Armadilloフォーラム

VirtualBoxでATDE9を使用してVSCode上のABOSDEからネットワーク上のArmadilloをスキャンしたが失敗する

takeshita_kyouhei

2023年12月13日 15時24分

VirtualBoxにATDE9をインポートし、Armadillo-IoT G4をネットワーク上に接続した状態でATDE9のVSCodeでABOSDEの「MONITOR」からネットワーク上のArmadilloをスキャンしましたが見つけることができません。

VSCode上でエラーメッセージとして「Armadilloが一つも見つかりませんでした。ネットワークの設定がNATになっていないでしょうか?」と表示されます。

確認したのは以下の通りです。
・VirtualBoxのATDE9仮想マシンのネットワーク設定は「ブリッジアダプター」を設定されている
→指定した物理NICはホストOSのNICを指定

・Armadillo-IoT G4のeth0にはDHCPによってIPアドレスが割り振られている
→ホストOS及びゲストOSであるATDE9と同じネットワークアドレスであることを確認
→ホストOS及びATDE9からArmadillo-IoT G4に向かってPingを実行した場合、正しくリプライが返された

・ATDE9上、およびホストOS上のブラウザから、「https://Armadillo-IoT G4のIPアドレス:58080」にアクセスしたがABOSのTOP画面が表示されなかった
→ブラウザ上には「接続が拒否されました」と表示されていた

・VirtualBoxでATDE9の仮想OSのネットワークアダプタを一時的に「NAT」に変更し、再度ブラウザで「https://Armadillo-IoT G4のIPアドレス:58080」にアクセスしたがABOSのTOP画面が表示されなかった

どのようにすれば、Armadillo-IoT G4のABOSへアクセスすることができるでしょうか?

コメント

佐藤です。

お使いの Armadillo-IoT G4 に ABOS Web がインストールされていない可能性もあります。
以下のコマンドの結果はどのように表示されますでしょうか。

armadillo:~# cat /etc/sw-versions 

base_os のバージョンが v3.17.4-at.7 よりも前であれば、base_os のバージョンアップを行ってください。

takeshita_kyouhei

2023年12月13日 17時29分

> 佐藤です。
>
> お使いの Armadillo-IoT G4 に ABOS Web がインストールされていない可能性もあります。
> 以下のコマンドの結果はどのように表示されますでしょうか。
>

> armadillo:~# cat /etc/sw-versions 
> 

> base_os のバージョンが v3.17.4-at.7 よりも前であれば、base_os のバージョンアップを行ってください。
返信有り難うございます
コマンドの実行結果は以下のとおりでした

armadillo:/etc# cat /etc/sw-versions                                            
base_os 3.16.3-at.6                                                             
boot 2020.04-at10  

base_osのバージョンが古いようです
base_osのアップデートについては、Armadillo-IoT G4をインターネットに出れる環境に接続しておけば機器単体でアップデートできるのでしょうか?

佐藤です。

はい、以下のようにすれば最新のabosにアップデートされるかと思います。

armadillo:~# swupdate -d '-u https://armadillo.atmark-techno.com/files/downloads/armadillo-iot-g4/image/baseos-x2-3.18.4-at.6.swu'

takeshita_kyouhei

2023年12月14日 14時24分

> 佐藤です。
>
> はい、以下のようにすれば最新のabosにアップデートされるかと思います。
>

> armadillo:~# swupdate -d '-u https://armadillo.atmark-techno.com/files/downloads/armadillo-iot-g4/image/baseos-x2-3.18.4-at.6.swu'
> 

以下のコマンドでアップデートを実行してしまいましたが、ブラウザからABOSへのアクセスはできるようになりました

swupdate -d '-u https://armadillo.atmark-techno.com/files/downloads/armadillo-iot-g4/image/baseos-x2-latest.swu'

コマンド実行後のバージョンは次のとおりでした

armadillo:~# cat /etc/sw-versions                                               
base_os 3.18.4-at.6                                                             
boot 2020.4-at19                                                                
extra_os.initial_setup 4 

しかし、「ABOSDEのMONITOR」からArmadilloを見つけることができません
また、ブラウザからのアクセスについても「https://armadillo.local:58080」ではアクセスできず、「https://IoTGW-G4のIPアドレス:58080」でしかアクセスできません

上記、どこに問題があるのでしょうか?

佐藤です。

armadillo上で以下のコマンドを実行した時の出力はどうなってますでしょうか。

armadillo:~# ps -a | grep avahi

takeshita_kyouhei

2023年12月14日 16時10分

> 佐藤です。
>
> armadillo上で以下のコマンドを実行した時の出力はどうなってますでしょうか。
>

> armadillo:~# ps -a | grep avahi
> 

早速の返信有り難うございます

以下、コマンドに実行結果になります

armadillo:~# ps -a | grep avahi                                                 
 3304 root      0:00 grep avahi 

佐藤です。

すいません。お手数おかけします。以下のコマンドを実行してみてもらえますでしょうか。

armadillo:~# rc-service avahi-daemon start                                      
armadillo:~# persist_file /etc/runlevels/default/avahi-daemon    

その後、PCからabos-webへの接続を試してみてください。

佐藤です。

すいません訂正があります。
以下のコマンドを実行してください。

armadillo:~# rc-update add avahi-daemon
armadillo:~# persist_file /etc/runlevels/default/avahi-daemon

takeshita_kyouhei

2023年12月14日 17時35分

> 佐藤です。
>
> すいません訂正があります。
> 以下のコマンドを実行してください。
>

> armadillo:~# rc-update add avahi-daemon
> armadillo:~# persist_file /etc/runlevels/default/avahi-daemon
> 

>
返信されたコマンドについて訂正前のものを含めて実行してしまっています

以下、コマンドの実行結果及びデーモンの実行状態結果になります

armadillo:~# rc-service avahi-daemon start                                      
avahi-daemon             | * Starting avahi-daemon ... [ ok ]                   
armadillo:~# persist_file /etc/runlevels/default/avahi-daemon                   
Nothing to do, none of the requested files exist: /etc/runlevels/default/avahi-d
aemon                                                                           
armadillo:~# ps -a | grep avahi                                                 
 6331 avahi     0:00 avahi-daemon: running [armadillo.local]                    
 6332 avahi     0:00 avahi-daemon: chroot helper                                
 6358 root      0:00 grep avahi                                                 
armadillo:~# rc-update add avahi-daemon                                         
 * service avahi-daemon added to runlevel default                               
armadillo:~# persist_file /etc/runlevels/default/avahi-daemon                   
armadillo:~# ps -a | grep avahi                                                 
 6331 avahi     0:00 avahi-daemon: running [armadillo.local]                    
 6332 avahi     0:00 avahi-daemon: chroot helper                                
 8127 root      0:00 grep avahi

コマンド実行後、ABOSDE上で「armadillo.local」を検出し、ABOSへアクセスできることが確認できました

コマンドの内容から類推するに、「avahi-daemon」が動いていなかったことが問題だったようですが、これの原因はわかりますでしょうか?
 上記デーモンを動かすように手動で設定する必要があった?
 製品マニュアルには「avahi」で検索してもヒットしませんでした

佐藤です。

> コマンドの内容から類推するに、「avahi-daemon」が動いていなかったことが問題だったようですが、これの原因はわかりますでしょうか?
>  上記デーモンを動かすように手動で設定する必要があった?
案内が不足しており申し訳ありません。
今回のように
abos-web 及び avahi がプリインストールされていない abos から、それらがプリインストールされている abos へバージョンアップした場合は、
avahi は自動起動しないようにしております。
よって、手動で起動する必要があります。

takeshita_kyouhei

2023年12月18日 13時30分

> 佐藤です。
>
> > コマンドの内容から類推するに、「avahi-daemon」が動いていなかったことが問題だったようですが、これの原因はわかりますでしょうか?
> >  上記デーモンを動かすように手動で設定する必要があった?
> 案内が不足しており申し訳ありません。
> 今回のように
> abos-web 及び avahi がプリインストールされていない abos から、それらがプリインストールされている abos へバージョンアップした場合は、
> avahi は自動起動しないようにしております。
> よって、手動で起動する必要があります。
今回のように「abos-web」が未インストール状態のOSVerからアップデートを行った際に発生する特殊事例であること、承知しました

ほかのIoTGW-G4を使われている方は、本事象に遭遇したことはないのでしょうか?
購入した時期はそこまで古いわけでもないのですが、OSVerが古いまま出荷されていたこと、取扱説明書に今回の事象をカバーするための記述がなかったことが気になっています

佐藤です。

マニュアルでの説明が不足しており、申し訳ございません。
今月末ののマニュアルアップデートにて修正いたします。

takeshita_kyouhei

2023年12月18日 17時59分

> 佐藤です。
>
> マニュアルでの説明が不足しており、申し訳ございません。
> 今月末ののマニュアルアップデートにて修正いたします。
上記承知しました

本件については完了という認識です
ご対応いただきありがとうございました