Armadilloフォーラム

Howto「漏水監視システムをNode-REDとソラコムプラットフォームで構築する」について

keiko-502

2024年5月17日 14時25分

お世話になります。
件名のとおり,以下のページを参考に漏水監視システムの評価を行っています。
https://armadillo.atmark-techno.com/howto/iotg_a6e-water-leakage-sense#…

手順のとおり,進めていき,「クラウドサービスに初期データを送信」の項で,フローを再起動し,初期データがSORACOM Harvestに送信されるところまでは
確認できたのですが,その後,漏水センサのセンサリボンに水を数滴たらし様子を見たところ,一切SORACOM Hervestにデータが送信されてこないのですが,何が原因として考えられますでしょうか。

死活監視タイマも接続しており,ボタンを押すことで3分以内にBLEパケットが送信されるものと思っておりましたが,こちらも応答がなく,原因がわからないため,ご教授いただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

コメント

at_shinya.koga

2024年5月20日 7時04分

アットマークテクノの古賀です。

keiko-502さん(2024年5月17日 14時25分):
>件名のとおり,以下のページを参考に漏水監視システムの評価を行っています。
>https://armadillo.atmark-techno.com/howto/iotg_a6e-water-leakage-sense#…
>
>手順のとおり,進めていき,「クラウドサービスに初期データを送信」の項で,フローを再起動し,初期データがSORACOM Harvestに送信されるところまでは
>確認できたのですが,その後,漏水センサのセンサリボンに水を数滴たらし様子を見たところ,一切SORACOM Hervestにデータが送信されてこないのですが,何が原因として考えられますでしょうか。
>
>死活監視タイマも接続しており,ボタンを押すことで3分以内にBLEパケットが送信されるものと思っておりましたが,こちらも応答がなく,原因がわからないため,ご教授いただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

漏水センサからの BLE パケットを受信できていない可能性がありますので、上記 Howto の「漏水センサの設置と BLE 受信確認」にある「設置と BLE 受信確認」に記載していますように、死活監視タイマのボタンを押した際に、Armadillo-IoT A6E の LED_SYS が点滅するかどうか、および LED_APP が点灯するかどうかを確認してくださいませ。
 https://armadillo.atmark-techno.com/howto/iotg_a6e-water-leakage-sense

「クラウドサービスに初期データを送信」の項まで手順通りに進められたとのことですので、その前の「Node-RED フローに漏水センサ情報を設定」の手順も実施していらっしゃることと思います。
念のため、function ノード「漏水センサ情報初期化」のプロパティ設定で "sensors" の値の配列に記載して頂いた漏水センサの識別番号(マイナー番号)が、センサのマイナー番号と違っていないかも、確認してみてください。

keiko-502

2024年5月20日 9時36分

アットマークテクノ 古賀様

お世話になります。
ご返信いただき,ありがとうございます。

死活監視タイマの件について,タイマのスイッチを押してもArmadillo-IoT A6E の LED_SYSは点灯状態で,点滅しませんでした。

また,漏水センサの識別番号についても,センサーに記載されている番号が「03-02190」で,functionノード「漏水センサ情報初期化」には「2190」を記載しています。

keiko-502

2024年5月20日 13時22分

アットマークテクノ 古賀様

お世話になります。

解決の兆しが見えないため,もう一度,最初から行おうと思い,手順の「コンテナのSWUイメージを使ってセットアップする」に従い,コンテナを削除し,再インストールを試みたのですが,SWUインストールでエラーが発生し,インストールできませんでした。

エラーメッセージとして,以下の表示が出たのですが解決策をご教授いただけないでしょうか。
なお,マニュアルの「10.8.3. イメージのインストール」の「外部記憶装置からイメージのインストール(手動)」を参考に行いました。
[INFO ] : SWUPDATE running : [main] : Running on iot-a6e Revision at1
[INFO ] : SWUPDATE started : Software Update started !
[INFO ] : SWUPDATE running : [install_single_image] : Installing pre_script
[INFO ] : SWUPDATE running : [read_lines_notify] : Skipping install of component extra_os.node-red 1 (has 1)
[ERROR] : SWUPDATE failed [0] ERROR : ----------------------------------------------
[ERROR] : SWUPDATE failed [0] ERROR : /!\ Nothing to do -- failing on purpose to save bandwidth
[ERROR] : SWUPDATE failed [0] ERROR : ----------------------------------------------
[ERROR] : SWUPDATE failed [0] ERROR : Command failed: sh $1 /var/tmp/scripts_pre.sh
[ERROR] : SWUPDATE failed [0] ERROR : Error streaming zst.scripts_pre.sh
swupdate_image_write failed: Broken pipe
[ERROR] : SWUPDATE failed [1] Image invalid or corrupted. Not installing ...
[INFO ] : No SWUPDATE running : Waiting for requests...

keiko-502

2024年5月20日 18時58分

アットマークテクノ 古賀様

SWUのインストールについて,追記させていただきます。
ABOSのSWUインストールにあるSWU URL入力とファイル入力を試したのですが,双方とも,30分近くかかるうえ,エラーで終了してしまいます。

一度,Armadillo-A6Eを初期化したいのですが,手順をご教授いただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

at_shinya.koga

2024年5月21日 7時00分

アットマークテクノの古賀です。

keiko-502さん:
>SWUのインストールについて,追記させていただきます。
>ABOSのSWUインストールにあるSWU URL入力とファイル入力を試したのですが,双方とも,30分近くかかるうえ,エラーで終了してしまいます。

お手元の Armadillo-A6E を、Howto で提供しているインストールディスクイメージで初期化されたのであれば、既に Node-RED コンテナがインストール済みのため、それが要因でエラーしてしまうのです。

>一度,Armadillo-A6Eを初期化したいのですが,手順をご教授いただけないでしょうか。

初期化する場合は、お手数ですが、インストールディスクイメージをお使いください。
手順は、Howto の「漏水センサと IoT ゲートウェイのセットアップ」にある「IoT ゲートウェイに漏水監視システムをインストール」から参照していますように、A6E のマニュアルや Node-RED 開発ガイドに記載しています:
 https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-a6e/armadillo-iotg-a6e_p…
 https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-a6e/armadillo-iotg-a6e_n…

今回最初に作業された際は、インストールディスクイメージでセットアップされたという認識で合っているでしょうか?
漏水センサと BLE 接続できていないと思われる症状ですが、インストールディスクイメージでセットアップされる際に A6E のケースを分解された時に、ケーストップに装着されている WLAN/BT コンボモジュール用 PCB アンテナとのコネクタが外れて、ケースを組立される時に外れたままになっているのかも知れません。
 https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-a6e/armadillo-iotg-a6e_p…

ケースを分解して頂いて、マニュアルのインターフェースレイアウトの図にある 12 の「WLAN/BT アンテナインターフェース」に、ケーストップに装着されている WLAN/BT コンボモジュール用 PCB アンテナのケーブルが接続されていなければ、接続してケースを組み立て直してみてください。
お手数をかけてしまい恐縮ですが、どうぞ宜しくお願いします。

keiko-502

2024年5月21日 9時33分

アットマークテクノ 古賀様

ご連絡ありがとうございます。以下,ご確認をお願いします。

初期化に使用するイメージファイルについて,「baseos-6e-installer-3.19.1-at.3-node-red.img」で問題ないでしょうか。
また,手順として,こちらをWin32 Disk ImagerでマイクロSDカードに書き込み,基板上のSW2をONにして電源を入れるで間違いないでしょうか。

> 今回最初に作業された際は、インストールディスクイメージでセットアップされたという認識で合っているでしょうか?
最初に作業した際は,購入時のまま,特にディスクイメージを書き込んだりはせず,先述のHowtoの手順に沿って進めました。

> 漏水センサと BLE 接続できていないと思われる症状ですが、インストールディスクイメージでセットアップされる際に A6E のケースを分解された時に、ケーストップに装着されている WLAN/BT コンボモジュール用 PCB アンテナとのコネクタが外れて、ケースを組立される時に外れたままになっているのかも知れません。
>  https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-a6e/armadillo-iotg-a6e_p…
>
> ケースを分解して頂いて、マニュアルのインターフェースレイアウトの図にある 12 の「WLAN/BT アンテナインターフェース」に、ケーストップに装着されている WLAN/BT コンボモジュール用 PCB アンテナのケーブルが接続されていなければ、接続してケースを組み立て直してみてください。
ケースを分解して確認しましたが,アンテナは接続されておりました。

keiko-502

2024年5月21日 16時06分

アットマークテクノ 古賀様

お世話になっております。

ABOSのSWUインストールでは本件のコンテナイメージをインストールすることができなかったため,マイクロSDカードを使用し,
本体を「a6e_water_leakage_sense_installer.img」で初期化,マイクロSDカードを使用して漏水監視システム用のNode-REDコンテナをインストールすることができましたので追記します。

インストール後,センサからのデータをSORACOM Harvest Dataで確認することができたのですが,ABOSに接続することができなくなってしまったのですが,原因は何でしょうか。

at_shinya.koga

2024年5月22日 14時23分

アットマークテクノの古賀です。

keiko-502さん:
>インストール後,センサからのデータをSORACOM Harvest Dataで確認することができたのですが,ABOSに接続することができなくなってしまったのですが,原因は何でしょうか。

一点確認ですが、A6E の電源をオフした後、SIM カードを抜いてから電源オンし直して起動した場合にも、接続できないでしょうか?

keiko-502

2024年5月22日 15時35分

アットマークテクノ 古賀様

お世話になっております。

電源をオフにし,SIMカードを抜くと接続できました。

また,再度,SIMカードを挿入しても,今度は接続できることを確認しました。

正常に動作できているものと考えてよろしいでしょうか。
また,参考までに接続できなくなった要因としてどんなことが考えられますでしょうか。

keiko-502

2024年5月27日 11時45分

アットマークテクノ 古賀様

お世話になっております。

重ね重ね申し訳ございません。

当Howtoについて,追加で確認したい件がございます。

Howtoの手順で「Node-RED フローに漏水センサ情報を設定」の項に漏水センサの識別番号とカメラ撮影対象センサの設定がございますが,
漏水センサを2個以上使用する場合,functionノード「漏水センサ情報初期化」の設定はどのように記載すればよいでしょうか。

以上,よろしくお願いいたします。

keiko-502

2024年5月27日 13時03分

質問の内容に誤りがありましたので,訂正いたします。

Howtoの手順で「Node-RED フローに漏水センサ情報を設定」の項に漏水センサの識別番号とカメラ撮影対象センサの設定がございますが,
漏水センサを2個以上使用する場合,それぞれのセンサが漏水を検知した際にカメラで撮影するにはfunctionノード「漏水センサ情報初期化」は
どのように記載すればよいでしょうか。

at_shinya.koga

2024年5月28日 6時13分

アットマークテクノの古賀です。

keiko-502さん:
>Howtoの手順で「Node-RED フローに漏水センサ情報を設定」の項に漏水センサの識別番号とカメラ撮影対象センサの設定がございますが,
>漏水センサを2個以上使用する場合,それぞれのセンサが漏水を検知した際にカメラで撮影するにはfunctionノード「漏水センサ情報初期化」は
>どのように記載すればよいでしょうか。

Howto で提供している Node-RED フローでは、カメラ撮影対象センサは一つのみ設定できる、という前提なのです。
漏水検知時に周辺を撮影したい漏水センサを一つ決めて、その近くに USB カメラと Armadillo を設置する、という想定でいます。

いかがでしょうか?

keiko-502

2024年5月28日 9時49分

アットマークテクノ 古賀様

お世話になります。

>Howto で提供している Node-RED フローでは、カメラ撮影対象センサは一つのみ設定できる、という前提なのです。
>漏水検知時に周辺を撮影したい漏水センサを一つ決めて、その近くに USB カメラと Armadillo を設置する、という想定でいます

提供されているNode-REDフローでは,センサは最大4つまで登録可能かと思います。
離れた4か所(仮にA~D地点とします)にセンサを設置し,広角カメラを使用して漏水を監視するシステムを検討しており,
現状のフローでは,1か所分しか設定できないため,A地点を設定していると,B~D地点が漏水した場合,の様子を撮影できないことから,
複数個所の設定はできないか確認させていただいた次第です。

keiko-502

2024年5月28日 18時35分

アットマークテクノ 古賀様

お世話になります。

何度も繰り返し,失礼いたします。

Armadilloの動作について,確認したい件がございます。

漏水センサに水を垂らして数分待つと,10秒間,LED_SYSが点滅,LED_APPが点灯した後,LED_SYS点灯,LED_APP消灯となります。
この動作を数回繰り返すのですが,これは,どのような処理を行っているのでしょうか。

水を垂らしているため,LED_SYSが点滅,LED_APPが点灯した後,漏水を検知した状態となり,すぐに
LED_SYSが点灯,LED_APPが高速点滅となると考えておりましたが,上記のようにLED_SYS点灯,LED_APP消灯を繰り返すときがあるため
確認させていただきたい次第です

at_shinya.koga

2024年5月29日 7時48分

アットマークテクノの古賀です。

keiko-502さん:
>Armadilloの動作について,確認したい件がございます。
>
>漏水センサに水を垂らして数分待つと,10秒間,LED_SYSが点滅,LED_APPが点灯した後,LED_SYS点灯,LED_APP消灯となります。
>この動作を数回繰り返すのですが,これは,どのような処理を行っているのでしょうか。
>
>水を垂らしているため,LED_SYSが点滅,LED_APPが点灯した後,漏水を検知した状態となり,すぐに
>LED_SYSが点灯,LED_APPが高速点滅となると考えておりましたが,上記のようにLED_SYS点灯,LED_APP消灯を繰り返すときがあるため
>確認させていただきたい次第です

LED_SYS の動作は、そのようにしているのですが、LED_APP の動作がおかしいかも知れません。
LED_SYS については、Howto の「設置と BLE 受信確認」に記載していますように、次のようにしています:

・漏水センサからの BLE パケットを受信すると、10秒間点滅した後、点灯状態に戻る。

LED_APP については、BLE パケットの受信信号強度が十分な場合、LED_SYS の点滅と同じタイミングで10秒間点灯した後、漏水検知状態でなければ消灯し、漏水検知状態の場合は、消灯せずに点滅継続します。
ここで、漏水検知状態への遷移は、それぞれの漏水センサについて、次のようになっています:

・漏水センサから BLE パケットを受信した後、5分以内に、さらに3回以上(つまり合計4回以上)BLE パケットを受信すると、漏水検知状態となる。
 なお、漏水センサからの BLE パケット受信は、同一センサから5秒に1回しか受信しないようにフィルタリングしている。

それぞれの漏水センサからの BLE パケットを、5分以内に4回以上受信しないと漏水検知しないのは、死活監視タイマ有効時に、死活監視タイマが定時送信する BLE パケットによる漏水誤検出を防ぐための措置です。4回というしきい値は、「しきい値1」などの名前の switch ノードで設定しています。
LED_SYS が点滅する動作が4回起きた後も、LED_SYS の点滅停止と同じタイミングで LED_APP が消灯する場合は、意図通りに動作していません。こちらでも確認してみます。

以上、ひとまずのコメントです。

at_shinya.koga

2024年5月29日 6時47分

アットマークテクノの古賀です。

keiko-502さん:
>>Howto で提供している Node-RED フローでは、カメラ撮影対象センサは一つのみ設定できる、という前提なのです。
>>漏水検知時に周辺を撮影したい漏水センサを一つ決めて、その近くに USB カメラと Armadillo を設置する、という想定でいます
>
>提供されているNode-REDフローでは,センサは最大4つまで登録可能かと思います。
>離れた4か所(仮にA~D地点とします)にセンサを設置し,広角カメラを使用して漏水を監視するシステムを検討しており,
>現状のフローでは,1か所分しか設定できないため,A地点を設定していると,B~D地点が漏水した場合,の様子を撮影できないことから,
>複数個所の設定はできないか確認させていただいた次第です。

背景について了解しました。
提供している Node-RED フローでは、USB カメラによる画像撮影に node-red-contrib-usbcamera ノードを使用していますが、このノードは、最初に見つかったカメラデバイスに接続する動作となっており、複数台のカメラデバイスのうち、指定したものに対して接続する動作は提供されていないのです。

node-red-contrib-usbcamera ノードのソースを見ると、node-webcam モジュールを介して fswebcam を使用しており、node-webcam モジュールは、NodeWebcam.create() に渡す opts の device で、接続するカメラデバイスを指定できます(fswebcam の -d オプションの引数として使う仕組みになっています):
 https://github.com/makaishi2/node-red-contrib-usbcamera/blob/master/usb…
 https://www.npmjs.com/package/node-webcam
 https://github.com/chuckfairy/node-webcam/blob/master/src/webcams/FSWeb…

ただし、node-red-contrib-usbcamera ノードのソースを改変するなどして、node-webcam の NodeWebcam.create() に渡す opts の device を指定できるようにしたとしても、複数接続された4台の USB カメラが、/dev/usb0~usb3 のどれに割り当てられるかを固定する手段が別途必要です。

いずれにせよ、提供している Node-RED フローでは、複数台の USB カメラに対応しておらず、使用している USB カメラ用のノードも対応していません。従って、Armadillo を1台だけ使用して対応するには、別途作り込みが必要です。

keiko-502

2024年5月29日 14時52分

アットマークテクノ 古賀様

お世話になります。

複数,質問させていただいており,お手数おかけします。

LEDの動作について,ご回答いただいた,
「・漏水センサから BLE パケットを受信した後、5分以内に、さらに3回以上(つまり合計4回以上)BLE パケットを受信すると、漏水検知状態となる。
 なお、漏水センサからの BLE パケット受信は、同一センサから5秒に1回しか受信しないようにフィルタリングしている。」
という部分を認識しておりませんでしたので,改めてこちらでも確認したいと思います。

カメラの件についてですが,カメラを複数設置したいわけではなく,あくまで1台のカメラで広範囲,複数のセンサ設置個所の状況を確認したいと考えております。
例であげたように,A地点を設定していると,A地点は漏水情報+状況を確認可能ですが,B~D地点は漏水検知情報のみ確認でき,状況の確認ができないため,提供されているフローを改造して対応できないか確認したかった次第です。

また,重ねて申し訳ございませんが,SORACOMに送信されるデータの中に,時刻情報(notification_time,alarm_start_time)がありますが,タイムゾーンがGMTで送信されている(例:Wed, 29 May 2024 01:45:21 GMT)のですが,これをJSTなど日本時間に変更するにはどのようにしたらよいでしょうか。なお,Armadilloの時刻をdateコマンドで確認したところ,JSTになっているためArmadilloの設定は問題ないと思っております。

at_shinya.koga

2024年5月30日 5時58分

アットマークテクノの古賀です。

keiko-502さん:
>複数,質問させていただいており,お手数おかけします。

こちらこそ、ご利用頂いて有難うございます。
今回新たに頂いた二つの質問は、分けて回答しますね。まず、一つめです。

>カメラの件についてですが,カメラを複数設置したいわけではなく,あくまで1台のカメラで広範囲,複数のセンサ設置個所の状況を確認したいと考えております。
>例であげたように,A地点を設定していると,A地点は漏水情報+状況を確認可能ですが,B~D地点は漏水検知情報のみ確認でき,状況の確認ができないため,提供されているフローを改造して対応できないか確認したかった次第です。

そういうことだったのですね。つまり、漏水センサのどれか一つでも漏水検知状態になれば、カメラ撮影したい、ということでしたか。了解です。
であれば、おっしゃるように、フローの一部変更で対応できます。この後の説明をご覧ください。

フローエディタの画面の右端付近に、usbecamera ノードがありますが、このノードの前段には、次のようにノードが接続されています:

...「漏水通知」:function -> 「撮影対象センサ判定」:switch -> 「set msg.sensor_id」:change -> usbcamera

「漏水センサ情報初期化」ノードで、USB カメラ撮影対象の漏水センサの識別番号(camera_target)を設定した漏水センサからの通知かどうかで撮影するかどうかを切り替えているのが、「撮影対象センサ判定」ノードです。
この「撮影対象センサ判定ノード」を前後のノードから切り離し、前段の「漏水通知」ノードと「set msg.sensor_id」ノードを直結すれば、ご希望の動作になると思います。

at_shinya.koga

2024年5月30日 6時14分

アットマークテクノの古賀です。

keiko-502さん:
>また,重ねて申し訳ございませんが,SORACOMに送信されるデータの中に,時刻情報(notification_time,alarm_start_time)がありますが,タイムゾーンがGMTで送信されている(例:Wed, 29 May 2024 01:45:21 GMT)のですが,これをJSTなど日本時間に変更するにはどのようにしたらよいでしょうか。なお,Armadilloの時刻をdateコマンドで確認したところ,JSTになっているためArmadilloの設定は問題ないと思っております。

こちらは、先ほどのコメントに書いたノードのうち、「漏水通知」ノードの設定内容を変更すればよいです。
 https://armadillo.atmark-techno.com/forum/armadillo/20208#comment-16446
この function ノードのプロパティ設定画面の「コード」タブを見て頂くと、5行目に、ローカル変数 currTime に日時文字列を代入している行があります:

var currTime = (new Date(Date.now())).toUTCString();

この行の toUTCString を toString で置き換えてみてください。

keiko-502

2024年5月30日 10時56分

アットマークテクノ 古賀様

お世話になります。

ご提示いただいた,ローカル変数の部分を変更したのですが,SORACOMに送信されたデータが
”Thu May 30 2024 01:46:30 GMT+0000 (Coordinated Universal Time)”となりました。

他に確認すべき個所があればご教授いただければと思いますのでよろしくお願いいたします。

at_shinya.koga

2024年5月31日 16時38分

アットマークテクノの古賀です。

keiko-502さん:
>ご提示いただいた,ローカル変数の部分を変更したのですが,SORACOMに送信されたデータが
>”Thu May 30 2024 01:46:30 GMT+0000 (Coordinated Universal Time)”となりました。
>
>他に確認すべき個所があればご教授いただければと思いますのでよろしくお願いいたします。

これは、node-red コンテナのタイムゾーンが UTC (Etc/UTC) になっているからでした。
コンテナ内で nocde-red を起動する前にタイムゾーンを変更することで、Date の toString() が JST の日時文字列を返すようになります。

お手数ですが、ABOS の /etc/atmark/containers/node-red.conf の末尾にある set_command 行を、次のように変更してから persist_file で永続化して頂けますか:

set_command sh -c "rm /etc/localtime && ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime && node --openssl-shared-config /usr/lib/node_modules/node-red/red.js"

この変更を加えたうえで Armadillo を再起動するか、または、以下のコマンドを実行して node-red コンテナを生成・起動し直してみてください:

armadillo:~# podman stop node-red
armadillo:~# podman_start node-red

keiko-502

2024年6月3日 14時14分

アットマークテクノ 古賀様

お世話になっております。

ご提示いただいた方法で,SORACOMに送信される時間がJSTになることが確認できましたが,表示のフォーマットを変更することはできないでしょうか。
現状の表示が,"Mon Jun 03 2024 11:51:32 GMT+0900 (Japan Standard Time)"のようになっているのですが,Lagoonのダッシュボードにも
同じように表示され,GMT~以降の表示は不要としたいのですが,可能でしょうか。

at_shinya.koga

2024年6月4日 6時01分

アットマークテクノの古賀です。

keiko-502さん:
>ご提示いただいた方法で,SORACOMに送信される時間がJSTになることが確認できましたが,表示のフォーマットを変更することはできないでしょうか。
>現状の表示が,"Mon Jun 03 2024 11:51:32 GMT+0900 (Japan Standard Time)"のようになっているのですが,Lagoonのダッシュボードにも
>同じように表示され,GMT~以降の表示は不要としたいのですが,可能でしょうか。

Date.toString() が返す文字列から、末尾のタイムゾーン部分を削って SORACOM へ送信する、というのが手っ取り早い対応ですが、Lagoon 側に影響があるかも知れません。
こちらでは確認していませんが、以下のようにすると、どうなるでしょうか:

・「漏水通知」ノードのプロパティ設定画面の「コード」タブにあるローカル変数 currTime の代入行を、次のようにする(以下の二行目を追加する):

var currTime = (new Date(Date.now())).toString();
currTime = currTime.slice(0, currTime.indexOf(' GMT+'));

もし、これで Lagoon の動作に影響がある場合は、Lagoon 側での対応が必要になると思います。
お手数をかけまして恐縮ですが、ひとまず、この対応でうまくいくのかどうか試してみて頂けますと幸いです。

keiko-502

2024年6月6日 9時29分

アットマークテクノ 古賀様

お世話になっております。

時刻表示の件について,ご提示いただいた内容で表示を目的の形式で表示することができ,Lagoonの動作にも影響はなさそうでした。
ご確認いただき,ありがとうございます。

追加で申し訳ございませんが,この漏水検知システムの動作について,ご確認させていただきたいと思います。
今,漏水センサを2個使用し,動作を検証しているのですが,Node-Redのfunctionノード「漏水センサ情報初期化」に各センサの識別番号を記入しております。
Node-Redのフローの構成として,BLE信号を受信し漏水検知情報をSORACOMに送信する処理が並列に最大4個分で構成されておりますが,
実際の動作として,2個のセンサを同時に濡らしても漏水検知情報がSORACOMに送信されるまでに時間差があり,同時に処理できていないように見受けられます。
これはそのような仕様ということでしょうか?

at_shinya.koga

2024年6月6日 15時23分

アットマークテクノの古賀です。

keiko-502さん:
>追加で申し訳ございませんが,この漏水検知システムの動作について,ご確認させていただきたいと思います。
>今,漏水センサを2個使用し,動作を検証しているのですが,Node-Redのfunctionノード「漏水センサ情報初期化」に各センサの識別番号を記入しております。
>Node-Redのフローの構成として,BLE信号を受信し漏水検知情報をSORACOMに送信する処理が並列に最大4個分で構成されておりますが,
>実際の動作として,2個のセンサを同時に濡らしても漏水検知情報がSORACOMに送信されるまでに時間差があり,同時に処理できていないように見受けられます。
>これはそのような仕様ということでしょうか?

取り急ぎ一点確認ですが、「SORACOMに送信されるまでに時間差があり」とおっしゃっているのは、具体的には、どの程度の時間差でしょうか?