Armadilloフォーラム

Bearerが複数できる

mori22554

2024年5月27日 15時42分

お世話になっております。

LTEの接続においてModemManagerの挙動でDebian10環境と異なる点があります。
お忙しいところすみませんが、ご確認いただけますでしょうか。

現在Armadilloに設定しているBearer情報が何かを確認する必要があるのですが
Debian12環境で、Bearerが複数個出力されてしまい、どちらが正しい情報かをソフトで判断するのが困難な状況です。

具体的には、Debian12環境で誤ったAPN設定でnmcli connection upすると、
コマンドに失敗するのですが、mmcli -m でBearerを確認すると複数できてしまいます。
対してDebian10環境では上記の場合でもBearerが複数できることはありませんでした。

また複数個できた場合、どちらのBearerに今Armadilloに設定している情報が入っているか
わかりませんでした。(今の情報が1個目にある場合もあり、2個目にある場合もある)

動作確認内容は添付資料をご確認願います。

<質問内容>
・誤った設定でconnection upした場合、mmcli -mで複数のBearerが表示されるのは正しい動きでしょうか。
 正しいのであればBearerは最大何個存在しうるのでしょうか。

・Debian10では1個しか表示されなかったが、Debian12で挙動が変わった原因は何が考えられますか。

・mmcli -mで表示されるBearerが複数ある場合、今設定している接続はどちらのBearerかを確認する方法はございますか?

<添付ファイル>
・動作確認.pdf
・Syslog
※一部APN情報は置き換えています。

<ソフトバージョン>
・Debian12
 modemmanager:1.20.4-1atmark2
 kernel:6.1.84-at3
 u-boot:2016.07-at25

・Debian10
 modemmanager:1.10.0-1atmark3
 u-boot:2016.07-at25
 kernel:4.9.133-at25

宜しくお願いいたします。

ファイル ファイルの説明
動作確認.zip Debian10、12それぞれの動作確認内容
syslog_connection_up_mm_20240527.zip Debian12環境で誤ったAPNでnmcli connection up したときのsyslog
コメント

上投稿について、Armadillo G3Lを使用しております。宜しくお願いいたします。

at_mitsuhiro.yoshida

2024年5月28日 9時34分

> <質問内容>
> ・誤った設定でconnection upした場合、mmcli -mで複数のBearerが表示されるのは正しい動きでしょうか。
>  正しいのであればBearerは最大何個存在しうるのでしょうか。

最大 3 つ生成されます。

> ・Debian10では1個しか表示されなかったが、Debian12で挙動が変わった原因は何が考えられますか。

ベースとしている ModemManager のバージョンが上がり、
IP Type が違う場合に別の bearer として判断し、新たな bearer を生成して動作するように変更となったためです。

> ・mmcli -mで表示されるBearerが複数ある場合、今設定している接続はどちらのBearerかを確認する方法はございますか?

mmcli -b X | grep connected (X=0,1,2...) にて接続している bearer は以下の様に表示されます。

armadillo:~# mmcli -b 0 | grep connected
  Status             |                connected: yes