Armadilloフォーラム

「mkswu --init」実行時の設定内容について

e1234

2024年4月11日 15時39分

ATDE上で「mkswu --init」コマンドを実行し、mkswuの初期設定を行う際、
---------------------------------------------------------------------------------------
アットマークテクノが作成したイメージをインストール可能にしますか? (Y/n) Y
rootパスワード:
root のパスワード(確認):
atmarkユーザのパスワード(空の場合はアカウントをロックします):
atmark のパスワード(確認):
--------------------------------------------------------------------------------------
という設定箇所がありますが、
この「rootのパスワード」と「atmarkのパスワード」というのは、
Armadilloターゲット上のパスワードなのでしょうか?

もし仮に、
Armadilloターゲット上のパスワードを、
---------------------------------
rootのパスワード :root
atmarkユーザのパスワード:atmark
---------------------------------
とすでに設定していた状態で、
ATDE上で「mkswu --init」コマンドを実行し、mkswuの初期設定にて、
---------------------------------
rootのパスワード :test1
atmarkユーザのパスワード:test2
---------------------------------
を入力すると、
ソフトウェアアップデート(initial_setup.swuのインストール)によって、
Armadillo上のrootユーザーとatmarkユーザーのパスワードが書き換えられる(test1,test2になる)のでしょうか?
それとも、ソフトウェアアップデート(initial_setup.swuのインストール)は失敗となるのでしょうか?

「mkswu --init」コマンドを実行した際、
Armadilloターゲット上のパスワードと同じもので設定しており、問題なくアップデートできていますが、
どういう設定だったのか知りたく、今回質問させていただきました。

コメント

at_dominique.m…

2024年4月11日 16時04分

e1234さん

マルティネです。

> この「rootのパスワード」と「atmarkのパスワード」というのは、
> Armadilloターゲット上のパスワードなのでしょうか?

$HOME/mkswu/initial_setup.desc の「usermod -p ...」の部分に使用されます。
入力したパスワードがハッシュされて、結果的には armadillo に設定されます。

なので:
> Armadillo上のrootユーザーとatmarkユーザーのパスワードが書き換えられる(test1,test2になる)のでしょうか?

はい、書き換えられます。

> それとも、ソフトウェアアップデート(initial_setup.swuのインストール)は失敗となるのでしょうか?

失敗しません。
initial_setup.swu の証明は初期化時にある「# swupdate-onetime-public.pem」で署名されて、インストールするとその証明書は Armadillo の /etc/swupdate.pem から削除されますのでもうインストールできなくなります。

> 「mkswu --init」コマンドを実行した際、
> Armadilloターゲット上のパスワードと同じもので設定しており、問題なくアップデートできていますが、
> どういう設定だったのか知りたく、今回質問させていただきました。

質問があるということはマニュアルを改善できますので歓迎しますが、他の点に確認が必要な場合にインストールディスクで初期化するのもいいかもしれません。

(ちなみにイメージ書込みサービスを使う予定の場合は initial_setup がインストール済みの状態で armadillo のイメージをクローンしていただきますので、その場合は開発時以外に initial_setup を使用しません)

よろしくお願いします

e1234

2024年4月12日 11時10分

マルティネさん

お世話になっております。
回答ありがとうございます。

Armadilloターゲット上のパスワードが書き換えられるのですね。

「mkswu --init」コマンド実行時の設定内容に、
---------------------------------------------------------------------------------------
atmarkユーザのパスワード(空の場合はアカウントをロックします):
---------------------------------------------------------------------------------------
という箇所があるので、
Armadilloターゲット上のatmarkユーザーを使用しない場合は、
ここのパスワード入力で空にすればよいのだということも、理解しました。

> initial_setup.swu の証明は初期化時にある「# swupdate-onetime-public.pem」で署名されて、
> インストールするとその証明書は Armadillo の /etc/swupdate.pem から削除されますのでもうインストールできなくなります。
initial_setup.swu は、一度しかインストールできないということですね。

回答ありがとうございました。