=armadillo_iotg_g4-customize.dtbo」、overlaysがすでにある場合は space 文字で別けて「fdt_overlays=xxx.dtbo armadillo_iotg_g4-customize.dtbo」等に編集します。 この二つのファイルを保存して再起動しておけば、ONOFF ピンを ground にすると Armadillo がスリープから起きます。 ※ mkswu を使いたい場合は ATDE の /usr/share/mkswu/examples/dtb_overlay.desc を参考にしてみてください。 overlay の詳しい説明は製品マニュアルの「9.12.4. DT overlay によるカスタマイズ」に記載されています(最新バージョン): https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-g4/armadillo-iotg-g4_pro… よろしくお願いします。 コメントを投稿するにはログインまたは登録をしてください yasuda0108 2023年4月27日 14時52分 詳細なご回答ありがとうございます。 内容承知しました。 引き続きよろしくお願いいたします。 コメントを投稿するにはログインまたは登録をしてください
at_dominique.m… 2023年4月27日 14時46分 yasuda0108さん お世話になっています、 マルティネです。 > マニュアル「12.16. パワーマネジメント」記載の、パワーマネジメント状態から起床させる際、 > 「14.1.9.1. ONOFFピンからの電源制御」の方法は使用可能でしょうか? ONOFFピンをスリープからのレジュームに使えますが、dts の変更が必要です。 具体的に、「snvs_pwrkey」が arch/arm64/boot/dts/freescale/imx8mp.dtsi で無効の状態として設定されていますので、それを有効にするだけで使えるようになります。 例えば、カーネルツリーの arch/arm64/boot/dts/freescale/armadillo_iotg_g4-customize.dts ファイルの &{/} {};を以下の内容に編集します: // enable snvs power key &snvs_pwrkey { status = "okay"; }; 編集した後に「make dtbs」で「arch/arm64/boot/dts/freescale/armadillo_iotg_g4-customize.dtbo」を作成して、 そのファイルを Armadillo の /boot ディレクトリにコピーします。 次は /boot/overlays.txt に 「armadillo_iotg_g4-customize.dtbo」を追加します。 overlays.txt の内容は、 overlayがまだ無い場合に「fdt_overlays=armadillo_iotg_g4-customize.dtbo」、overlaysがすでにある場合は space 文字で別けて「fdt_overlays=xxx.dtbo armadillo_iotg_g4-customize.dtbo」等に編集します。 この二つのファイルを保存して再起動しておけば、ONOFF ピンを ground にすると Armadillo がスリープから起きます。 ※ mkswu を使いたい場合は ATDE の /usr/share/mkswu/examples/dtb_overlay.desc を参考にしてみてください。 overlay の詳しい説明は製品マニュアルの「9.12.4. DT overlay によるカスタマイズ」に記載されています(最新バージョン): https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-g4/armadillo-iotg-g4_pro… よろしくお願いします。 コメントを投稿するにはログインまたは登録をしてください
yasuda0108 2023年4月27日 14時52分 詳細なご回答ありがとうございます。 内容承知しました。 引き続きよろしくお願いいたします。 コメントを投稿するにはログインまたは登録をしてください
at_dominique.m…
2023年4月27日 14時46分
yasuda0108さん
お世話になっています、
マルティネです。
> マニュアル「12.16. パワーマネジメント」記載の、パワーマネジメント状態から起床させる際、
> 「14.1.9.1. ONOFFピンからの電源制御」の方法は使用可能でしょうか?
ONOFFピンをスリープからのレジュームに使えますが、dts の変更が必要です。
具体的に、「snvs_pwrkey」が arch/arm64/boot/dts/freescale/imx8mp.dtsi で無効の状態として設定されていますので、それを有効にするだけで使えるようになります。
例えば、カーネルツリーの arch/arm64/boot/dts/freescale/armadillo_iotg_g4-customize.dts ファイルの
&{/} {};
を以下の内容に編集します:編集した後に「make dtbs」で「arch/arm64/boot/dts/freescale/armadillo_iotg_g4-customize.dtbo」を作成して、
そのファイルを Armadillo の /boot ディレクトリにコピーします。
次は /boot/overlays.txt に 「armadillo_iotg_g4-customize.dtbo」を追加します。
overlays.txt の内容は、 overlayがまだ無い場合に「fdt_overlays=armadillo_iotg_g4-customize.dtbo」、overlaysがすでにある場合は space 文字で別けて「fdt_overlays=xxx.dtbo armadillo_iotg_g4-customize.dtbo」等に編集します。
この二つのファイルを保存して再起動しておけば、ONOFF ピンを ground にすると Armadillo がスリープから起きます。
※ mkswu を使いたい場合は ATDE の /usr/share/mkswu/examples/dtb_overlay.desc を参考にしてみてください。
overlay の詳しい説明は製品マニュアルの「9.12.4. DT overlay によるカスタマイズ」に記載されています(最新バージョン):
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-g4/armadillo-iotg-g4_pro…
よろしくお願いします。