nf
2025年3月14日 16時11分
お世話になります。
Armadillo-IoT G3L の後継機として A9E が指定されていますが、Base OS を使用しない素の Linux を採用する製品はありませんでしょうか?
Base OS は修正したアプリをインストールディスクに反映させるのに、コンテナ作成→実機組み込み→イメージ吸い出しという手順を毎回行う必要があり、手間がかかりますので、at-debian-builderとmake_install_diskでインストールディスクを作成できる従来型のほうが利便性が高いと感じています。
at_dominique.m…
2025年3月14日 17時27分
nfさん
お世話になっています、
マルティネです。
> Armadillo-IoT G3L の後継機として A9E が指定されていますが、Base OS を使用しない素の Linux を採用する製品はありませんでしょうか?
>
> Base OS は修正したアプリをインストールディスクに反映させるのに、コンテナ作成→実機組み込み→イメージ吸い出しという手順を毎回行う必要があり、手間がかかりますので、at-debian-builderとmake_install_diskでインストールディスクを作成できる従来型のほうが利便性が高いと感じています。
意見を共有していただき大変ありがとうございます。
素の Linux を使おうと思えばできなくはないと思いますが(サポートはしてませんが、最終的にbootloader・カーネル・dtb 入ってたらユーザースペースは何でもいいので)、今回困ってる点はもしかしたらドキュメンテーションの問題かもしれません。
Armadillo Base OS でも、「イメージ吸い出す」以外の開発方法はちゃんとあります。
開発ツールページには build-rootfs というツールがあって、名前によらず rootfs のイメージだけではなくインストールディスクまで生成できます。
その「rootfs」が担当しているのは、名前のとおり Armadillo Base OS 本体の部分だけですが、「
[製品]/image_installer/installer_swus
」ディレクトリを作ってそこに swu を配置すると(インストールディスクイメージの /installer_swus/*.swu ファイルができて、)インストール時にインストールされます。その最後の点は実装したときにマニュアルになにかを書いたつもりではありましたが、今検索してみたら何もないですね…申し訳ございません。
なので、swu を全く使いたくない場合は build-rootfs だけでコンテナ無しの開発もできます(common/image_firstboot/etc/swupdate.pem さえを空にして、パスワードなどを設定していただければ問題ないと思います)し、OTA アップデートやコンテナの仕組みを使いたい場合でも製造の分には吸い取る形じゃなくてもできます。
大変お手数ですが、よろしくお願いします。