k-k
2025年1月29日 19時36分
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製品型番：AGL3100-D10Z
Debian/ABOSバージョン：12.7
カーネルバージョン：6.1-105 at8
3G/LTE モジュール情報 (Debianのみ)：
その他：
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armadillo-IoT G3LでAPL等何も動作しない状態で、どの程度の時刻ズレが発生するものでしょうか。（1日にｘｘ秒、7日でｘｘ秒等）
NTPサーバに対し時刻同期を行う予定ですが、armadillo-IoT G3Lではどれくらいの周期で時刻同期を行えばよいかの推奨値はありますか？
コメント
k-k
回答ありがとうございます。
armadilloで処理を行い、その結果を他のサーバに送信するようなシステムです。
そのため、きっちりとした時刻同期は必要なく、armadilloとサーバ間である程度時間があっていればいいようなシステムです。
それでも、それでもある程度は合ってないと、問題発生時のログ確認に支障がでるために時刻のズレに関して問い合わせ
させていただきました。
感覚的には1日1回やれば十分かなと考えています。
> Armadillo-IoT G3Lのシステムクロックの月差は±90秒です。
>
> NTPの同期周期については推奨するものは無いです。
> どういう事かというと、どういうシステムを作るかに依るからです。
> 例えば、Armadillo側でセンサーから値を取るデータに毎秒取得側の精密な
> タイムスタンプが必須である（電力売買等の測定のため）であれば
> その法規に対して十分な量で更新するべきです。
>
> 一方、外部からインターネット経由で何かコマンドをうけて取り次第
> ドアのリレーを開場する。みたいな用途で受取側に時刻精度は全く必要ありませんし、
> 送信パケットにデータとしてタイムスタンプが乗っていればコマンドの順序に問題も
> 無いと考えられます。
>
> 時刻同期を頻繁にするのも良いですが、NTPサーバー側やNW自体に障害があった場合に
> 高精度の同期が必須な設計だとアプリケーションが破綻する可能性もあるので、
> あわせて考えると良いと思います。
> どういうシステムなのかぼんやりとでもおしえてもらえればもう少し具体的に
> 話せるかと思います。
at_ohsawa
> armadilloで処理を行い、その結果を他のサーバに送信するようなシステムです。
> そのため、きっちりとした時刻同期は必要なく、armadilloとサーバ間である程度時間があっていればいいようなシステムです。
> それでも、それでもある程度は合ってないと、問題発生時のログ確認に支障がでるために時刻のズレに関して問い合わせ
> させていただきました。
なるほど、共有ありがとうございます。
ということであれば、Armadillo側内で外の系とのズレが一定範囲内に維持できれば
問題はなさそうですね。
> 感覚的には1日1回やれば十分かなと考えています。
はい用途上も十分以上かとおもいます。ただ、先に言っておけばよかったのですが、
Armadillo-IoT G3Lの場合、デフォルトで 2048秒（34分8秒）の同期なので、
実は設定を変更しなければ（NTPサーバーは任意にするとして）問題ありません。
設定は/etc/systemd/timesyncd.confから(デフォルトではコメントアウトされています)
動作時の設定の確認は timedatectl show-timesync --all コマンドです。
最大周期はPollIntervalMaxUSecになります。
k-k
詳しい情報ありがとうございます。
非常に助かります。
PollIntervalMaxUSecは少し大きめに設定しようと思います。
毎日決まった時間に時刻同期を実施したいと思うと、systemd timer機能を使用して決まった時間に
systemctl restart systemd-timesyncd
を実行する形になりますでしょうか？
timesyncd.confでは同期間隔やリトライ時のインターバルは設定できそうですが、決まった時間に時刻同期するということは設定できなさそうで。
（時間がズレているかもしれないのに、定刻に時間同期というのも如何なものかとは思っていますが）
> > armadilloで処理を行い、その結果を他のサーバに送信するようなシステムです。
> > そのため、きっちりとした時刻同期は必要なく、armadilloとサーバ間である程度時間があっていればいいようなシステムです。
> > それでも、それでもある程度は合ってないと、問題発生時のログ確認に支障がでるために時刻のズレに関して問い合わせ
> > させていただきました。
>
> なるほど、共有ありがとうございます。
> ということであれば、Armadillo側内で外の系とのズレが一定範囲内に維持できれば
> 問題はなさそうですね。
>
> > 感覚的には1日1回やれば十分かなと考えています。
>
> はい用途上も十分以上かとおもいます。ただ、先に言っておけばよかったのですが、
> Armadillo-IoT G3Lの場合、デフォルトで 2048秒（34分8秒）の同期なので、
> 実は設定を変更しなければ（NTPサーバーは任意にするとして）問題ありません。
>
> 設定は/etc/systemd/timesyncd.confから(デフォルトではコメントアウトされています)
> 動作時の設定の確認は timedatectl show-timesync --all コマンドです。
> 最大周期はPollIntervalMaxUSecになります。
>
at_ohsawa
2025年1月30日 9時35分
Armadillo-IoT G3Lのシステムクロックの月差は±90秒です。
NTPの同期周期については推奨するものは無いです。
どういう事かというと、どういうシステムを作るかに依るからです。
例えば、Armadillo側でセンサーから値を取るデータに毎秒取得側の精密な
タイムスタンプが必須である（電力売買等の測定のため）であれば
その法規に対して十分な量で更新するべきです。
一方、外部からインターネット経由で何かコマンドをうけて取り次第
ドアのリレーを開場する。みたいな用途で受取側に時刻精度は全く必要ありませんし、
送信パケットにデータとしてタイムスタンプが乗っていればコマンドの順序に問題も
無いと考えられます。
時刻同期を頻繁にするのも良いですが、NTPサーバー側やNW自体に障害があった場合に
高精度の同期が必須な設計だとアプリケーションが破綻する可能性もあるので、
あわせて考えると良いと思います。
どういうシステムなのかぼんやりとでもおしえてもらえればもう少し具体的に
話せるかと思います。