monet3938
2015年12月16日 14時06分
お世話になっております。
片山と申します。
首記の件ですが、現在Armadillo-840液晶モデル開発キットを使用しているのですが、
CIFSを使用したネットワーク共有マウントを試みています。
事前に仮想環境にてcifs-utilsをインストールし動作が確認できましたので、
実機環境(本フォーラム[Armadillo-840へのDebian wheezyのインストールについて]を参考に構築しました)
でも同様にcifs-utilsをインストールし、動作確認を行いました。
結果としては下記のようにエラーメッセージが帰ってきます。
mount error: cifs filesystem not supported by the system
mount error(19): No such device
Refer to the mount,cifs(8) manual page (e.g. man mount.cifs)
また、modinfo cifsを使用しても下記のようにエラーメッセージが帰ってきます。
ERROR: Module alias cifs not found.
これは現在実機で使用してるカーネル側でCIFSが有効になっていないのでしょうか?
どのように対応すればCIFSを使用することが可能になるかご教授いただけないでしょうか。
以上、お手数ですがよろしくお願いいたします。
使用環境(実機)
Armadillo-840液晶モデル開発キット
・loader-armadillo840-mmcsd-v3.7.0.bin
・debian-wheezy-armhf_a840_20130704.tar.gz
・linux-a840-v1.12.bin.gz
・Debina7.9(wheezy)32-bit
・カーネル Linux 3.4-at16
・GNOME 3.4.2
使用環境(仮想)
・atde5-i386-20140131
・Debina7.3(wheezy)32-bit
・カーネル Linux 3.2.0-4-686-pae
・GNOME 3.4.2
コメント
monet3938
返信ありがとうございます。
> カーネルのコンフィギュレーションをして、CIFSを有効にする必要があります。
>
> http://manual.atmark-techno.com/armadillo-840/armadillo-840_product_man…
上記手順に従い、Atmark Dist(v20151120)とLinux(v3.4-at16)を使用してコンフィグレーションを行いました。
結果として、modinfo等でCIFSが動作することが確認できました。
しかし、当方としてはAtmark Dist(20141120)ではなく、
Debian GNU/Linux 7(wheezy)ユーザーランド(v20130704)を使用して、
仮想環境(ATDE5)と同等のGUI環境を実機(Armadillo-840)で実現したいと考えております。
就きましては、Debian GNU/Linux 7(wheezy)ユーザーランド(v20130704)を使用した場合の
カーネルコンフィギュレーションの方法を教えていただけないでしょうか?
当方はLinuxに関して初心者なため、お手数ですがぜひともご教授願います。
以上、よろしくお願い致します。
at_yuma.arakawa
monet3938
> カーネルはユーザーランド(Atmark DistなのかDebianなのか)に依存するものではないので、
> Atmark Dist(v20151120)とLinux(v3.4-at16)を使用してビルドした際のカーネルイメージを
> そのまま使えるのではないかと思うのですが、既に試していますか?
初心者なもので、よくわからないのですがAtmark Dist(v20151120)を使用しても、
GNOMEデスクトップ環境を構築する事が可能なのでしょうか?
(Atmark Dist(v20151120)とLinux(v3.4-at16)を使用してビルドしたカーネルでは
aptコマンドすら使えなかったので、GUI環境は構築できずCUI環境のみだと考えておりました。)
以上、大変お手数では有りますがよろしくお願い致します。
at_ohsawa
> > カーネルはユーザーランド(Atmark DistなのかDebianなのか)に依存するものではないので、
> > Atmark Dist(v20151120)とLinux(v3.4-at16)を使用してビルドした際のカーネルイメージを
> > そのまま使えるのではないかと思うのですが、既に試していますか?
わかりづらいところがあったようなので、補足しておきます。
マニュアルに沿って atmark-dist-20151120/ のようなディレクトリの元で、
[ATDE ~]$ make menuconfig <ここでコンフィグを変更> [ATDE ~]$ make
のようにビルドされていると思います。
この時ビルドされるのは "Linuxカーネルイメージ" と "Armark Distユーザーランドイメージ" の2つです。
それぞれ、atmark-dist-20151120/images の中に
linux.bin.gz と romfs.img.gz として作られています。
カーネルというのは apt や ls といったコマンドラインツールや設定ファイル等を
収めているファイルシステムではなく、OS そのものの、 単一のバイナリです。
なので、上の手順で "cifsの機能を有効にしてmakeした linux.bin.gz" を Debianユーザーランド
と組合せて使うことで、Debianユーザーランドで CIFSを使うことができる環境を作る事が
できるようになります。
具体的には製品マニュアルの 第16章 SDブートの活用 にある
16.3. Linuxカーネルイメージの配置
http://manual.atmark-techno.com/armadillo-840/armadillo-840_product_man…
で、配置するLinuxカーネルイメージを先にmakeした物を使うようにしてみてください。
monet3938
at_yashi
2015年12月17日 11時12分
> これは現在実機で使用してるカーネル側でCIFSが有効になっていないのでしょうか?
なっていません。
> どのように対応すればCIFSを使用することが可能になるかご教授いただけないでしょうか。
カーネルのコンフィギュレーションをして、CIFSを有効にする必要があります。
http://manual.atmark-techno.com/armadillo-840/armadillo-840_product_man…