Armadilloフォーラム

Armadillo-X2のCON11マルチプレクス変更について

kan_harada

2024年10月31日 13時17分

お世話になります。Armadillo-X2のCON11のマルチプレクスを変更してUART3,4を使えるようにしようとしています。

https://armadillo.atmark-techno.com/blog/615/21936

マニュアルや上記ページを参考にして、

- カーネルソースをインストール→default configを実行
- at-dtweb/mkswuを使ってデバイスツリー設定のat-dtweb.swuファイルを作成
- abos webでX2に書込み

としていますが・・まるで通信できてる感じがないので、CON11の11,13番ピンUART4(RX,TX),8,10番ピンUART3(RX,TX)の電圧をみてみたところ、両方とも1.8Vです。これはデバイスツリーの更新ができていないということでしょうか? その場合、どこか手順が間違っている(抜けている)のでしょうか?

※デバイスツリー設定設定中の画面を貼付します。

ファイル ファイルの説明
ATDE画面.png
コメント

at_shota.shimoyama

2024年10月31日 14時57分

下山です。

デフォルトのデバイスツリーの状態では11,13,8,10番ピンの電圧は0Vですが、
UART3・UART4に変更したデバイスツリーの状態では1.8Vになります。
ですので、デバイスツリーの更新は問題なくできていると思われます。

通信ができていない原因の1つとして信号レベルの不一致が考えられます。
11,13,8,10番ピンの信号レベルは1.8V(Low: 0V, High: 1.8V)ですので、
UARTの通信を行うためには、
・通信相手のUARTの信号レベルも1.8V
または
・通信相手のUARTの信号レベル↔1.8Vのレベル変換回路を仲介させる
必要があります。
まずはこの点については問題ないでしょうか?

もし問題ない場合は
・通信相手機器の詳細な情報
・通信方法(X2側で使用しているコマンドや手順など)
についてお教えいただけますと幸いです。

よろしくおねがいします。

早速のご回答、ありがとうございます。マルチプレクスの設定に問題なしとのことで、そこに自信がついたのでもう一度確認してみました。

開発中のシステムではサブ基板を作って、レベル変換ICはそちららに載せてあります。そのサブ基板側にオシロのプローブを接続して波形をみていたのですが、Armadillo側に接続して波形を確認したところ、Armadillo側からのデータ送出に応じてTXが正常に出ていることが確認できました。

一方で、サブ基板側の同じ端子でTXに変化が出ないことから、この基板間の接触不良が怪しいと結論づけました。基板実装用のヘッダーコネクタを2連結しているのですが、どうもその連結部分の接触だったようです。この接続部を修正して再度トライしてみます。

どうもありがとうございました。

ファイル ファイルの説明
image001.png TXが出た波形を貼付します。RXは変化なしです。