Armadilloフォーラム

RTC による Debian Buster の再起動はしたほうが良いでしょうか。しなくても良いでしょうか。

manabu-yoshioka-arc

2024年1月24日 16時19分

Armadillo-IOT A6 を使い、屋外設置機器の開発を行なっています。

Armadillo を使用する前は、ラズベリーパイ+Buster で機器の開発を行なっていました。
屋外24時間 365 日動作する機器ですが、ラズベリーパイでの経験上、1週間ほど動作させるとOSがフリーズしたような状況になりました。原因の特定も難しく、対処方法としては外部にタイマーを設け、1日に1回はラズパイ毎リセットする回路を加えて、出荷していました。

今回は、Armadillo を利用させていただいているわけですが、屋外の、ノーメンテナンスが求められる機器で Armadillo を使用する場合、長時間動作に関するアドバイスがあればいただきたいです。ありがたいことに Armadillo では RTC が実装されており、アラーム割り込みでの再起動もできるようになっています。

Armadillo を連続使用する機器で、安定して動かすためにはリセットした方が良い、いや必要ない、といった意見をいただけると助かります。

コメント

とくに再起動は必要無いと考えています。アットマークテクノのテスト機材
としても年1回あるかないかの停電時以外無停止で動いていますし、
製品マニュアルに有るようにoverlayfsによる保護を有効にした場合に
ログ等でディスクを一杯にしないように適宜捨てる等していただければ
とくに設計上も再起動の必要が無いです。

お客様の一部で慣習的に再起動しているという話も聞いたことがありますが、
アプリケーションのエラーに対する保険としての意味が強いと思います。

あとは、RPiでもそんなには止まらないので、アプリケーションの
実装によるもの(例えばメモリリークしてRAMが極端に不足している、
アップデートしていないことで不具合にあたっている等)であれば、
それを根本解決したほうが良いと思います。

当然、対症療法的に再起動すると一時的に解消しますが、それは後手の
運用対応で、開発とテスト時に解消できる方が
”フリーズしたように見える”以外の想定しない問題を内在している可能性を
潰せるので望ましいとは思います。

manabu-yoshioka-arc

2024年1月26日 14時22分

ご回答ありがとうございます。
ご回答の内容は、至極ごもっとかと思います。私としてもお聞きしたかったのは、Debian Buster 含めた連続時間動作の実績のようなもの、あるいはメモリーリークを起こしていないかどうかなど連続稼働をさせるための Linux 系のテスト方法などです。

ただ現場の現状と致しましては、1.今回の質問に関して言いますとラズパイのプログラムとアルマジロのプログラムは全く別物であること、2.設置後、現場に向かうことはかなり厳しい場所であること、3.実時間(10年長)に合わせた連続稼働テストは事実上不可であること、から保険的に RTC によるリセットをかけようと考えています。

ありがとうございました。