masa.yamaguchi
2024年6月10日 18時39分
以下サイトの情報をもとにArmadillo-610にWI-U2-433DMSを接続し、無線LAN接続動作まで確認できました。
https://armadillo.atmark-techno.com/blog/615/7282
(Armadillo-640:USBドングルの5GHz対応無線LAN(WI-U2-433DHP、WI-U2-433DMS)を使う)
その後、ABOS-Webにて WLAN設定 - 動作モード選択 で、「アクセスポイントとして使用する」を選択し
SSID・パスワードを入力後設定ボタンを押下しました。
しかしながら、その後PC・スマホの無線LANアクセスポイント一覧に上記で設定したSSIDが出てきません。
まことにお手数ですが、こちらの手順不足・誤り等があればご教示頂きたいです。
(念のため、直接SSID/PASSWORDを指定した接続も試みましたが、接続できませんでした)
[状況]
・使用 無線LANUSBドングル:WI-U2-433DMS
・ABOS-Webの上右側の表示は以下となっている。
WLAN: APモード 5GHz
LAN eht0 up
・事象発生時 nmcli dを実行した結果は以下。
DEVICE TYPE STATE CONNECTION
eth0 ethernet connected Wired connection 1
br_ap bridge connected abos_web_br_ap
・https://armadillo.atmark-techno.com/blog/615/7282 の手順と以下差異が存在する。
(差異)以下ファイル設定はせずに、ABOS-Webによる設定で代用(SSID/Password設定)
/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules
/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
/etc/network/interfaces
コメント
at_dominique.m…
masa.yamaguchi
マルティネ様
ご回答ありがとうございます。
以下のコマンドの出力結果を記載いたしますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
(取得情報に不備等ございましたらご連絡ください)
-----------------------------------
[実施条件]
1.WI-U2-433DMSをセットし、Armadillo 起動(Armadillo Base OS :3.19.1-at.4 )。
2.ATDE9から 8812au.ko をArmadilloに転送後、insmod にてインストール。
3.ABOS-WEBにより、動作モードをアクセスモードに設定(SSID:test/PASSWORD:testtest 設定)。
4.ご依頼のコマンドを実行し結果を取得。
-----------------------------------
<以下コマンド実行結果>
/home/atmark # uname -r
5.10.218-0-at
/home/atmark # modinfo 8812au
modinfo: module '/lib/modules/5.10.218-0-at/8812au' not found
/home/atmark # lsmod
Module Size Used by Tainted: G
cfg80211 323584 0
8812au 897024 0
mxsfb_drm 20480 0
drm_kms_helper 167936 3 mxsfb_drm
snd_soc_fsl_asoc_card 24576 0
fb 94208 71 drm_kms_helper
snd_soc_simple_card_utils 20480 1 snd_soc_fsl_asoc_card
snd_soc_imx_audmux 16384 1 snd_soc_fsl_asoc_card
font 20480 1 fb
fb_sys_fops 16384 1 drm_kms_helper
cfbfillrect 16384 1 drm_kms_helper
syscopyarea 16384 1 drm_kms_helper
cfbimgblt 16384 1 drm_kms_helper
sysfillrect 16384 1 drm_kms_helper
sysimgblt 16384 1 drm_kms_helper
cfbcopyarea 16384 1 drm_kms_helper
snd_soc_fsl_sai 32768 2
imx_pcm_dma 16384 1 snd_soc_fsl_sai
snd_soc_fsl_mqs 16384 1
panel_simple 65536 0
drm 344064 4 mxsfb_drm,drm_kms_helper,panel_simple
drm_panel_orientation_quirks 16384 1 drm
/home/atmark # ip link
1: lo: mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN qlen 1000
link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
2: eth0: mtu 1500 qdisc fq_codel state UP qlen
1000
link/ether 00:11:0c:2e:61:05 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
3: podman0: mtu 1500 qdisc noqueue state UP ql
en 1000
link/ether d6:69:73:21:36:c2 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
4: veth0@eth0: mtu 1500 qdisc noqueue master p
odman0 state UP qlen 1000
link/ether 12:6d:36:14:43:c3 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
5: wlan0: mtu 1500 qdisc mq state DOWN qlen
1000
link/ether 18:ec:e7:33:d5:e3 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
6: br_ap: mtu 1500 qdisc noqueue state DOWN
qlen 1000
link/ether 5a:fe:21:c8:eb:3f brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
/home/atmark # cat /etc/hostapd/hostapd.conf
hw_mode=a
channel=36
ssid=test
wpa_passphrase=testtest
interface=wlan0
bridge=br_ap
wpa_key_mgmt=WPA-PSK
wpa_pairwise=TKIP
rsn_pairwise=CCMP
driver=nl80211
country_code=JP
ctrl_interface=/var/run/hostapd
ctrl_interface_group=0
disassoc_low_ack=1
preamble=1
wmm_enabled=1
macaddr_acl=0
auth_algs=1
ignore_broadcast_ssid=0
wpa=2
ieee80211ac=1
ieee80211ax=1
ieee80211n=1
ieee80211d=1
ieee80211h=1
logger_syslog=-1
logger_syslog_level=2
logger_stdout=-1
logger_stdout_level=2
/home/atmark # rc-service hostapd status
* status: stopped
at_dominique.m…
masa.yamaguchiさん、
マルティネです。
> 以下のコマンドの出力結果を記載いたしますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
出力ありがとうございます。
大体分かりました。
> [実施条件]
> 1.WI-U2-433DMSをセットし、Armadillo 起動(Armadillo Base OS :3.19.1-at.4 )。
> 2.ATDE9から 8812au.ko をArmadilloに転送後、insmod にてインストール。
恐らく問題になっている点はこちらだと思います。
ブログは Armadillo Base OS 向けの説明ではなかったのでしかたがないですが、
insmod はインストールコマンドではなく、起動しているシステムでモジュールをロードしているだけです。
違う無線LANアダプター用の記事ですが、リポジトリを入れ替えて rtl8812au のままに https://armadillo.atmark-techno.com/blog/10899/14919 のような流れでインストールすればドライバが armadillo 起動時にモジュールがロードされてもう少し普通に使えると思います。
今回はファイルをすでに転送したので、Armadillo で直接に以下のコマンドでインストールできます:
# モジュールを /lib/modules にインストール armadillo:~# mkdir /lib/modules/$(uname -r)/extra armadillo:~# cp 8812au.ko /lib/modules/$(uname -r)/extra # 起動時にモジュールを自動的にロードする対応(usb id 認識) armadillo:~# depmod # 永続化。-P で、ABOS を更新してもカーネルが更新されないようになります(/etc/swupdate_preserve_files の仕組み) armadillo:~# persist_file -rP /boot /lib/modules
> /home/atmark # rc-service hostapd status
> * status: stopped
また、これが stopped になっているのも気になります。crashed ではなく stopped になっているということは有効になってないように見えますが、ABOS Web で設定した場合は有効になっているはずです。
このファイルがないことを確認していただけますか?
armadillo:~# ls /etc/runlevels/default/hostapd
/etc/hostapd/hostapd.conf に問題がなさそうなので、有効してしまいましょう。
armadillo:~# rc-update add hostapd armadillo:~# persist_file /etc/runlevels/default/hostapd
それとモジュールのインストールの後に一度再起動してみて、もう一度以下の情報を確認してください:
lsmod | grep 8812 ip link rc-service hostapd status
よろしくお願いします。
masa.yamaguchi
マルティネ様
masa.yamaguchiです。
以下ご依頼の件につきまして確認いたしましたので、報告いたします。
----------------------------------------------
<依頼事項>
このファイルがないことを確認していただけますか?
armadillo:~# ls /etc/runlevels/default/hostapd
----------------------------------------------
ご指摘の通り、上記ファイルがないことを確認しました。(下記がコマンド実行結果)
/home/atmark # ls /etc/runlevels/default/hostapd ls: /etc/runlevels/default/hostapd: No such file or directory
------------------------------------------
<依頼事項>
それとモジュールのインストールの後に一度再起動してみて、もう一度以下の情報を確認してください:
lsmod | grep 8812
ip link
rc-service hostapd status
------------------------------------------
上記情報を再起動後に取得した結果を以下に記載いたします。
/home/atmark # lsmod | grep 8812 8812au 897024 0 /home/atmark # ip link 1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN qlen 1000 link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00 2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc fq_codel state UP qlen 1000 link/ether 00:11:0c:2e:61:05 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff 3: br_ap: <NO-CARRIER,BROADCAST,MULTICAST,UP> mtu 1500 qdisc noqueue state DOWN qlen 1000 link/ether 3e:1d:14:5e:6d:7c brd ff:ff:ff:ff:ff:ff 4: wlan0: <BROADCAST,MULTICAST> mtu 1500 qdisc noop state DOWN qlen 1000 link/ether 18:ec:e7:33:d5:e3 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff 5: podman0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc noqueue state UP qlen 1000 link/ether be:8a:6f:19:bf:44 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff 6: veth0@eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc noqueue master podman0 state UP qlen 1000 link/ether da:da:73:4e:f6:0f brd ff:ff:ff:ff:ff:ff /home/atmark # rc-service hostapd status * status: stopped
at_dominique.m…
マルティネです。
> ご指摘の通り、上記ファイルがないことを確認しました。(下記がコマンド実行結果)
了解しました。起動できたら整理して何かを修正します。
> /home/atmark # rc-service hostapd status > * status: stopped
この出力は rc-update add hostapd と persist_file /etc/runlevels/default/hostapd の後でしょうか?
その二つのコマンドで起動時に起動されると思いますが、何かのエラーが出力されましたか?
それと同時に、手動に hostapd を起動してみましょう:サービスが停止された状態(必要であれば「rc-service hostapd stop」)に「hostapd /etc/hostapd/hostapd.conf」を起動してみてください。
それで起動できなかった場合のログもお願いします。起動できた場合は control+C で停止できます。
よろしくお願いします。
masa.yamaguchi
マルティネ様
masa.yamaguchiです。
以下ご依頼の件につきまして確認いたしましたので、報告いたします。
------------------------------------------
<依頼事項>
この出力は rc-update add hostapd と persist_file /etc/runlevels/default/hostapd の後でしょうか?
------------------------------------------
「この出力(* status: stopped) 」表示は上記コマンド実行後となります。
尚、再度ステータスを確認しました。結果として以下の状況となりました。
起動直後は 「 * status: started 」の状態ですが、
時間経過により「 * status: stopped 」の状態となりました。
------------------------------------------
<依頼事項>
その二つのコマンドで起動時に起動されると思いますが、何かのエラーが出力されましたか?
------------------------------------------
dmesg | grep hostapd で検索しましたが、検索結果としては何もありませんでした。
------------------------------------------
<依頼事項>
それと同時に、手動に hostapd を起動してみましょう:サービスが停止された状態
(必要であれば「rc-service hostapd stop」)に「hostapd /etc/hostapd/hostapd.conf」を起動してみてください。
それで起動できなかった場合のログもお願いします。起動できた場合は control+C で停止できます。
------------------------------------------
status:stopを確認後、「hostapd /etc/hostapd/hostapd.conf」を実行しましたが、起動できませんでした。
その時のログを以下に記載します。
/etc/hostapd # rc-service hostapd status * status: stopped /etc/hostapd # hostapd /etc/hostapd/hostapd.conf nl80211: Driver does not support authentication/association or connect commands nl80211: deinit ifname=wlan0 disabled_11b_rates=0 nl80211 driver initialization failed. wlan0: interface state UNINITIALIZED->DISABLED wlan0: AP-DISABLED wlan0: CTRL-EVENT-TERMINATING hostapd_free_hapd_data: Interface wlan0 wasn't started
at_dominique.m…
masa.yamaguchiさん
マルティネです。
> 「この出力(* status: stopped) 」表示は上記コマンド実行後となります。
>
> 尚、再度ステータスを確認しました。結果として以下の状況となりました。
> 起動直後は 「 * status: started 」の状態ですが、
> 時間経過により「 * status: stopped 」の状態となりました。
了解しました。
hostapd の設定では失敗しても自動リスタートするようになっているはずですので、
何かがサービスを停止していますが、心当たりがないのでひとまずは原因を修正してみましょう。
その際にまだ停止される場合にまたいくつかを確認させていただきます。
>> その二つのコマンドで起動時に起動されると思いますが、何かのエラーが出力されましたか?
> dmesg | grep hostapd で検索しましたが、検索結果としては何もありませんでした。
すみません、rc-update add hostapd 等のコマンドを実行した際にエラーが出力されなかったかという意味でした。
起動時に実際に起動しているらしいので、おそらく「hostapd already installed in runlevel `default'; skipping」の様な
メッセージが出力されたと思いますが、この点も一旦置いておきましょう。
> /etc/hostapd # hostapd /etc/hostapd/hostapd.conf > nl80211: Driver does not support authentication/association or connect commands
hostapd はこのドライバを使えないみたいですね… debian (linux 4.14) では AP として起動できてましたか?
コンフィグに何か問題になっている設定があるかもしれませんので、debian で使用したコンフィグがあればそれで試していただけたらと思います。
また、ブログでは https://github.com/gnab/rtl8812au.git のリポを使っていますが、そのドライバは最近数年更新されてなくて https://github.com/aircrack-ng/rtl8812au の方で成功するかもしれませんので、お手数ですがそのドライバに切り替えてみたらいかがでしょうか。
aircrack-ng のドライバでしたら hostapd で動く記録がありますので、ドライバを更新してもダメでしたら hostapd を起動できるまでコンフィグを削って試す作業になります。
お手数ですがよろしくお願いします。
masa.yamaguchi
マルティネ様
masa.yamaguchiです。現在の状況報告、並びにご相談事項がございます。
■現在の状況
------------------------------------------------
[マルティネ様 ご提案内容]
hostapd はこのドライバを使えないみたいですね… debian (linux 4.14) では AP として起動できてましたか? ・・・・・・①★
また、ブログでは https://github.com/gnab/rtl8812au.git のリポを使っていますが、
そのドライバは最近数年更新されてなくて https://github.com/aircrack-ng/rtl8812au の方で成功するかもしれませんので、
お手数ですがそのドライバに切り替えてみたらいかがでしょうか。・・・・・・②★
aircrack-ng のドライバでしたら hostapd で動く記録がありますので、ドライバを更新してもダメでしたら hostapd を起動できるまで
コンフィグを削って試す作業になります。
------------------------------------------------
①debian (linux 4.14) のAP確認
現在上記の確認はできておりません。(クライアントとしては無線LAN接続確認済み)
②airclack-ng リポジトリでの動作確認
上記airclack-ngリポジトリ版で動作確認を行いましたが、リセットが発生します。(NULLポインタアクセス発生★)
-------------------------------
<事象発生時ログ>
[ 29.613276] Unable to handle kernel ★NULL pointer dereference at virtual addre ss 00000000 [ 29.621459] pgd = 2e64e052 [ 29.624179] [00000000] *pgd=00000000 [ 29.627783] Internal error: Oops: 80000005 [#1] ARM [ 29.632667] Modules linked in: 8021q(E) mrp(E) garp(E) 88XXau(OE) snd_soc_fsl _asoc_card(E) snd_soc_simple_card_utils(E) snd_soc_imx_audmux(E) mxsfb_drm(E) dr m_kms_helper(E) fb(E) font(E) fb_sys_fops(E) cfbfillrect(E) syscopyarea(E) cfbim gblt(E) sysfillrect(E) sysimgblt(E) cfbcopyarea(E) cfg80211(E) snd_soc_fsl_sai(E ) imx_pcm_dma(E) snd_soc_fsl_mqs(E) panel_simple(E) drm(E) drm_panel_orientation _quirks(E)
-------------------------------
■ご相談させていただきたい事項
現状では、②のairclack-ng リポジトリでの動作確認については、リセットの解決が難しそうなので、いったん作業保留し、
①のdebian (linux 4.14) のAP確認を行おうと思おうと考えております。
ご相談させていただきたいのは以下です。
・debian (linux 4.14) のAP確認は以下URLを参考に行おうと思いますが、Armadillo-610にもそのまま適用できるかご教示頂きたいです。
https://armadillo.atmark-techno.com/blog/10899/14919
・その他の確認する点があれば、コメント頂けますと幸いです。
at_dominique.m…
masa.yamaguchiさん、
マルティネです。
> ②airclack-ng リポジトリでの動作確認
> 上記airclack-ngリポジトリ版で動作確認を行いましたが、リセットが発生します。(NULLポインタアクセス発生★)
このクラッシュですが、まわりのログもありますか?
バグが発生した際に stack trace が表示されると思いますが、それを見れば案外すぐ対応できるかもしれません。
> 現状では、②のairclack-ng リポジトリでの動作確認については、リセットの解決が難しそうなので、いったん作業保留し、
> ①のdebian (linux 4.14) のAP確認を行おうと思おうと考えております。
時間あれば試すのはいいと思いますが、基本的には同じドライバになりますので動作はそんなに変わらないと思います。
(debian で試していたように見えていたので「本当に動くか?」程度の確認でした)
まだ Armadillo Base OS がインストールしていたらその前に hostapd のコンフィグを手動に編集して試した方がいいと思います。
リンクしていただいたブログのコンフィグで動きますか?
interface=wlan0 driver=nl80211 ssid=testssid hw_mode=g channel=10 ieee80211n=1 wpa=2 wpa_passphrase=testpassphrase wpa_key_mgmt=WPA-PSK rsn_pairwise=CCMP
> ご相談させていただきたいのは以下です。
> ・debian (linux 4.14) のAP確認は以下URLを参考に行おうと思いますが、Armadillo-610にもそのまま適用できるかご教示頂きたいです。
> https://armadillo.atmark-techno.com/blog/10899/14919
(一応みてみましたが、ドライバが違う以外はそのまま Armadillo-610 でもあっています)
また、追加で確認したいこともあります:
1/ ドライバ類が多いので USB デバイスの ID を確認したいです。
ethernet でインタネットを使える場合は「apk add usbutils」でパッケージをメモリ上にインストールして「lsusb」の出力をお願いします。
コマンドをインストールできなかった場合は同じく「lsusb」の出力でもいいです(標準ソフトウェアの場合は情報が少し少ないだけです)。debian の場合は「apt install usbutils」でインストールした物でも構いません。
2/ Armadillo Base OS の起動できていたバージョンのドライバで「iw phy」の出力もお願いします。
特に「Supported interface modes:」の項目を確認したいですが、全部を添付していただければ幸いです。
よろしくお願いします。
masa.yamaguchi
マルティネ様
masa.yamaguchiです。
■ご質問頂いた点につきまして、回答いたします。
このクラッシュですが、まわりのログもありますか? バグが発生した際に stack trace が表示されると思いますが、それを見れば案外すぐ対応できるかもしれません。
関数odm_get_tracking_table()内でプログラムカウンタが無効値(NULL)を参照しているため、問題が発生しているようです。
(ログ詳細は添付ファイル aircrack_ng_リセットログ.txt をご参照ください)
尚、本件は https://github.com/aircrack-ng/rtl8812au/issues/1159 でも類似事象が報告されています。
上記サイト記載の通り(But if I reset code to commit 63cf0b4. Wifi works fine. )、コミット63cf0b4にソースを変更するとすると、リセットが発生しなくなりました。
関数odm_get_tracking_table()は、リセット発生あり版/なし版で差異がないため、リセットの原因の調査は時間がかかると予想します。
> ①のdebian (linux 4.14) のAP確認を行おうと思おうと考えております。 時間あれば試すのはいいと思いますが、基本的には同じドライバになりますので動作はそんなに変わらないと思います。 (debian で試していたように見えていたので「本当に動くか?」程度の確認でした)
上記につきまして承知しました。debian (linux 4.14) のAP確認については、優先度を下げての対応とさせていただきます。
まだ Armadillo Base OS がインストールしていたらその前に hostapd のコンフィグを手動に編集して試した方がいいと思います。 リンクしていただいたブログのコンフィグで動きますか?
https://github.com/gnab/rtl8812au.git のソースでご指定のコンフィグを手動編集しましたが、APでの接続はできませんでした。
1/ ドライバ類が多いので USB デバイスの ID を確認したいです。 ethernet でインタネットを使える場合は「apk add usbutils」でパッケージをメモリ上にインストールして「lsusb」の出力をお願いします。 コマンドをインストールできなかった場合は同じく「lsusb」の出力でもいいです(標準ソフトウェアの場合は情報が少し少ないだけです)。 debian の場合は「apt install usbutils」でインストールした物でも構いません。 2/ Armadillo Base OS の起動できていたバージョンのドライバで「iw phy」の出力もお願いします。 特に「Supported interface modes:」の項目を確認したいですが、全部を添付していただければ幸いです。
以下に https://github.com/gnab/rtl8812au.git のソースにて、上記ご依頼のコマンド実行結果を記載します。
(iw phy を実行しても何も表示されませんでした)
-------------
<コマンド実行結果>
/home/atmark # lsusb
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux 5.10.218-0-at ehci_hcd EHCI Host Controller
Bus 001 Device 002: ID 0424:2513
Bus 001 Device 003: ID 0411:0242 Realtek 802.11ac WLAN Adapter
/home/atmark # iw phy
/home/atmark #
-------------
■その他
上記にも記載しましたが、以下の対応でaircrack-ng版ソースにてリセットが発生しないようになり、SSID:testがスマホで表示されるようになりました。
[手順] 1.aricrack版ソース(https://github.com/aircrack-ng/rtl8812au)取得後、バージョンを「63cf0b4」に変更 git clone https://github.com/aircrack-ng/rtl8812au.git cd rtl8812au/ git checkout 63cf0b4 2.上記aricrack版ソース版のビルドを実施後、88XXau.ko をarmadilloにインストール (insmod でも モジュールを /lib/modules にインストール後永続化する方法のどちらでも可能) 3.ABOS-WEBにてWLAN設定から「アクセスポイントとして使用する 」を行う(userid:test,password/tsettet)。 その後ABOS-WEBにてDHCPサーバ設定 から br_ap に対してDHCPサーバ設定を実施すると 添付資料(SSID表示_20240614.png)の通りSSIDが表示
上記の通りSSIDが表示されるところまでは行きましたが、スマホからABOS-Web(https://armadillo.local:58080/)にはつながりませんでした。
(このサイトにアクセスできません DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN)
■今後の作業方針
ひとまずはスマホからAP接続にて、ABOS-Web(https://armadillo.local:58080/)が表示されることを目標としています。
そのため、今後はソースaircrack-ng版のバージョン「63cf0b4」を使用し、接続できない点について調査を進める予定です。
>>マルティネ様
接続できない際の確認ポイントやその他お気づきの点(作業方針にずれがある等)につきまして、コメント頂けますと幸いです。
ファイル | ファイルの説明 |
---|---|
aircrack_ng_リセットログ.txt | https://github.com/aircrack-ng/rtl8812au.git ソースのドライバ動作時のリセットログ |
SSID表示_20240614.png | aircrack-ng 63cf0b4 での動作確認(SSID表示まで) |
at_dominique.m…
masa.yamaguchiさん
マルティネです。
> 尚、本件は https://github.com/aircrack-ng/rtl8812au/issues/1159 でも類似事象が報告されています。
> 上記サイト記載の通り(But if I reset code to commit 63cf0b4. Wifi works fine. )、コミット63cf0b4にソースを変更するとすると、リセットが発生しなくなりました。
解決できてよかったです。
最近のコミットでしたね。「cleanup」のコミットでいくつか影響ありそうな break が追加されたのでそれかなと推測しますが、とりあえず動くようになりましたのでこのままのバージョンをつかいましょう、aircrack-ng の人たちには申し訳ないですがすぐにそちらにお任せします。
>
> まだ Armadillo Base OS がインストールしていたらその前に hostapd のコンフィグを手動に編集して試した方がいいと思います。 > リンクしていただいたブログのコンフィグで動きますか? >
> https://github.com/gnab/rtl8812au.git のソースでご指定のコンフィグを手動編集しましたが、APでの接続はできませんでした。
確認ありがとうございます。aircrack-ng の動作できたコミットの前提で続きます。
> (iw phy を実行しても何も表示されませんでした)
モジュールがロードされてる状態でしたら少し意外でしたが、出力なければ hostapd も動作できませんので納得もできますね..
こちらも深く考えず保留します。
> 上記にも記載しましたが、以下の対応でaircrack-ng版ソースにてリセットが発生しないようになり、SSID:testがスマホで表示されるようになりました。
>
> [手順] > 1.aricrack版ソース(https://github.com/aircrack-ng/rtl8812au)取得後、バージョンを「63cf0b4」に変更 > git clone https://github.com/aircrack-ng/rtl8812au.git > cd rtl8812au/ > git checkout 63cf0b4 > 2.上記aricrack版ソース版のビルドを実施後、88XXau.ko をarmadilloにインストール > (insmod でも モジュールを /lib/modules にインストール後永続化する方法のどちらでも可能) > 3.ABOS-WEBにてWLAN設定から「アクセスポイントとして使用する 」を行う(userid:test,password/tsettet)。 > その後ABOS-WEBにてDHCPサーバ設定 から br_ap に対してDHCPサーバ設定を実施すると > 添付資料(SSID表示_20240614.png)の通りSSIDが表示 >
この手順で問題ないですね。添付贋造も正常です。
> 上記の通りSSIDが表示されるところまでは行きましたが、スマホからABOS-Web(https://armadillo.local:58080/)にはつながりませんでした。
> (このサイトにアクセスできません DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN)
了解しました。
> ■今後の作業方針
> ひとまずはスマホからAP接続にて、ABOS-Web(https://armadillo.local:58080/)が表示されることを目標としています。
> そのため、今後はソースaircrack-ng版のバージョン「63cf0b4」を使用し、接続できない点について調査を進める予定です。
> >>マルティネ様
> 接続できない際の確認ポイントやその他お気づきの点(作業方針にずれがある等)につきまして、コメント頂けますと幸いです。
wifi の接続自体はできてますので、いくつかを確認させてください:
* Armadillo 側で avahi が起動されていて、名前は armadillo.local であること。
例えば、以下の個体の場合は「armadillo-4.local」で接続する必要があります(一つのネットワークに armadillo が複数ある場合に番号が追加されます… wlan上で一つの armadillo があっても、ethernet に他の armadillo がある場合に番号が追加される恐れがあります。avahi のサービスを再起動すると再び番号無しを他取得しようとします)
armadillo:~# ps aux|grep avahi 1311 avahi 4:38 avahi-daemon: running [armadillo-4.local] 1316 avahi 0:00 avahi-daemon: chroot helper 29359 root 0:00 grep avahi
* エラーは dns の問題で間違いないですが、 IP アドレスで接続できるかどうかも確認した方がいいと思います。
armadillo の br_ap のアドレスを入力すると接続できますか? https://192.168.1.1:58080 等
* 手元の android 形態で AP に接続してみて mDNS を解決できましたが、形態のバージョンによって mDNS がまだ対応されてなかったバージョンの可能性もありますので、バージョンを確認した方がいいかもしれません。
詳しいバージョンはまだ確認できてませんが、 https://www.esper.io/blog/android-dessert-bites-26-mdns-local-47912385 (英語)で2022年6月に「hoge.local にやっと接続できるようになった」とのことでしたので、古いモデルでしたらそれも原因の一つかもしれません。
よろしくお願いします。
masa.yamaguchi
マルティネ様
masa.yamaguchiです。
■以下ご質問頂いた件について回答いたします。
例えば、以下の個体の場合は「armadillo-4.local」で接続する必要があります (一つのネットワークに armadillo が複数ある場合に番号が追加されます… wlan上で一つの armadillo があっても、 ethernet に他の armadillo がある場合に番号が追加される恐れがあります。avahi のサービスを再起動すると再び番号無しを他取得しようとします) > armadillo:~# ps aux|grep avahi > 1311 avahi 4:38 avahi-daemon: running [armadillo-4.local] > 1316 avahi 0:00 avahi-daemon: chroot helper > 29359 root 0:00 grep avahi
こちらで確認したところ、「armadillo.local」でした。
/home/atmark # ps aux|grep avahi
1304 avahi 0:00 avahi-daemon: running [armadillo.local]
1309 avahi 0:00 avahi-daemon: chroot helper
4944 root 0:00 grep avahi
* エラーは dns の問題で間違いないですが、 IP アドレスで接続できるかどうかも確認した方がいいと思います。 armadillo の br_ap のアドレスを入力すると接続できますか? https://192.168.1.1:58080 等
こちらで用意したAndroidスマホ( Aquos Wish 3)では、https://192.168.1.1:58080 でも接続できませんでした。
* 手元の android 形態で AP に接続してみて mDNS を解決できましたが、形態のバージョンによって mDNS がまだ対応されてなかったバージョンの可能性もありますので、バージョンを確認した方がいいかもしれません。
上記 Aquos Wish 3のAndroid バージョンは14であり、mDNSは対応していると考えます。
■その他
・iphone(添付ファイル iphne13.armadillo.local_.jpg)やPCでAP接続できました。
そのため、上記Andoroid スマホ(Aquos Wish 3)で接続できないのは個別問題と考えます。
当初の目的(https://armadillo.local:58080/ に接続)は実施できたため、本質問はクローズさせていただき、
Andoroid スマホで接続できない件については、別途質問させていただきたいと思います。
・iphoneで接続できた際の実施手順について、リマインダーも兼ねて下記に記載します。
[手順] 1.aricrack版ソース(https://github.com/aircrack-ng/rtl8812au)をgitで取得後、バージョンを「63cf0b4」に変更 git clone https://github.com/aircrack-ng/rtl8812au.git cd rtl8812au/ git checkout 63cf0b4 2.上記aricrack版ソース版のビルドを実施後、88XXau.ko をarmadilloにSCPで転送し、その後永続化実施 # モジュールを /lib/modules にインストール armadillo:~# mkdir /lib/modules/$(uname -r)/extra armadillo:~# cp 88XXau.ko /lib/modules/$(uname -r)/extra # 起動時にモジュールを自動的にロードする対応(usb id 認識) armadillo:~# depmod # 永続化。-P で、ABOS を更新してもカーネルが更新されないようになります(/etc/swupdate_preserve_files の仕組み) armadillo:~# persist_file -rP /boot /lib/modules 3.ABOS-WEBにてWLAN設定から「アクセスポイントとして使用する 」を行う(userid:test,password/testtest)。 その後ABOS-WEBにてDHCPサーバ設定 から br_ap に対してDHCPサーバ設定を実施する 4.その後、armadlillo を再起動し、上記 SSID (test/testtest) に接続後、 以下URLに接続できたことを確認 (iphone/PC) https://armadillo.local:58080/
ファイル | ファイルの説明 |
---|---|
iphne13.armadillo.local_.jpg |
masa.yamaguchi
at_dominique.m…
at_dominique.m…
2024年6月11日 8時19分
masa.yamaguchiさん、
お世話になっています、
マルティネです。
> ・事象発生時 nmcli dを実行した結果は以下。
> DEVICE TYPE STATE CONNECTION
> eth0 ethernet connected Wired connection 1
> br_ap bridge connected abos_web_br_ap
手元に USB の無線LANアダプタがないのですぐに確認できませんが、
Armadillo Base OS でブログの手順を実行したら NetworkManager も wlan インターフェースを拾うはずです。
nmcli device で表示されないのはまず気になっていますが、その場合に ABOS Web で無線LANのページも表示されないはずですね…
一度モジュールをロードして再起動でなくされたようなことありましたか?
ひとまず情報が欲しいので、以下のコマンドの出力を提供していただけたら助かります:
よろしくお願いします