h.y
2025年2月13日 19時22分
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製品型番:
Debian/ABOSバージョン:
カーネルバージョン:
3G/LTE モジュール情報 (Debianのみ):
その他:
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BLEビーコンの受信機としてIotゲートウェイを使用しております。
この受信機の情報をサーバAに収集し、BLEビーコン情報の取り込みを行っております。
IPアドレスのネットワーク部は、受信機とサーバAで異なっていますが、スイッチでルーティング設定を行い接続しようとしています。
この時、受信機とサーバAでPing通信を含む通信が出来ないのですが、解決策はございますでしょうか。
他PC等を用いて、スイッチによるルーティング設定に問題ないことを確認しております。
ネットワークアドレスが異なると、ルーティング設定をしても通信が出来ないや、受信機のファイアウォール設定が影響している等、情報がございましたらご教示頂けますと幸いです。
コメント
at_shinya.koga
アットマークテクノの古賀です。
h.yさん:
>BLEビーコンの受信機としてIotゲートウェイを使用しております。
>この受信機の情報をサーバAに収集し、BLEビーコン情報の取り込みを行っております。
>IPアドレスのネットワーク部は、受信機とサーバAで異なっていますが、スイッチでルーティング設定を行い接続しようとしています。
>この時、受信機とサーバAでPing通信を含む通信が出来ないのですが、解決策はございますでしょうか。
>他PC等を用いて、スイッチによるルーティング設定に問題ないことを確認しております。
>ネットワークアドレスが異なると、ルーティング設定をしても通信が出来ないや、受信機のファイアウォール設定が影響している等、情報がございましたらご教示頂けますと幸いです。
疎通しないのは、お使いになっている IoT ゲートウェイ(Armadillo-IoT G3L)の、スイッチがある LAN との接続インタフェースに、サーバAが所属するサブネットのネットワークアドレスに対するルーティング情報がないためだと思われます。
Armadillo のコンソールで ip route コマンドを実行してルーティング情報を見てみてください:
# ip route
この時、次のような出力がなければ、デフォルトゲートウェイ情報が存在せず、そのために疎通しないのでしょう:
# default via [デフォルトゲートウェイの IP アドレス] src [Armadillo の IP アドレス] metric 100
Armadillo の IP アドレスに対するデフォルトゲートウェイ情報(つまり、スイッチがある LAN との接続インタフェースに対するデフォルトゲートウェイ情報)がなければ、nmcli con mod コマンドを使って、デフォルトゲートウェイを設定してください。
「スイッチでルーティング」とおっしゃっていますので、L2 スイッチではなく L3 スイッチをお使いで、スイッチが IP アドレスを持っているのだと思います。
その場合、Armadillo の、スイッチがある LAN との接続インタフェースに対して、スイッチの IP アドレスをデフォルトゲートウェイとして設定してみてください。
以下、手順の概略です:
1.) ネットワーク接続の一覧を nmcli コマンドで確認
# nmcli con show
LAN ケーブルで接続している場合は、"DEVICE" 欄が "eth0" の接続の、"NAME" 欄の値("Wired connection 1" など)を接続 ID としてメモ。
2.) LAN との接続インタフェースの接続設定を nmcli コマンドで確認
# nmcli con "[接続 ID]"
"ipv4.gateway" の値が '--' ならデフォルトゲートウェイが未設定。
3.) LAN との接続インタフェースの接続に、スイッチの IP アドレスをデフォルトゲートウェイとして設定
# nmcli con mod "[接続 ID]" ipv4.gateway [スイッチの IP アドレス] # nmcli con down "[接続 ID]" # nmcli con up "[接続 ID]"
接続設定の変更については、マニュアルの「コネクションを修正する」の説明も、ご覧になってみてください:
https://manual.atmark-techno.com/armadillo-iot-g3l/armadillo-iotg-g3l_p…
at_shinya.koga
アットマークテクノの古賀です。
h.yさん:
>確認したところipv4.gatewayの設定がされていませんでした。
>nmcliコマンドを実行したところ、downコマンドのところで時間がかかり止まってしまいます。
>downコマンドが正常終了する時は数分間かかるでしょうか。
かかる場合があるかも知れません。
nmcli のコマンドは、-w オプションでタイムアウト秒数を指定できますので、-w 120 などを指定してみてタイムアウトするかどうかを試せば、実際に時間を要しているのか分かるでしょう:
https://manpages.org/nmcli
>また、system-connectionフォルダにあるファイルを直接編集しても問題ないでしょうか。
>編集する際の定義をご教示頂けますと幸いです。
編集する場合は、ファイルを直接編集するのではなく、nmcli con edit コマンドを使い、nmcli のインタラクティブエディターを起動して編集することをお勧めします:
https://docs.redhat.com/ja/documentation/red_hat_enterprise_linux/9/htm…
ちなみに、nmcli con mod コマンドを使わず、接続設定をエディタで編集したい理由は、何でしょうか?
h.y
2025年2月13日 19時25分
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> 製品型番:Armadillo IoT3G
> Debian/ABOSバージョン:
> カーネルバージョン:
> 3G/LTE モジュール情報 (Debianのみ):
> その他:Mobile Gateway for Armadilloを使用
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> BLEビーコンの受信機としてIotゲートウェイを使用しております。
> この受信機の情報をサーバAに収集し、BLEビーコン情報の取り込みを行っております。
> IPアドレスのネットワーク部は、受信機とサーバAで異なっていますが、スイッチでルーティング設定を行い接続しようとしています。
> この時、受信機とサーバAでPing通信を含む通信が出来ないのですが、解決策はございますでしょうか。
> 他PC等を用いて、スイッチによるルーティング設定に問題ないことを確認しております。
> ネットワークアドレスが異なると、ルーティング設定をしても通信が出来ないや、受信機のファイアウォール設定が影響している等、情報がございましたらご教示頂けますと幸いです。