ysugie 2024年9月5日 9時37分 お世話になっております。 Armadillo-IoT G4をNTPサーバーとして使用したいのですが 標準で対応しておりますでしょうか? していない場合、ほかに対応する方法はございますでしょうか? 以上、宜しくお願い致します。 コメントを投稿するにはログインまたは登録をしてください コメント at_shinya.koga 2024年9月5日 12時45分 アットマークテクノの古賀です。 ysugieさん: >Armadillo-IoT G4をNTPサーバーとして使用したいのですが >標準で対応しておりますでしょうか? はい。ABOS に標準でインストールされている chronyd は、NTP クライアントとサーバーの両方の機能を備えています。 ただし、デフォルトでは、NTP クライアントからのアクセスを全アドレスに対して拒否しますので、設定変更が必要です。 つまり、Armadillo を NTP サーバーとしてアクセスするクライアントに対して、アクセス許可する設定を追加しないといけません。 また、閉じた LAN 内で Armadillo をマスター NTP サーバーとして運用する場合は、そのための追加設定を行ってください。 chronyd の設定を変更する場合は、マニュアルに記載しているように、/lib/chrony.conf.d/ から内容を変更したいファイルを /etc/chrony/conf.d/ へコピーしてから、コピーした方のファイルを編集してください。 https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-g4/armadillo-iotg-g4_pro… 内容を変更したあとは、persist_file で永続化してください。 上記の設定変更は、defaults.conf に行を追加すればよいです。 (1) NTP クライアントのアクセス許可 'allow [サブネット]' の型式で、許可対象のサブネットを指定する行を追加します: https://chrony-project.org/doc/3.4/chrony.conf.html#allow (2) マスター NTP サーバーとして運用するための設定を追加 以下の1行を defaults.conf に追加してください: local stratum 10 https://chrony-project.org/doc/3.4/chrony.conf.html#local 設定変更後、次のコマンドで chronyd を再起動すれば、設定内容が反映されるはずです: # rc-service chronyd restart chronyd を NTP サーバーとして運用する設定については、以下のページも参考になるでしょう: https://www.ibm.com/docs/ja/db2/11.5?topic=suntp-setting-up-chrony-as-n… https://hp.vector.co.jp/authors/VA022911/tec/centos/chrony.htm https://www.bigbang.mydns.jp/chrony-x.htm#server 以上、参考になりましたら幸いです。 コメントを投稿するにはログインまたは登録をしてください ysugie 2024年9月5日 15時18分 お世話になっております。 ご回答ありがとうございます。 一度、試してみようと思います。 コメントを投稿するにはログインまたは登録をしてください
at_shinya.koga 2024年9月5日 12時45分 アットマークテクノの古賀です。 ysugieさん: >Armadillo-IoT G4をNTPサーバーとして使用したいのですが >標準で対応しておりますでしょうか? はい。ABOS に標準でインストールされている chronyd は、NTP クライアントとサーバーの両方の機能を備えています。 ただし、デフォルトでは、NTP クライアントからのアクセスを全アドレスに対して拒否しますので、設定変更が必要です。 つまり、Armadillo を NTP サーバーとしてアクセスするクライアントに対して、アクセス許可する設定を追加しないといけません。 また、閉じた LAN 内で Armadillo をマスター NTP サーバーとして運用する場合は、そのための追加設定を行ってください。 chronyd の設定を変更する場合は、マニュアルに記載しているように、/lib/chrony.conf.d/ から内容を変更したいファイルを /etc/chrony/conf.d/ へコピーしてから、コピーした方のファイルを編集してください。 https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-g4/armadillo-iotg-g4_pro… 内容を変更したあとは、persist_file で永続化してください。 上記の設定変更は、defaults.conf に行を追加すればよいです。 (1) NTP クライアントのアクセス許可 'allow [サブネット]' の型式で、許可対象のサブネットを指定する行を追加します: https://chrony-project.org/doc/3.4/chrony.conf.html#allow (2) マスター NTP サーバーとして運用するための設定を追加 以下の1行を defaults.conf に追加してください: local stratum 10 https://chrony-project.org/doc/3.4/chrony.conf.html#local 設定変更後、次のコマンドで chronyd を再起動すれば、設定内容が反映されるはずです: # rc-service chronyd restart chronyd を NTP サーバーとして運用する設定については、以下のページも参考になるでしょう: https://www.ibm.com/docs/ja/db2/11.5?topic=suntp-setting-up-chrony-as-n… https://hp.vector.co.jp/authors/VA022911/tec/centos/chrony.htm https://www.bigbang.mydns.jp/chrony-x.htm#server 以上、参考になりましたら幸いです。 コメントを投稿するにはログインまたは登録をしてください
at_shinya.koga
2024年9月5日 12時45分
アットマークテクノの古賀です。
ysugieさん:
>Armadillo-IoT G4をNTPサーバーとして使用したいのですが
>標準で対応しておりますでしょうか?
はい。ABOS に標準でインストールされている chronyd は、NTP クライアントとサーバーの両方の機能を備えています。
ただし、デフォルトでは、NTP クライアントからのアクセスを全アドレスに対して拒否しますので、設定変更が必要です。
つまり、Armadillo を NTP サーバーとしてアクセスするクライアントに対して、アクセス許可する設定を追加しないといけません。
また、閉じた LAN 内で Armadillo をマスター NTP サーバーとして運用する場合は、そのための追加設定を行ってください。
chronyd の設定を変更する場合は、マニュアルに記載しているように、/lib/chrony.conf.d/ から内容を変更したいファイルを /etc/chrony/conf.d/ へコピーしてから、コピーした方のファイルを編集してください。
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-g4/armadillo-iotg-g4_pro…
内容を変更したあとは、persist_file で永続化してください。
上記の設定変更は、defaults.conf に行を追加すればよいです。
(1) NTP クライアントのアクセス許可
'allow [サブネット]' の型式で、許可対象のサブネットを指定する行を追加します:
https://chrony-project.org/doc/3.4/chrony.conf.html#allow
(2) マスター NTP サーバーとして運用するための設定を追加
以下の1行を defaults.conf に追加してください:
https://chrony-project.org/doc/3.4/chrony.conf.html#local
設定変更後、次のコマンドで chronyd を再起動すれば、設定内容が反映されるはずです:
chronyd を NTP サーバーとして運用する設定については、以下のページも参考になるでしょう:
https://www.ibm.com/docs/ja/db2/11.5?topic=suntp-setting-up-chrony-as-n…
https://hp.vector.co.jp/authors/VA022911/tec/centos/chrony.htm
https://www.bigbang.mydns.jp/chrony-x.htm#server
以上、参考になりましたら幸いです。