sasaki_iwaya
2024年9月25日 9時44分
お世話になります。
CON10のJTAGを使用したABOSのデバッグについてご教授ください。
現在,デフォルトで設定されているCON9のUART1をコンソール出力として開発を行っておりますが,
CON9の当該ピンを別途使用する可能性が出てきたため,デバッグ用のピンをJTAGに変更することを検討しております。
JTAGに変更するにあたって,以下の点について,ご教授いただければと思います。
- JTAG利用でのABOSデバッグの可否および設定方法。
- UART1を使ったデバッグとの差異
- U-bootへのアクセスは可能か
- コマンド abos-ctrl make-installer で作成したインストーラへ上述設定も反映されるか
以上,よろしくお願いいたします。
at_mizo
2024年9月25日 10時07分
溝渕です。
> 現在,デフォルトで設定されているCON9のUART1をコンソール出力として開発を行っておりますが,
> CON9の当該ピンを別途使用する可能性が出てきたため,デバッグ用のピンをJTAGに変更することを検討しております。
Armadillo-640のCON10(JTAG インターフェース)をコンソールとして利用したいという理解で合っていますか?
もし上記で合っているなら、CON10のピンはUARTに設定する事ができない為不可能です。
そうでなく、PALMiCE4[1]等のJTAGエミュレータを接続して利用したい場合を想定して、以下に回答します。
[1]: https://armadillo.atmark-techno.com/node/4872
> JTAGに変更するにあたって,以下の点について,ご教授いただければと思います。
> - JTAG利用でのABOSデバッグの可否および設定方法。
JTAGですので、ABOS等ソフトウェアには基本的に依存せずにデバッグが可能と思いますが、非常に低レベル(しかし何でもできる)な操作となると思います。
設定方法等については、JTAGエミュレータのメーカーにお問い合わせください。
> - UART1を使ったデバッグとの差異
UART1を使うとコンソールを介して対話形式でデバッグできるのに対し、JTAGエミュレータを使うと上記で回答した通り、低レベルの操作になると思います。
> - U-bootへのアクセスは可能か
可能と思いますが、簡単ではないと思います。
> - コマンド abos-ctrl make-installer で作成したインストーラへ上述設定も反映されるか
JTAGエミュレータを使う場合は基本的にはソフトウェアは無関係です。