ma2013
2016年2月5日 18時40分
MCSのマーと申します。
アットマークテクノ製アドオンモジュールついて幾つかの質問をさせていただきたいです。
(1)ソースコードを修正しない場合,同種類のモジュールは2枚同時使えないと理解しておりますが,正しいでしょうか?
(2)違う種類のモジュールの場合,任意組み合わせて使えるのでしょうか?何か制限があると,教えていただきたいです。
(3)自作のアドオンモジュールとアットマークテクノ製アドオンモジュールを同時に使いたいですが,コンフィグレーションでどう
設定すれば宜しいでしょうか?
マニュアルによると,自作アドオンモジュールを開発する場合,AIOTG_STG_ADDON_AUTO_DETECTを無効に設定すると
書いていますが,アットマークテクノ製アドオンモジュールも同時に使う場合,ドライバーはどうすれば有効になりますか?
(4)自作アドオンモジュールはGPIOやシリアルI/Fぐらいのもので,デフォルトのドライバを有効化して利用するつもりです。
アットマークテクノ製アドオンモジュールで使っていないピンがあれば,教えてくださると大変助かります。
以上どうぞよろしくお願いいたします。
コメント
ma2013
at_koseki
ma2013
at_koseki
古関です。
> EEPROM利用の件ですが,
> 関連資料でM24C01-WDW6TPのみサポートするとなっていますが,
> 具体的な制約を教えていただけませんでしょうか?
制約は、以下です、
- 弊社で動作保証できない
- ハード/ソフト含めて、M24C01-WDW6TP以外は弊社で確認していない
- ドライバー対応などのソフト修正が必要である場合、自己対応となる
> 弊社在庫で,BR24L02F WE2というEEPROMがあり
> 使えるかどうかについて教えてくださると大変助かります。
> 使えない可能性があればやめたいです。
データーシートを見る限りでは、動かせそうにみえます。
電気的特性は問題なしに見える
Slave Address、コマンド体系も同じに見える
ただ、事前検証と、もしかしたらソフト修正が必要になりそうです。
進めるのであれば、まず、以下のような事前検証してから判断した方がよさそうです。
(1) RS232Cアドオンモジュール(OP-AGA-RS00-00) を改造
- M24C01-WDW6TP(IC2)を取り外し、BR24L02F WE2に載せ替え
- CON3/CON3のスルーホールに接続可能
[OP-AGA-RS00-00 回路図] ※要アカウント登録
https://users.atmark-techno.com/system/files/protected_files/armadillo-…
(2) EEPROM書き込み
- 改造したRS232Cアドオンモジュールを、Armadillo-IoT に接続
- "別紙のガイドライン" に含まれている、EEPROM書き込み用hermitで、
vendor id:0x0001 product id:0x0008 を書き込み
(3) kernelでADDON_AUTO_DETECT されるか確認
- kernelを起動し、改造したRS232Cアドオンモジュールが自動認識されるか確認
- 認識されれば起動ログに以下が表示される
Atmark Techno RS232C board detected at CONx(Rev x, SerialNumber=xxxx).
ただ、自作のアドオンモジュールを何台作るかにもよるのですが、
事前検証等(の工数)を考えると、部品の値段的に、
M24C01-WDW6TPを買ってしまった方が安くつくかもしれません。。
よろしくお願いします。
ma2013
at_koseki
2016年2月5日 22時29分
古関です。
現在販売しているアットマークテクノ製アドオンモジュールは、どの組み合わせて使用しても
ピンが競合しない設計になっています。
※ RS232Cアドオンモジュール(OP-AGA-RS00-00)のCON3/CON4テストインターフェース は除く
ですので、
> (1)ソースコードを修正しない場合,同種類のモジュールは2枚同時使えないと理解しておりますが,正しいでしょうか?
以下の条件であれば2枚同時に使うことができます。
- AIOTG_STG_ADDON_AUTO_DETECT を有効にしている
- 同じアットマークテクノ製アドオンモジュールを2枚接続
>(2)違う種類のモジュールの場合,任意組み合わせて使えるのでしょうか?何か制限があると,教えていただきたいです。
アットマークテクノ製アドオンモジュールであれは、組み合わせの制限はありません。
>(3)自作のアドオンモジュールとアットマークテクノ製アドオンモジュールを同時に使いたいですが,
> コンフィグレーションでどう設定すれば宜しいでしょうか?
具体的にどのアドオンモジュールと同時使用したいでしょうか?
自作のアドオンモジュールとアットマークテクノ製アドオンモジュールを同時に使いたい場合、
ADDON_AUTO_DETECTを無効にし、コンフィグレーションするだけでは対応できないものがあり、
ソースコードを修正する必要があります。
自作アドオンモジュールとアットマークテクノ製アドオンモジュールを同時使用する手段は3つ考えられます。
※ どれもkernelのソースコードに手を入れる必要があります
[1] ADDON_AUTO_DETECT無効で対応する方法
コンフィギュレーションで必要なPin設定をする
不足分はソースコードを修正
[2] ADDON_AUTO_DETECT有効で対応する方法
ソースコードを改造し、片方のコネクタのみ、ADDON_AUTO_DETECTを止める
ADDON_AUTO_DETECTを止めたコネクタの、ピン設定などを行う処理をソースコードに入れる
参考に、CON2のADDON_AUTO_DETECTを止め、独自のピン設定などを行うサンプルパッチ添付します
※ my_addon_con2_init()内に独自のピンマルチプレクス処理等を書く
[3] 自作アドオンモジュールにEEPROMを搭載し、ADDON_AUTO_DETECT に対応させる方法
※製品マニュアルとは別紙のガイドラインがあります
もしよろしければ、別途営業からご案内させていただきます
>(4)自作アドオンモジュールはGPIOやシリアルI/Fぐらいのもので,デフォルトのドライバを有効化して利用するつもりです。
> アットマークテクノ製アドオンモジュールで使っていないピンがあれば,教えてくださると大変助かります。
以下の資料を参照してください。
http://armadillo.atmark-techno.com/files/downloads/armadillo-iot/docume…
以上、よろしくお願いします。