ikettchi5
2016年5月16日 15時25分
今日は。
企画中の製品にて、Armadillo-420 が使えそうだと考えて調査をしています。
そこで、故障/障害時のアラームの仕様に付いて教えて下さい。
故障/障害時に、アラームを、上位サーバに上げる事を考えています。
ソフトはユーザーが作るのですが、その為の、
ウォッチドック、温度、その他の異常検出センサーやハード的な仕組みは有るでしょうか?
どの様なアラームを上げる事が出来るか、先ずは項目をご教授ください。
よろしくお願いします。
コメント
ikettchi5
at_ohno
2016年5月17日 21時33分
大野と申します。
Armadillo-420 が搭載しているハードウェア機能の概要を確認するには、
以下のドキュメントを参照すると良いと思います。
Armadillo-400シリーズ ハードウェアマニュアル v1.12.0 HTML版
第3章 概要 | 3.2. Armadillo-420/440
http://manual.atmark-techno.com/armadillo-4x0/armadillo-400_series_hard…
※ 将来の閲覧者は、こちらから最新版のドキュメントを参照してください。
http://armadillo.atmark-techno.com/armadillo-420/downloads
温度、その他の異常検出センサーは、標準では搭載されていないので、
ご必要であれば、外部基板などの開発をして、機能を拡張する必要があります。
ウォッチドッグタイマー ( 以下 WDTと表記 ) は、
Linux のカーネルが提供する機能としてのソフトウェアWDT と、
SoCに搭載されている機能を利用する、
ブートローダー ( Hermit-At ) もしくは、Linux カーネルで使用している、
ハードウェアWDT にも対応しています。
( Armadillo-420 に搭載されている SoC i.MX257 に内蔵されている機能です。 )
ただし、i.MX257 に内蔵されているハードウェアWDTは、
あくまでソフト( カーネルまで ) が止まった時に、リセットする事しか出来ません。
i.MX 自体がフリーズした場合は、WDTも止まります。
CON8 の ExtReset ピン を使って、外部からリセットする事は可能なので、
より堅牢な仕組みにしたい場合は、Armadillo からの何らかのパルスを外部へ送り続け、
それが途絶えたら、外部から CON8 経由でリセットを掛けるなどの、
外部基板の開発をして、機能を拡張する必要があります。
その他、「ウォッチドッグ」「WDT」などで検索しますと、
幾つか過去の具体的な情報のやり取りも見付けられる様です。
串刺し検索システムじろうくん
http://armadillo.atmark-techno.com/search-products#section-search-jiro
検索 | ウォッチドッグ
http://armadillo.atmark-techno.com/search/site/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83…
検索 | WDT
http://armadillo.atmark-techno.com/search/site/WDT
例えば、旧メーリングリスト時代の以下のスレッドで詳しい議論がされている様です。
メーリングリストログ | [Armadillo:09177] Armadillo-4x0 のハードウェアWDT
http://lists.atmark-techno.com/pipermail/armadillo/2013-September/00918…
より詳しい情報がご必要でしたら、これら過去ログからの引用等も交えつつ、
ご見解を添えて、知りたい事を書くと、色々と新しい情報やコメントが集まるかと思います。
以上、ご参考となりましたら、幸いです。