Armadilloフォーラム

改ざん検出ピンの使い方について

yas-kat

2024年4月15日 16時19分

CON2の下記のピンについて質問です。
ピン番号:13
信号名:GPIO5_IO00
ピン名:SNVS_TAMPER0

i.MX 6ULLのマニュアルを見ると改ざん検出ピンのようですが、どのような機能を持っていてどう使うのか教えてください。
参考にした回路図ではRTCからのAlarm出力信号が接続されていました。
また、Armadillo-640の拡張コネクタにはこの信号が無いようですが、同じ機能を使いたい場合はどうすれば良いですか?

コメント

at_koseki

2024年4月17日 16時06分

古関です。

> i.MX 6ULLのマニュアルを見ると改ざん検出ピンのようですが、どのような機能を持っていてどう使うのか教えてください。
TAMPERは利用できません。
i.MX 6ULL系のSoC自体の機能としては存在していますが、
Armadillo-640、Armadillo-610に実装しているi.MX 6ULLでは
eFuse設定で無効になっており、使用することができません。

そのため、TAMPER機能としてユーザーが利用する事を想定して
マニュアルやソフトウェア等のコンテンツ等も準備していません。

> 参考にした回路図ではRTCからのAlarm出力信号が接続されていました。
ピンとしてTAMPER以外の機能を割り当てることが可能で、
この例では、GPIOにピンマルチプレクスして
RTCからの割り込み信号を受けています。

A610のピンマルチプレクス表は以下をご参照ください。
https://armadillo.atmark-techno.com/resources/documents/armadillo-610/m…

TAMPER機能の使い方のイメージとしては、コイン電池を付けてSNVS電源を供給して、
例えば筐体を無理に開けようすることをSW等で検出し、
改ざん防止処理を走らせるいった内容と考えています。

詳しくは、i.MX 6ULLのリファレンスマニュアルをご確認ください。

[※]要アカウント登録
https://www.nxp.jp/products/processors-and-microcontrollers/arm-process…

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別のご提案ができるかもしれません。