Armadilloフォーラム

3G接続がスムーズにできない

yoshiaki-at-ar…

2016年5月9日 18時49分

アルカディアの三木と申します。

Armadillo-IoT G3 にて、G3 製品マニュアル v1.1.0 の 6.2.6 の手順に従い3G接続を試しているのですが、マニュアル通りでは接続ができません。
いろいろとコマンドを試しているうちに、なぜか接続できるようになるのですが、遠隔での運用を検討しているため、電源を入れたら(しばらく時間がかかっても)手動での操作なしに接続できてほしいのです。

Debian 8.4
Linux version 3.14.38-at1 (atmark@atde6) (gcc version 4.9.2 ( 4.9.2-10) ) #2 SMP PREEMPT Tue Mar 22 18:17:13 JST 2016
SIMは docomo系 mineo です。

まず、manual_3g.log はマニュアル通りの接続方法です。
ATコマンドでのリセットも試しています(L21)が接続できません。
何かしらのAPNがあることはわかります(L114)が、3GPP operatorを捕捉できていません(L94)。

次に、create_bearer.log は、create-bearer を手動で行うなどして(最終的にはこの作成したbearerに意味はなさそうです)、モデムを無効な状態に陥れてから reboot して接続を成功させる方法です。
(L1) bearerを手動で作成する
(L50) 作成したbearerに接続を試みる
 → (L74) state: 'connected' になるが接続できていない
(L99) simple-connect で接続を試みる
 → (L141) registration が home から idle になる
 → (L173) signal quality が 0 になる
(L195) reboot
(L199) 再起動直後はまだ接続されていないが 3GPP operatorを捕捉している(L254)
(L272) nmcli con up で接続
 → (L275) 接続成功

もっとシンプルに、rebootなどせずに、3G接続できる方法はないでしょうか?

(番外)
"mmcli -m 0 --3gpp-scan" をしたときに、operator idとnameを文字コードで返す時(L266)と、文字列で返す時(L310)とがあるのは不思議です。

ファイル ファイルの説明
manual_3g.log マニュアル通りの接続方法
create_bearer.log 試行錯誤の接続方法
コメント

大野と申します。

Armadillo-IoT G3 先行評価セット の不具合と調査内容のご報告、誠にありがとう御座います。
ご指摘の通り、3Gの接続については、先行評価セット は、課題が残っている状況の様です。

フォーラムだけでなく、代理店やアットマークテクノの担当者にも、直接、幾つかのご報告を頂いています。

現在も、本件や他のお客様から頂いた情報を元に、正式発売に向けて、開発を進めているところです。

おかげさまで、既知の問題については、ある程度の目途が立ち、
本日、正式版の開発セットの発売日を決定する事ができ、予約受付も開始いたしました。

先行評価セットという製品の性質上、確約は出来ないのですが、
おそらく、先行評価セットにも、3G接続安定化の対策は適用できる様になると思います。

もうしばらく、お待ちいただければと思います。

yoshiaki-at-ar…

2016年5月23日 11時55分

アルカディアの三木です。

大野様、コメントありがとうございます。
3G接続の状況について了解いたしました。
正式版を購入する前に評価をしたいので、ぜひとも先行版にも適用できるようにしていただきたいと思います。